貧血・脳貧血・低血圧の違いは?



貧血・脳貧血・低血圧は、めまいや立ちくらみ、目の前が真っ暗になって倒れそうになったり、体が疲れやすくだらしくなったりと、同じような症状があると混同されやすいですが、まったくの別の病気です。
貧血・脳貧血・低血圧の違いについてまとめてみました。

スポンサードリンク

低血圧と貧血は、一部の症状が似ているため混同されやすいですが、まったく別の病気。
また、脳貧血も貧血と混同されやすい病気の一つとされています。

貧血・低血圧・脳貧血の違いについて解説します。

 

■貧血って?

貧血は、赤血球あるいはヘモグロビンが少ない状態を言います。

原因によって

・鉄欠乏性貧血、
・ビタミンB12欠乏性貧血、
・葉酸欠乏性貧血、
・再生不良性貧血、
・溶血性貧血、
・続発性貧血、
・失血性貧血

に分類され、治療法もそれぞれ異なります。

関連記事
鉄欠乏性貧血の原因 症状 治療 予防法は?

ある一定量の血液の中に含まれる赤血球、
またはヘモグロビンが正常値以下(男性1dl中12g以下、女性10g以下)に減少した状態のことをいいます。

原因のうちのほとんどが“鉄不足”からきます。
(鉄不足以外の原因で貧血になることもありますが)

ヘモグロビンはヘムとグロビンから成る複合タンパク体ですが、
ヘムの成分の中には鉄が入っています。

したがって、鉄が不足するとヘモグロビンができなくなります。
赤血球が小さくなったり赤みが薄くなってしまいます。

赤血球の役割である、酸素を体内に運ぶはたらきにも支障が生じて
動悸、息切れ、めまい、倦怠感などの症状が出てきます。

スポンサードリンク

 

■脳貧血って?

脳への血液の供給が一時的に不足して、
めまい、立ちくらみといった症状を起こす症状です。

特徴としては急に立ち上がったり起き上がったりした時など、
急に頭の位置を動かした時に症状がでやすくなります。

また、朝礼の時や長時間立っているときなどに倒れそうになったという経験の人も多いと思います。

理由は急に立ったり長時間立っていることで血液が体の下の方に行ってしまい、
脳に届かなくなるからですが、これも脳貧血の症状のひとつです。

脳貧血は血液が欠乏しているわけではないので鉄分は関係なく
これらの症状は低血圧と自律神経の働きの低下です。

普通は血圧が下がっても自律神経が血圧を調節するので脳貧血は起きません。

ですが自律神経の働きが低下している場合はそれらの機能が上手く働かないため
脳貧血の症状がでてしまうのです。

一時的に脳の血流が不足して起こる脳虚血症で貧血とは根本的に異なります。
脳貧血は起立性低血圧の別称とも呼ばれています。
 

■低血圧って?

低血圧は高血圧と比べ明確な基準はありません。

厚生労働省は安静時収縮期血圧が90mmHg以下を低血圧と定義しています。
(男性105mmHg、女性100mmHgを低血圧とする考え方も一部ではあるようです)

特に最高血圧が低い状態をいい、高血圧のようにはっきりとした基準はなく、
また高血圧のように重大な病気であることは少ないとされています。

原因によって、

・本態性低血圧、
・起立性低血圧、
・二次性低血圧

に分類され、治療法も異なります。

血圧が低くなると、重力に反して血液を送らなくてはいけない脳や、身体の末端への血流が悪くなり、
全身の倦怠感、立ちくらみ、めまい、冷え症、肩こり、動悸、食欲不振などの自覚症状がでます。

貧血の症状とよく似てますよね。

ただ、低血圧には高血圧症のように生命を脅かす危険はなく、
かえって長生きの人が多いとも言われています。

ややこしいですが、脳貧血は起立性低血圧の別称であり、
起立性低血圧(脳貧血)は低血圧の一種と考えるとわかりやすいと思います。

 

以上、
貧血、脳貧血、低血圧の違いをまとめてみました。

 

まとめ

似ているけど違う貧血、低血圧、脳貧血。
貧血とは、血液中のヘモグロビンの量が基準値以下の状態をいい、
低血圧は、血圧、特に最高血圧が低い状態で高血圧のように重大な病気であることは少ないとされています。
また脳貧血は、脳への血流が一時的に不足した状態をいい自律神経の影響が大きいようです。
症状はめまいや動悸、立ちくらみ、疲れやすいなど、いずれも似てる部分は多いですね。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です