東大寺二月堂のお水取りの由来や意味は?日程 儀式の内容は?



奈良東大寺で毎年行われる「お水取り」ですが、その由来や行事の内容などをご存知ですか?
今回は春を告げる行事として有名な東大寺二月堂の「お水取り」の由来や意味、日程、内容などについてご紹介しましょう。

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■お水取りの由来や意味は?

お水取りは文字の通り「井戸からの水くみ」を表わし、
奈良の東大寺で行われる行事です。

これは「修二会」と呼ばれる一連の仏事(法会)のひとつで
僧侶たちが井戸から水を汲んで仏様に供えます。

修二会(しゅにえ)は、752年(天平勝宝四年)に、
東大寺の初代別当である良弁僧正の高弟、実忠和尚によって創始されました。

己の罪と穢れを懺悔し五穀豊穣などを祈願する行事で
旧暦の2月1日から行われていたことから、修二会と名付けられています。

新年の平安や豊穣を祈るもので我々の冒した罪や穢れ
(道を歩いていて数えられない程の蟻を踏み殺してる、要は皆が罪穢れを持っている)を練行衆が身代りとして祈って下さるといわれている。

出典:https://kotobank.jp/word/%E3%81%8A%E6%B0%B4%E5%8F%96%E3%82%8A(%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E5%AF%BA)-188286

東大寺二月堂のお水取りの修二会は有名で
1250年以上も続いているんだそうです。
 

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■お水取りの日程は?

奈良東大寺で3月1日~14日まで行われます。

3月1日からお水取りの本行が始まりますが
練行衆は食堂に集まり、悔過の行に入る前に、和上から「八斎戒」を受け、
14日間にもわたって水と火の行法が行われます。

「八斎戒」とは、不殺生、不偸盗、不淫(不邪淫ではない)、不妄語、不飲酒、立派な寝具や香水やアクセサリーを付けない、歌舞音曲せず、正午から日没まで固形物を口にせず、の八項目をいう。

そして、いよいよ12日の夕方からお水取りのクライマックスが始まります。

信者が奉納した12本の大きな籠松明(かごたいまつ)を修行僧たちが担ぎ
百段以上もある石段を駆け上って二月堂の回廊で振り回します。

昔からの風習で、その火の粉を浴びると災厄が祓われるといわれ
参拝者は先を争うように火の粉を受け無病息災を祈願します。

 

■お水取りの儀式は?

3月12日深夜(13日の午前一時過ぎ)になると「お水取り」といい、
若狭井という井戸から観音様にお供えする「お香水」を汲み上げる儀式が行われます。

また、これに先駆けて毎年3月2日に福井県(若狭の国)小浜市の神宮寺においては
「お水送り」の儀式が行われています。

白装束の僧が巨大な松明を「エイ!エイ!」と、掛け声とともに振り回し
大護摩に火が灯された後、住職が送水文を読み上げ、鵜の瀬からくみ上げられた香水が
遠敷川に(おにゅうがわ)に流され、この香水が十日後、東大寺二月堂「若狭井」に届くとされています。

鵜の瀬は遠敷川の中流に位置し、日本名水百選の一つ、
二月堂のお水取りの水はここから届けられるといわれ、古代ロマンを感じますね。

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●東大寺二月堂
住所:奈良県奈良市雑司町406-1
参拝時間:自由
アクセス:【電車】JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分、または近鉄奈良駅から徒歩約20分
     【車】下記URLより
http://www.todaiji.or.jp/contents/access/
駐車場:奈良県営大仏前駐車場(有料)/ GSパーク東大寺西大門駐車場(有料)
TEL:0742-22-5511

参考書籍:暮らしのしきたり一二か月 / 日本の年中行事

まとめ

お水取り(修二会)は己の罪と穢れを懺悔し、五穀豊穣などを祈願する行事。まさしく“行”です。
大きな松明を振りかざし一周するなど、東大寺二月堂のお水取りは春の到来を告げる仏教行事として有名ですね。
現福井の鵜の瀬でお水送りをし、奈良の若狭井でお水取りをする。真っ暗い中で松明と火の粉だけが赤々と燃えてなんとも幻想的な初春の行事といえます。

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