認知症ケア!ユマニチュードケアで患者も家族も救われる



NHKクローズアップ現代で放映され、フランス生まれの認知症ケア「ユマニチュードケア」が注目されています。
ケアの方法を変えることで認知症の患者とコミュニケーションが図れるようになるといいます。それはまるで「魔法のよう」とさえ称されています。

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■認知症ケアで悩む医療機関

認知症になると入院させられて注射を打たれたり点滴をされたりする理由が理解できません。
だから嫌がってあばれたり、点滴を抜いたりすることがあります。

尊厳をもって患者さんに対応したいのに方法がわからず、
病院は仕方なく拘束したり鎮静剤の注射を使用したりします。

しかし、動けないようにすれば患者の全身状態は更に悪くなります。

医療に係ってる人はその矛盾に悩み、結果、医療スタッフが疲弊してしまいます。
ですから、医療機関の中には、徘徊や管を抜くなどでほかの患者さんに危害を与えかねない認知症の人を断る所もあるといわれています。

 

■認知症ケア!ユマニチュードとは

ユマニチュードは、フランス生まれの認知症ケアです。
日本では東京医療センターの医長さんがフランスでユマニチュードケアの技法を学ばれ資格を取得されました。

人は見つめてもらい、誰かと触れ合い、言葉を交わすことで存在する!
人は死に至るまで立つことで人としての尊厳を自覚する!
ケアする側が対応を変えることで患者も変わってゆく!

 
ユマニチュードにより、治療に非協力的だった人が、口の中に軟膏を塗らせてくれたり、
ケアの際に唾を吐いたりひっかいたりしてた人が「ありがとう」といってくれるまでになったとされています。

ユマニチュードは世の中にある「良いケア」を体系化したものです。
ざっくりいうと、ユマニチュードは、「あなたは大切な存在ですよ」ということを相手にわかるように伝えるためのテクニックなのです。
ケアする側が対応を変えることで患者も変わってゆく!と教えています。

 

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■ユマニチュードの技法

1)見る

・同じ目の高さで見る(対等な関係を示す)
・正面から見る(認知症の人は視野が狭いので鼻を中心に15度くらい)
・近くから見る(率直さと親しさを表す)
・長く見る(0.4秒以上の時間を共有することで親密さを示す)

2)話しかける

・優しく話す(穏やかなソフトな声で)
・前向きな言葉で話す(会話を楽しんでるようなメッセージを出す)
・相手が黙っていても声をかけ続ける

3)触れる

・優しく触れる
・広い面積で包むように触れる(つかんだり、つまんだりしない)
・なでるように触れる

4)立つ

・歯磨きやトイレ、体を拭く際など立てる人には立ってもらう。
視界が開けることでより多くの情報が届く。筋力維持にも良い。

 

■ユマニチュードは家庭でも使える技法

ユマニチュードで最も大切なことは、1)の見るという行為
相手を威圧するような見下ろす視線や、斜めや横からの視線は絶対しないことです。

同じ目線で、正面から近づき、鼻先20cmくらいの距離から、優しく話すこと。
会話も「今日はよい天気だね」「桜がきれいだよ」など、
前向きな言葉で会話を楽しんでるように話すことがポイントとされています。

相手が反応しなくても黙り込まない。2人で体を拭く場合は、一人が患者の体を支えて前から向き合い、
視線をとらえて話す相手となり、もう一人がその間に体を拭くと良いとされています。

嫌な相手や係り合いたくない相手に目線をそらした経験は誰でもあると思います。
認知症患者を抱えていると、この辛い日々がいつまで続くのか・・・と不安に駆られ、つい心が折れそうになる時もありますね。

しかし、ユマニチュードは技術として行うものです。
今よりもつらい思いをしないで実践できるといわれています。

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まとめ

ユマニチュードは4つの柱があり、家庭でもできる技法!認知症患者を抱えてるご家庭では是非取り入れてほしいと思います。ユマニチュードは認知症ケアだけでなく、ICU、小児病棟、透析、歯科治療などでも効果的に使える手法だといわれています。「ユマニチュード」が医療にたづさわってる方たちと患者や家族の希望の光になることを願っています。



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