不整脈の心室細動とは!原因 治療 心電図 AED 対処法を調べてみた


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急に心臓がパクパクしたり、胸がキューンとなったり重ぐるしい感じがすると不安になりませんか?
スポーツ選手が試合中に心室細動で突然死したとのニュースもよく聞きます。
体力に自信があるスポーツ選手にも起こりえる心室細動とは一体どんな病気なのでしょう。そしてもしかしたら救えるかもしれない方法とは…

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■不整脈の心室細動とは

人が倒れて意識を失った場合は、
心臓が心室細動という不整脈を起こしている可能性があるとされています。

心臓を動かしている電気系統(心臓の筋肉の一部から発信された微量の電気が伝わるしくみ)が
何らかの原因で混乱するとリズミカルな収縮が行えなくなるんだそうです(不整脈)。

その不整脈の中でも、とくに心臓の血液を全身に送り出す場所(心室)がブルブル震えて(細動)、
血液を送り出せなくなった状態(心停止状態)が心室細動と呼ばれています。

この心室細動が起こると、脳や腎臓、肝臓など重要な臓器にも血液が行かなくなり、
やがて心臓が完全に停止して死亡してしまう、とても危険な状態とされ、
5〜15秒で意識が消失します。

心臓が原因の突然死の多くは、この心室細動を起こしているといわれています。

下の図の心電図を見ても、脈が乱れ震えているのがわかります。

クリックで大きくなります。↓

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出典:http://www.jhf.or.jp/aed/saido.html

 

■目の前で人が倒れたら

目の前で心室細動という致命的な不整脈によって人が突然倒れたらどうしましょう。

その場合は、
救急車やAEDの到着を待つ何分かの間にも、まず心臓マッサージ(胸骨圧迫)を行います。

心室細動を起こすと、1分経過するごとに約10%づつ助かる確率が減っていくといわれています。

救急車が現場に到着するまでの時間はおよそ6分かかるとされており、
何もせず、救急車を待っていたのでは助かる確率がかなり低くなります。

人が倒れた場所の近くにAEDがあり、
すぐに操作をすれば助かる可能性は非常に高くなります。

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■AEDとは

AEDは心室細動を治療する器械で、
自動体外式除細動器(じどうたいがいしきじょさいどうき AED)といいます。

胸に貼られた電極パッドを通して、
心臓の状態を自動診断し、心室細動と判断した場合だけ、電流を流す指示を出します。

心室細動以外の不整脈や心停止、あるいは呼吸や意識などがある場合には
電気ショックの指示を出しませんし、間違ってボタンを押しても作動しません。

ですから、助けることができるのは、心室細動を起こしている人だけとなります。

また、心室細動であっても、必ず効果があるとは限りません。
もともと心臓が弱っている人の場合や、電気ショックを行うのが遅れたときなどは、
使っても救命できないこともあるといわれています。

最近亡くなられた前田建さんも不整脈の持病があったとされ、
倒れた時に通リがかりの人がAEDを使って心臓マッサージをされましたが
既に手遅れ状態だったといわれてます。

前田健さんはお気の毒でしたが、
しかし、使わなければ助かる可能性はずっと低くなるため即使うことです。
使っても状態が悪化することはないといわれています。

できるだけ早く(3分以内が望ましい)電気ショックをかけるのがよいとされています。

 

■心室細動の予防とAED

お酒の飲みすぎ、睡眠不足、過労、ストレスなどを避けることです。

また、脱水になると血栓の形成を助長するので、心室細動の人には水分の摂取をお勧めします。

水分は心臓や腎臓が悪い人には水分排出がうまくいかず、むくみの原因となりますが、
心臓の病気である心室細動の人には水分を取ったほうが安全なのです。

AEDは消防署や日本赤十字社で使用方法の講習会が開かれていますが、
講習会を受けていない人でも簡単に使用できるような平易な構造になっているといわれています。

心室細動から救命された患者さんには、心室細動を予防する治療とともに、
心室細動が再発した場合でも確実に救命がなされるように
植込型除細動器(うえこみがたじょさいどうき)ICDの植え込みがすすめられます。

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まとめ

心室細動で人が倒れた場合は心臓マッサージを行いながら、とにかく一刻も早く3分以内にAEDを使うことが命が助かる方法だそうです。
AEDを街中にもっと増やし、誰でも操作できるように学校でも人工呼吸とAEDは授業の一環として取り入れてほしいですね。心室細動で倒れ、命が救われた人は植込型除細動器(うえこみがたじょさいどうき)ICDの植え込みがすすめられています。

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