慢性膵炎の原因 症状 治療 予防法について調べてみた


7ead2e2c89044795550d6a359e907a15_s
膵臓の機能がゆっくりと低下し体に様々な変調が起きるとされる慢性膵炎は
6万人以上の患者がいるといわれています。
進行するとすい臓がんになるリスクが高まりますから怖い病気です。
慢性膵炎の原因や症状、治療法について調べてみました。

スポンサードリンク

慢性膵炎は酒を控えるなど生活を改善し、
適切な治療で症状の進行は抑えることが出来るようですので
まずは早期発見に努めることが求められます。

 

■慢性膵炎は何故起きる?

膵臓には、食べ物を消化する酵素を分泌する「外分泌」
血糖値を下げるインスリンなどのホルモンを分泌する「内分泌」の二つの機能があります。

消化酵素は本来膵臓から十二指腸に届いてから活発に働きます。
ところが慢性膵炎の患者は酵素が膵臓の中で働いてしまいます。

膵臓自体が消化されるため
数年から数十年にかけてじわじわとすい臓の細胞が壊され、
やがて膵臓全体が委縮し固くなります。

男性の場合、原因で最も多いのはアルコールです。
特に毎日2合以上のお酒を飲む人は要注意です。

お酒を飲んでも発症するとは限りませんが
発症しやすい体質の人が飲むと危険だといわれています。

女性は「特発性」と呼ばれる原因不明のケースが多く
同じ病歴がある家族がいる場合は遺伝が原因の可能性もあります。

 

■慢性膵炎の症状は?

初期の段階はお腹や背中の強い痛みを繰り返すことが多くなります。

痛みが出やすいのは食事をした数時間後です。

膵臓内にある「膵管」に石ができることもありますが、
その場合は膵臓から腸に向かう膵液の流れが悪くなるため、強い痛みが出ます。

病気が進行すると、激しい痛みは減りますが
消化や吸収が悪くなり下痢や体重の減少が起こりやすくなってきます。

さらに内分泌の機能が悪くなると糖尿病を発症します。
 

スポンサードリンク

 

■慢性膵炎の治し方は?

最も大切なのはアルコールを断つことです。
タバコもリスクを高めるため禁煙したほうが良いと指摘されています。

そのうえで初期の痛みが激しい段階では、痛み止めの薬に加え、
すい臓の中で酵素の働きを抑える薬などを服用することがあります。

膵管に石が出来た場合は、内視鏡で取り出したり
お腹の外から特殊な機械で衝撃波を与えて石を砕いたりする治療法があります。

それでも痛みが消えない場合は、手術を行います。
膵管に詰まった石を取り除いた後、膵管を腸につないで膵液の流れを回復させます。

こうした治療を適切な時期に行うとほとんどの患者で痛みが消えます。

そういうことで、膵臓が元通りになるわけではありませんが
進行を抑えることは可能です。

 

■慢性膵炎の予防は?

アルコールやたばこを控えることが重要です。

遺伝性の場合は予防が困難ですが、日常的に栄養バランスのよい食事を摂ることで
症状の進行を遅らせることが出来ます。

慢性膵炎の患者はすい臓がんを発生するリスクが10~20倍高まると考えられ
なるべく早期に発見して病気の進行をくい止めることが重要だと指摘されています。

関連記事
・元横綱千代の富士関を襲ったすい臓がんの原因 症状 治療法は?

まとめ

慢性膵炎は肝臓でいえば肝硬変に相当するとし、完治も難しいようですね。
平均寿命も10年ほど短くなるという報告があります。
特に膵臓の病気を患った家族が居る人は注意が必要で、飲酒や喫煙などの生活習慣を見直す必要があります。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です