ススキに多くの漢字と呼び名があるのは何故?種類や歌も知りたい!


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日本の秋の代名詞といわれるススキは秋の七草のひとつですが、多くの漢字や呼び名があります。
ススキの由来は?呼び名がたくさんあるのは?種類は?
ススキは身近な植物で何気なく見ているススキも視点を変えると中々面白いものですw

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ススキは、イネ科ススキ属の植物で
尾花(おばな)や茅(かや)ともいわれる秋の七草の一つです。

お月見の時、お団子の横にススキを飾ることで
馴染みがありますよね。

■ススキの由来は?

ススキの花の由来や語源には諸説あるようですが
「スス」はスクスクとまっすぐに立つことを表わし、「キ」は草や茎の意味であるともいわれます。

別名の尾花(オバナ)は、風になびく穂が
動物の尾っぽのように見えることに由来しているのだとか。

また、茅(カヤ 萱)とも呼ばれ、
茅葺き屋根の材料や、夏越の祓い、年越しの祓いで用いられる茅野輪くぐりにも利用されています。

その他、ススキの種類はかなり多く、
またススキの呼び名も季節によって違ってきます。

ススキのうんちく話として
この際、覚えておくとちょっとした自慢になるかもです♪

 

■ススキの種類は?

ススキがこんなにたくさんの種類があることは知りませんでした。
何気なく見てる野山や道端のススキですが、
あなたの知ってるススキはなんという種類のススキなのでしょう^^

イトススキ

葉が幅5mm前後とたいへん細いススキの品種。
草丈は標準的なススキの半分~2/3ほど。各地のやせた尾根などに見られる。
葉が立ち上がり、あまり広がらないのも特徴。

屋久島ススキ

屋久島産といわれるイトススキで、草丈1m前後と特に背が低く、葉の幅も3mmほど。
鉢で育てるとさらに小さく、草丈30cm以内に収まる。
穂はその分普通のイトススキよりやや貧弱だが、鉢植えには手ごろでいいとされます。

華山ススキ

牡鹿半島の金華山産といわれる小型でやや葉が細いススキ。
イトススキとススキの中間的な印象のもので、イトススキと違って葉が広がり気味となる。

タカノハススキ

古くから栽培される虎斑のススキ。斑は肥料の影響を受けやすく、
特にチッ素肥料を施すと斑が現れなくなるので、多肥に注意します。
性質は丈夫で普通のススキと変わらず、
花の早晩性や、斑の密度の違いなどから単一個体ではないと考えられている。

シマススキ

葉に白い縞斑が入るススキの品種で、古くから栽培されているもののほかに、
まれに野外で発見されることもある。

ハチジョウススキ

ススキの変種とされ、日本列島(関東地方以南)、南西諸島、台湾の海岸に見られる。
ススキより全体に大きく草丈2m強、葉は厚みと幅があり、裏は白っぽいのが特徴。
葉のつけ根に毛がないか、あっても少ない。
その年の気候や地域によるが、冬になっても葉が枯れずに残りやすい。

ハチジョウススキ‘コスモポリタン’

ハチジョウススキの白覆輪の園芸品種。
日本で選別され、アメリカで命名された。
斑は派手だが、真夏の直射日光にも負けない強健な美種。

ハチジョウススキ‘キャバレー’

ハチジョウススキの白中斑の園芸品種。
日本で選別され、アメリカで命名された。
斑は派手だが、真夏の直射日光にも負けない強健な美種。

オギ

ロシア、朝鮮半島、中国中部、日本列島の河川敷などの湿った草原に見られる。
ススキより大きく、草丈2~3m弱、葉の幅も広く、穂もボリュームがある。
根茎は長く這って茎はまばらに立ち、株立ちにはならない。
また、ススキは毛(芒)が黄色みを帯びているのに対し、オギは純白である点が異なる。

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カリヤス

本州(東北南部~近畿北部)の山地の草原や林縁に見られる。
ススキに似た姿だが草丈50~100cmと低い。
また、8月から10月に出る穂は枝(総と呼ばれる)の数が5本前後でススキより少なく、
毛(芒)がないので見た目がかなり異なる。葉の裏に毛がないのも特徴。
似たものにカリヤスモドキがあるが、葉の裏に毛があり、穂に毛(芒)があるので見分けがつく。

イタチガヤ(ソビ、紀州オギ)

アジアの熱帯から亜熱帯地域、パキスタン、アラビア、
オーストラリア(クイーンズランド)の湿った山の斜面や道端などに見られる。
日本では近畿地方以西と南西諸島に分布する。
草丈15~30cmで、8月から10月に麦の穂をごく小さくしたような黄土色の穂を枝先につける。

オオイタチガヤ(姫竹、黒軸カリヤス、黒軸姫笹、姫笹)

アジアの熱帯から亜熱帯地域、パキスタン、アラビア、
オーストラリア(クイーンズランド)の道端や山の斜面などに見られる。
イタチガヤより大型で草丈30~60cm、多数の枝を出し、タケを小さくしたような雰囲気がある。
花は5月から6月に開き、短い穂は1か月ほどで散る。耐寒性はあるが、最低3℃を保つとよい。

ヒナヨシ(台湾オギ)

西表島、台湾、フィリピンの海岸や川沿いの崖などに生える。
アシに似るが、葉の表面はやや白っぽくなめらかで、茎は細く長く垂れる。
常緑性で、冬は最低3℃を保つとよい。
日本で栽培されているのは、大正時代に鈴木吉五郎によって導入された台湾産のものと思われる。

引用元:趣味の園芸

 

■ススキは四季で呼び名が違うの?

ススキは和名で「薄(すすき)」、「芒(すすき)」 と書き、
別名を「尾花(オバナ)」、「茅、萱(ともにカヤ)」とも呼ばれています。

一つの植物に、どうしてこんなに多くの漢字や呼び名があるのか不思議ですが、
もともと音としての名前があって、そこにあとから漢字をあてたからだといわれています。

また、ススキには春夏秋冬で呼び名も違ってきます。

春に堤や畔の枯草を焼いた後、一面に黒くなっている野原を「末黒野(すぐろの)」といいますが、
そこで焼かれ黒くなったススキを「末黒の薄(すぐろのすすき)」といいます。

野焼きという方が分かりやすいですかね。
関西では春に行われる奈良の若草山の「山焼き」が有名です。
 

そして、夏の青々としたススキを青薄(あおすすき)と呼び
穂の出る前の青々と繁っているススキで、葉の縁は鋭く手を切ることもあります。

秋は薄(ススキ)ですね。
普通、ススキというと秋の季節のこのススキを誰もが思い浮かべると思います。

冬は枯れ薄(かれすすき)、枯れ尾花(かれおばな)と呼び、冬枯れしたススキのことで
もともと質素、貧相であったものがさらに落ちぶれた様子をたとえて言う場合もあるんだそう。。。( ノД`)

そして、これらは季語にもなっています。

 

■ススキで有名な歌といえば?

1、野口雨情の民謡「枯れすすき」 歌謡曲の題名「船頭小唄」

♪己は河原の 枯れ芒
同じお前も枯れ芒
どうせ二人は この世では
花の咲かない 枯れ芒

2、昭和枯れすすき  歌:さくらと一郎

♪貧しさに負けた いえ世間に負けた
この街も追われた
いっそきれいに死のうか
力の限り生きたから
未練などないわ
花さえも咲かぬ 二人は枯れすすき

出典:https://www.youtube.com/

 
いかにも昭和の歌謡曲って感じですね。
この年代の方にはとても懐かしい曲ではないでしょうか^^

まとめ

ススキを色んな角度で見てみると面白いですね。
日本の各地で見られるススキですが、日本の風景にマッチしてとても素敵な草花だと思います。
歌謡曲の「昭和枯れすすき」は実に懐かしい♪ 今の世の中は便利になりましたがドライすぎて^^;
私は哀愁のある演歌が好きです。しばらく聞いていましたww

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