花見と言えば『桜』の意味は?サクラ前線の謎にも迫ってみた!



暖かくなり始めると聞こえてくるのが桜の便り。
この季節は桜を始め桃や菜の花、梅などいろんな花が咲き誇り心がウキウキしてきます。
ところで、お花見と言えば『桜』ですよね。チューリップやモクレンとは言いません。
何故かな?春にはその他いろんな花が咲くのに何故『桜』なのでしょう。

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■花見といえば「桜」の意味と歴史について

花見と言えば『桜』ですが、多くの春の花がある中で
何故“さくら”なのでしょう。

ウイキぺディアでは、

花見(はなみ)は、主に桜の花を鑑賞し、春の訪れを寿ぐ日本古来の風習である。
梅や桃の花でも行われる。

とあります。

なるほど、梅や桃の花でも行われるということは、
木になる花。というのがキーワードか?

そう思いながら 花見=桜との関連を探っていくと
以下のような歴史や謂れにたどり着くことが出来ました。

 

1、日本人の精神と桜がリンク

日本人が愛してやまない『桜』

桜は春の一時期に一斉に咲き競い、わずか2週間足らずで散るため、
可憐な花の美しさが開花期間の短さ、散り際の豪華さによりいっそう印象づけられ、
しばしば“人の命の儚さ”になぞらえられます。

桜は日本の文化、美意識の象徴でもあり
ぱっと咲いてぱっと散る!

可憐な花に似合わず、
その潔さが日本人の精神にピタッとはまったのではないでしょうか。

 

2、神様への豊作祈願

昔より花見は農民にとって豊作祈願の行事だったともいわれています。

日本には八百万の神がいるといわれ、
その中には、山や田の神「サ」神が存在しました。

古来より、田の神様は冬になると山へ行き、
春になると里へおりて来ると考えられていました。

「桜」の「さ」は早苗、早乙女、皐月などと同じように稲や田の神様をさし、
「くら」は神様の座る場所という意味なのだそうです。

※他にも、「咲く」に複数の意の「ら」をつけたもの、
咲くの古語「栄ゆ」の転じたもの、などの説もあるようですが。

桜の木は春になっておりてきた田の神様が宿る木とされていたため、
農民は木のもとにお供え物をして宴をし田の神様をもてなしたといわれています。

そして桜の咲き方でその年の収穫を占ったり、
桜の開花期に種もみをまく準備をしたりしていたんだそうです。

 

3、貴族の優雅な宴

神様への豊作祈願とされていた花見も、
次第に花を楽しむための行事と変化していきます。

「万葉集」には桜を詠んだ歌が残されており
当時の貴族たちが桜を好んでいたことがわかっています。

平安時代になると桜の人気はさらに高まりました。
貴族たちは桜の花に心を躍らせ、桜を愛でては歌を詠み、宴を開いて楽しんでいたそうな。

花といえば桜、というイメージが定着したのも平安時代のこの頃と考えられます。

やがて、江戸時代になると、春の行楽として花見が庶民の間にも広がり、
現代のように酒を酌み交わす花見になっていきます。

三代将軍家光が上野に桜を植え、八代将軍吉宗が隅田河畔や飛鳥山を桜の名所にし、
花見の場も増えていきました。

以来、この時季に咲き誇る花は、桜以外にも桃や菜の花など色々ありますが、
日本人にとっては「花」といえば桜の花を意味するようになったといわれています。

 

4、桜は人を狂わせる

日本人が愛してやまない『桜』。
冬の長く寒い時期から一斉に花が咲き競う春!

待ち焦がれた春に、狂ったように咲き競う桜をみて
どうして平常心でいられるでしょう。

平安時代の歌人“西行”は出家したあとも、桜の季節になると
心がかき乱される思いを多くの和歌にしたためています。

花に染む 心のいかで残りけん 捨てはててきと 思ふわが身に

(この世への執着を全て捨てたはずなのに、なぜこんなにも桜の花に心奪われるのだろう)

 
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桜は日本人の心をかき乱し、
人をも狂わせる力があるといわれています。

冬の暗くて長い時期から一斉に花が咲き競う春!
花の命の短さを「人の命のはかなさ」になぞらえ、
短いからこそ、人は狂ったように桜の下で歌い踊り春を謳歌するのです。

それは桜じゃないとできません。
他の花では決して真似できないのです。

 

5、桜の時期はお祝い行事が多い

桜の開花時期(花見の敵期)は3月末~4月初旬。

地域によっても異なりますが、
年度末の3月にあたる地域では卒業式や送別会、
年度初めの4月にあたる地域では、入学式や始業式、歓迎会などと重なります。

お祝い行事と桜のイメージが重なり、
それらを祝う宴会として「花見」をする場合もあります。

花見=桜 となるのも当然の成り行きといえるのではないでしょうか。
 

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■サクラ前線とは?

サクラ前線をウイキぺディアで調べてみました。

桜前線(さくらぜんせん)は、日本各地の桜(主にソメイヨシノ)の開花予想日を結んだ線のことである。「桜前線」という言葉はマスメディアによる造語で、1967年(昭和42年)頃から用いられている。
おおむね南から北へ、高度の低い所から高い所へと前線は進むが、九州より北に位置する南関東の方が先に咲く場合があるなど、開花予想日が必ずしも連続した線とはならない年もある。

 

「桜前線」は日本各地の桜(主にソメイヨシノ)の開花予想日を結んだ線のこと。
マスコミによって造られた用語であって、気象庁の公式用語ではないようですね。

3月初めから気象庁が発表する「さくらの開花予想」の中にて示され
気象庁の資料では、「さくらの開花予想の等期日線図」といわれていたそうです。

もともと「さくらの開花予想の等期日線図」は、
農作業を勧める上での対策として長期予報として始められたものとされ

今のように、行楽目的ではなかったといわれています。
 

■桜の開花予想とは?

花見にとなると行き先の開花状況が気になります。
新聞やTVの開花予想(開花状況)を参考に計画を立てる人は多いですね。

「サクラの開花予想」はいつ、どのようにして決まってゆくのか!
ウイキぺディアを参考にまとめてみました。
 
気象庁による「さくらの開花予想」の発表は、
1951年(昭和26年)に関東地方を対象に始められました。

その後、1965年(昭和30年)より
沖縄・奄美地方を除く全国を対象に行われるようになったんですが、
2010年からは観測のみを行っているとされています。

さくらの開花予想ですが、平均値(1981年~2010年の30年間の累年平均値)と比べて

2日以内のズレであれば「平年並」
3日以上のズレがある場合は「早い」・「遅い」
7日以上のズレがある場合は「かなり早い」・「かなり遅い」

と発表されます。

 

桜が咲くのは「気温」に関係してるのですが、
ただ、桜は「暖かければ咲く」のではないんですね。

その証拠に九州の南の方、鹿児島などは、暖かいハズなのに、
咲くのは東京より遅かったりします。

桜の開花予想には、統計上の目安があって
2月1日以降の「最高気温」の積算が600度を超えると開花する「600度の法則」や、
2月1日以降の「平均気温」の積算が400度を超えると開花する「400度の法則」などが知られています。

その意味では、暖かい鹿児島なら
まっ先に咲いてもよさそうなのに、これまたそうではありません。

これは、桜の開花には「春の暖かさ」に加え、「冬の寒さ」が必要だとされ、
2℃の気温を800時間経験させないと、休眠打破しないからだといわれています。

気象庁によると開花から満開(80%以上が咲いた状態)までの日数は

沖縄・奄美地方で約16日、
九州から東海・関東地方では約7日、
北陸・東北地方では約5日、
北海道地方では約4日

と北上するほど短くなる傾向にあることからも、
とにかく寒さがスイッチの1つであることはホントのようです。

そういうことで、通常日本で見られる桜「ソメイヨシノ」は、
気温差が足りないため沖縄では咲きません。

沖縄の桜は「ヒガンサクラ」という種類で、梅の花そっくりなんだとか。

桜が開花するには暖かさだけでなく寒さも必須条件だということが
よくわかりますね。

民間の提供元ウェザーニューズでは、
2003年(平成15年)より独自の調査による開花予想を発表しています。

2月中旬に桜の開花傾向を発表した後、
3月1日に第1回の開花予想を発表。

発表する地点は多くの花見の名所(2010年(平成22年)は660箇所)ですが
報道発表では各都道府県内の代表的な花見名所を発表するため、
標本木は各地の気象台内にある気象庁の予想と場所がずれることがあるんだそうです。

そして2010年(平成22年)から開花日の定義を
「対象の木に1輪以上開花した日」に変更すると発表しています。

ただ、昨今の「地球温暖化」の影響で、このように「開花条件」が揃うのが狂ってきて、
以前のような「桜前線」は描きにくくなってきているのも事実なんだそうです。

参考:ウイキぺディア

 

花見=桜 の関連性… うまく伝えることができたでしょうか。

お花見は、いにしえから続く春のレジャー。
桜の花の代名詞となっているということがよくわかりました。

今年もお花見に行きたいと思います♪

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まとめ

花見=桜 の関連性って面白いです。豊作祈願から貴族の優雅な宴会となり、やがて庶民に広がっていったとされるお花見。
桜は今も昔も日本人の心をとらえて離さない魅力的な花です。豪華絢爛に咲く桜が散りゆく桜吹雪もまた格別!
今年もお花見にお出かけしてください。

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