葬式・告別式・出棺・精進落としの流れとマナー



日本での葬儀の9割は仏教によって行われますが、仏教と言っても宗旨宗派により異なります。
それぞれの宗派における葬儀の意義や手順、儀礼・作法などについては、菩提寺の住職、僧侶、または葬儀社に尋ねてみてください。
ここでは葬儀 告別式 出棺などの一般的な流れをご紹介します。

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■葬式と告別式の違いは?

仏式のお葬式や告別式に出席することを「会葬」といいます。

葬式とは、故人が生前、縁のあった人に分かれの挨拶をし、
遺族や近親者など関係の深い人が故人の成仏を願う儀式。

通夜が終わった翌日の午後1時から始めるケースが多いですが、
翌日が友引の場合や年末年始にかかったり、僧侶や火葬場の都合で日程がずれる場合もあります。

一方、告別式は生きてる人から故人に別れを告げる儀式で
本来は個々に行われる儀式です。

葬式が終わったあと、午後2時から始めるケースが一般的です。

しかし、最近はお葬式と告別式を区別せず同じ日に行うことも多く
深い親交のあった人も、仕事上の付き合いの人も、区別なく出席するようになりました。

葬式と告別式が別の日に行われる場合、
故人や喪家と親しい間柄であれば、葬式と告別式の両方に出席します。

それ以外の場合は、告別式のみの出席とします。

 

■会葬者のマナーは?

葬式や告別式に参列する場合、式場には開始時刻の少なくとも30分前にはついておきましょう。
受付ではお悔やみを述べ、芳名帳に記入して香典を渡します。

(通夜で香典を渡してる場合は記帳のみ行います)

それから、親族席ではなく、一般客の席(祭壇のすぐ前ではなく、ずっと後の方)へ座ります。

続けて告別式が行われる場合は、引き続き参列します。

都合で参列できない場合は、
葬式終了後に目立たないように席を外しましょう。

その場合、受付や世話役には一言挨拶をして帰るといいです。

告別式では、到着した参列者から順番に焼香します。

なので、開始時間に多少遅れても目立ってしまうことはないでしょうが
告別式だけ出席する場合は終了間際にあわただしく駆け付けるようなことは慎みます。

 

■会葬者の服装は?

故人と最後の別れをする儀式ですから、礼を重んじて喪服を着用します。

ただし、地味な服装であれば、喪服にこだわらなくても良いとされています。

男性なら黒のスーツに黒ネクタイ、女性なら地味なデザインの黒いワンピースかツーピース。

レンタルもありますが、人生で必ず必要になりますので、
一着は自分のサイズにピッタリの礼服を用意しておくことをおすすめします。

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アクセサリーは結婚指輪以外はつけないのが原則ですが
洋装では、パールや黒オニキスなどの一連のネックレスを用います。

葬儀用に購入される場合は、黒真珠よりも無難な白真珠で一連のもの。
大粒でない(7~8mm程度)もので形は真円にします。

女性は派手なメイクやきつい香水も控えるようにしましょう。
 

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■出棺の見送りと火葬場への同行は?

出棺は、葬式、告別式と進み午後3時頃から始まるケースが多いようです。

一般会葬者も、出棺を見送るのが礼儀ですので
頭を下げ、静かに棺を見送ります。

その際、厳冬期以外はコートやマフラーを脱いで手に持つのがマナーです。

また、出棺を見送った直後に、周りの人たちと世間話などをするのは慎みましょう。

霊柩車についていって焼き場まで行くのは一般的には親族だけですが、
遺族から求められた場合はできる限り同行してください。

ただ、車の手配などの都合もあるので
自分から申し出るのは遠慮したほうがいいですね。

どうしても同行を望むなら前もって世話役に相談してみるといいでしょう。

 

■精進落としの席のマナーは?

葬儀を手伝ってくれた人たちの労をねぎらう意味合いがある「精進落とし」。

僧侶や世話役の人たちは上座をすすめられますが
この場合は遠慮せずに席に着きましょう。

葬儀が終わったとはいえ、遺族は深い悲しみの中にいますから
お酒の飲み過ぎや話題選びには気を付けましょう。

精進落としは1、2時間ほどで終わるのが一般的です。

帰る際には遺族に励ましの言葉をかけてあげたいと
言葉を探す人は多いようです。

ただ、何か慰めの一言を言いたいと思い、言葉を探しても、
遺族にとって、心が凍り付くような時には
どんなことを言われても胸に届かないものです。

それどころか、
『慰めなんかいわないで欲しい』と思ってたり…

ですから、静かにアイコンタクトをして会釈をする、
親しい人なら黙ってハグする。

それだけでいいと思います。

言葉はいらない時だってあるということを
知っておいてください。

 

■帰宅後のお清めって?

通夜や葬儀、告別式から帰宅したら、穢れを払うためにお清めをします。

門の前、玄関先に立ち、家の人に会葬礼状の中に入っている塩の小袋を渡し
胸元、背中、両足元の順にかけてもらいます。

自分で塩をふるときも同じ手順で行ってください。

参考書籍:恥をかかないマナー辞典

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まとめ

お通夜やお葬式などデリケートな場では、神経を使いますよね。
ちょっとした気遣い不足や言葉の選択ミスがトラブルのもとになったりします。
時には沈黙がすべて!「励ましたい」「慰めなければ」と、無理に言葉を探す必要はないのかもしれません。
故人や喪家との親交の深さにもよりますが、微妙な心の動きを読み取るセンスが問われるように思います。

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