熱中症よりも怖い突然死を招く夏血栓とは?!


40度近い酷暑の日本
毎日40度近い猛暑日が続いている日本。ついつい熱中症のことばかりが注意喚起されていましたが、朝のワイドショーでは熱中症と間違いやすい夏血栓のことが放送されていました。実は熱中症だと思っていた病が突然死をも招く夏血栓かもしれない…というのです。

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■夏血栓って?

汗をかくと「脱水」し、体から水分が出ていきますよね。
水分をとらないと体内の血液はドンドン濃縮されていきます。

この状態が続いていくと、血管の中はドロドロになり次第に血液が固まり始め、
それがひどくなっていくと、固まった血液が血栓となって血管に詰まっていきます。

このように夏のこの時期に“脱水”によって血栓ができてしまうことを「夏血栓」といいます。

そして詰まる場所によっては、

心臓に詰まると「心筋梗塞
脳に詰まると「脳梗塞
肺に詰まると「肺塞栓症

になります。

ちなみに、熱中症とは、体温が急激に上昇して、体温調節機能が乱れ、体内の水分や塩分のバランスが崩れてしまう機能障害のこと。
  → 熱中症の原因と症状!4つのタイプの対処法とは?!

「肺塞栓症」というのはエコノミー症候群ともいわれ、
血の流れが同じ姿勢をずっとしてることによって悪くなって塊ができ、それが肺に行くと「肺塞栓症」になるといわれています。

ところで「心筋梗塞」も「脳梗塞」も「肺塞栓症」も怖いんですが
夏は脳梗塞の発症件数が一番多いということを知ってますか?

ヒートショックとか考えると冬なのかと思われますが、
実は夏が一番危険なのだそうです。

そして、脳梗塞の原因である血栓ができやすい人は

高血圧である!
60歳以上の高齢者に多い!

といわれてますが、脱水によってできる夏血栓は、
病気も年齢も関係なく若い人でも十分に夏血栓になる可能性があるということです。

もちろん、高血圧やコレステロールの高い人、糖尿病の人など動脈硬化のリスクがある人が起こりやすいのはもちろんですが、
「夏血栓」はどの年齢でも、そして普段健康な方でも誰にでも起こりえる病気だといわれています。

 

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■夏血栓の症例として

番組中では以下のような夏血栓の症例があげられていました。

●症例1
風邪かな?それとも熱中症かな?といいながらも
少しめまいがあって頭痛もするという患者さん。
医師は長年の経験から、嫌な予感があったのでMRIをとってみたら「脳梗塞」だった。

●症例2
午前中は全く元気だった患者が2時間デパートでショッピングしている最中に、
めまいがして倒れてしまい救急で運ばれたら「脳梗塞」だった。
デパートの中は涼しいからと水分を取らなかったのが原因らしい。

●症例3
銀行員の50代の方「仕事中に歩くと苦しいんです」といって病院へ駆け込んできた。
レントゲンで写真をとると肺の所の血管の一部が太くなっていた。

精密検査をしたら、2ケ所で肺塞栓症の確認ができた。
確認されたのが深夜だったこともあり、次の朝すぐ来てくださいといい
その方は言われた通りよく朝、病院へ。
ところが病院へ到着して10分で心肺停止になり、直ちに蘇生措置が行われ一命をとりとめた。
この方は通院歴や持病はなかったということです。

症例の原因はいずれも猛烈な暑さによる脱水によって起こったのですが、
デパートの中やオフィイスが涼しいからといって水分を取らないのは脱水の危険があるということが十分に伝わってくる症例だと思いました。

 

■熱中症と夏血栓の分かれ道は?

前述症例からもわかるように、
熱中症と夏血栓の病気には似た点も多く医者でさえ間違うことがあるのだといいます。

熱中症も夏血栓も水分の少ない高齢者はリスクが高いのですが、
夏血栓の場合は一発で突然死のリスクになるということなのでより深刻といえます。

では脱水によって熱中症にいくのか、
夏血栓にいくのかの分かれ道はどこなのでしょうか。

厚労省の統計では、熱中症の死者の約8割が65歳以上の高齢者といわれ、
2018年の熱中症での死者は現在12人だそうです。

これについて、この猛暑で意外と少ないな?と思ってしまいますが、
これは搬送直後に死亡と診断された場合のみ計上される数字なのだそうです。

治療後の死亡や、救急隊が出動した現場で死亡確認された人は含まれないので、
実際はさらに多いとみられています。

もしかしたら熱中症でなく夏血栓が原因で、
救急隊が現場に到着した時にはすでに亡くなられていたり、搬送先で治療後に死亡されたということも十分に考えられます。

もし夏血栓だとしたら心筋梗塞や脳梗塞、肺塞栓症などの突然死につながるのですから
運よく搬送された場合でも、医者がうまく夏血栓を見つけられなかったらと思うと、怖いですよね。

そのためにも家族や付き添いの方は、
医者に熱中症か夏血栓なのかを十分に調べていただくようにお願いする必要があると思うのです…。

日ごろから暑い夏には熱中症だけでなく、
夏血栓も頭に入れて日々の生活をしていくことが大切だといえるでしょう。

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まとめ

熱中症と夏血栓は症状がよく似ていますが、夏血栓は高齢者だけでなく、若者や持病がない人でも起こりやすい病気だということです。
もともと、血液がドロドロの人はより危険で、普段サラサラでも水分をとらなかったらドロドロになるので、どちらもリスクがあるといえます。脱水は危険な病を呼び込むため、こまめに水分をとるように心がける必要がありますね。40度近い酷暑の中、真夏に健康に過ごせることは今や奇跡だといえる時代になってしまいました( ノД`) 本当に暑いですね。皆様もご自愛ください……

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