麻疹(はしか)の原因 症状 治療と予防法は?


麻疹かな?頭が痛い子供
麻疹(はしか)の感染者が増えているようですね。麻疹は2回の予防接種で発症を防げるので、我が国は確実に接種を呼びかけていますが、それでも麻疹はなぜ起きるのでしょう。

今回は麻疹の原因や症状、治療や予防法についてまとめてみました。

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■麻疹は何故起きる?

麻疹は一般的に“はしか”と呼ばれ麻疹ウイルスに感染して発症します。

咳やくしゃみなどによる飛まつ感染や、
直に接触したりして感染していきます。

感染力は非常に強く、免疫を持たない人が病原菌に触れると
ほぼ100%感染するといわれています。

ちなみに感染力は1人の感染者がいると、
12~14人にうつるのだそうです。

確かに感染力は強烈ですね。

世界でも毎年2000万人が感染し9万人が亡くなり、
国内でも2008年は既に患者は1万人を超えていました。

そういうことから国は2006年、2回のワクチンを定期接種として
国内にいてるウイルスの根絶を目指したのです。

対策が奏功し15年には世界保健機構(WHO)から
“日本は排除状態”と認定されました。

その時の国内の麻疹患者数は35人

しかし、近年は海外からの渡航者の持ち込みで
患者がじわじわと増え続けているのです。

国立感染症研究所の調査では

2016年(165人)
2017年(189人)
2018年(5月20日現在162人)

今年は300人は超えるのではないでしょうか。

 

■麻疹の症状は?

感染から10~12日の潜伏期間を経て発症します。

初期には、

・38度前後の発熱、
・だるさ
・咳、鼻水、のどの痛み
・結膜炎、
・口の中の白いブツブツ

など、風邪によく似た症状が2~4日続きます。

特に、口の中の白いブツブツは特徴的
この時期の感染力が一番強力だといわれています

次の発疹期になると、

・39度を超える高熱
・全身の発疹
・せき、鼻水、のどの痛み
・結膜炎

とくに体中に赤い発疹が出て3~5日続きます。

気を付けなければいけないのは、肺炎や脳炎などの合併症です。
亜急性硬化性全脳炎」は最も重い合併症とされ、感染後5年以上たっても脳に炎症を起こします。
 

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■麻疹の治療や予防法は?

麻疹には効果的な治療法はなく、対処療法になります。

マスクや手洗いなどでも防ぐことはできません。
必ず2回の予防接種が重要なのです。

もし患者と接触したことがわかれば72時間以内に緊急的にワクチンを投与すれば
発症を防げる可能性があるといわれています。

一度発症すると免疫は一生涯持続され
現在日本では国民の約9割が免疫を持っているのだそうです。

ただ1977~90年生まれには予防接種が1回のみで
十分な免疫を持ってない人も多く居るとされ、
この人たちが感染した場合は、軽めの麻疹の症状が出るそうです。

軽いといっても、一応感染源にはなりえますので
感染拡大を防ぐためにも本人も周りも注意が必要です。

過去の感染歴や接種歴などが母子手帳などでも確認できなき場合は
医療機関で検査を受け結果に応じて接種を検討することが勧められています。

麻疹は国内外の人の移動が活発になる時期に患者が増えるといわれ、

インド、フィリピン、インドネシア、イギリス、ギリシャ、イタリアなどの国は
渡航時に注意が必要なのだそう…

夏休みになり、渡航される方は医療機関に連絡したうえで
指示に従って受診するなりしてください。

参考:読売新聞【医なび】

まとめ

麻疹の感染力は強く、1人で12~14人がうつるそうです。合併症もあり重症化すると命取りにもなってしまいます。麻疹には効果的な治療法はなく、必ず2回の予防接種という対処療法しかありません。自分が十分な免疫を持っているかどうか、母子手帳や医療機関で調べてみましょう。
いちど免疫ができると一生持続されますから安心ですね。

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