口腔機能の衰え(オーラルフレイル)の原因 症状 対策は?


美味しい食事は健康の元
最近食べ物を食べてる最中や水を飲んでる時によくむせてしまうことはありませんか?
そして、むせるとしばらく咳がとまらず辛かったり、硬いものが飲み込みにくく感じたり食べこぼしをしたり…

もしかしたら、その症状は口腔機能が衰えてるのかもしれません。

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■口腔機能が衰える原因と症状は?

口腔機能は「咀嚼(かみ砕く)・嚥下(飲み込む)・発音・唾液の分泌など」に関わり、
大別すれば、「1.食べる、2.話す」となります。

人が口から食べるという行為は単純に噛んで飲み込むという動作に留まらず
口、舌、頬、首の筋肉を使い砕かれた食べ物は
唾液によってまとめられ舌の動きにより喉の奥に運ばれて飲み込まれます。

しかし高齢になると口の周りの筋肉が落ちて、
噛む力や舌を動かす力、飲み込む力などが落ちやすくなるといいます。

噛む力が弱まると、今まで食べられてた料理が硬く感じられ
食べられる料理の種類や量が減っていきます。

そうなると、低栄養状態になり体力が落ち、ますます噛む力や飲み込む力が衰えていくという
負のループに陥ってしまうことに。

 

厚生労働省の調査では70歳以上の3割強が「噛めない食べ物がある」と答えています。

おかゆや流動食もありますが、
食べることは人間の本能であり楽しみですよね。

その幸せが奪われるって悲しいじゃないですか(ノ_・、)

口の機能の低い人たちは、問題のない人たちと比べると、
要介護認定を受けるリスクや死亡のリスクが問題ない人の2倍超になるということもわかっています。

硬い物を食べれなかったり、食べるものが偏って少なくなってくると、
お友達と外で食事も行きたくなくなったりして、引きこもりの原因にもなるでしょう。

年齢を重ねて足腰の筋力が低下するのは、当たり前のことだけど、
『口の衰え』も身体全体、さらには精神的な部分や社会的な面も含めて、健康と大きな関わりがあるのです。

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■口腔機能低下の判定基準は?

日本老年歯科医学界は、
口の働きが低下した状態を【口腔機能低下症】と名づけています。

判定条件は

1、口の中の汚れ具合
2、湿り具合
3、歯全体で噛む力
4、舌や唇を動かす働き
5、舌で押す力
6、かみ砕く働き
7、飲み込む働き

の7項目。

例えば舌や唇の動きは「パ」「タ」「カ」のいずれかを連発して発音し
1秒間に6回以上いえるかを測ったり、

舌の力は空気入れの球を舌で押しつぶして計測するのだそうです。

7項目中3項目以上で基準から外れると【口腔機能低下症】に該当するとされています。

 

■口腔機能低下の改善と対策法は?

舌の機能が衰えるとちょっとしたことでむせやすくなります。

放っておくと、誤嚥して命にかかわる肺炎になることもあるので、
舌の体操を各5回ずつやってみてください。

1、口を大きく開け、舌を思いっきり出す。

2、上唇をなめるように舌を突き出す。

3、口角に向かって舌を突き出して右左に動かす。

4、舌をグルグルできるだけ大きく回す。

 

最初は顎やら首の辺りやらが痛くなりますが、次第に治ります。

また、唇や舌の働きを保つには
「パ」や「タ」の音を繰り返し発する訓練もおすすめです。

「パパパパパパパパパ」「タタタタタタタタタ」と、
なるべく早く、繰り返し発音するのです。

唾液が少なく発音しにくい人は、
こめかみ周辺やえらの下のマッサージで唾液が出やすくなるそうですよ。

他にはですね

舌で押すとへこむ器具や唇と歯の間に挟み外から引っ張る器具などを使っても
口の周りの筋肉を鍛えることができます。

口の衰えは気づきにくいですが、食べこぼしや滑舌の悪化などがあれば
まずは歯科医に相談してみるといいでしょう。

参考書籍:読売新聞【医なび】

まとめ

年齢を重ねて足腰の筋力が低下するのは当たり前ですが、口の周りの筋肉も衰えてくるんですよね。
口の周りの働きが落ちてくると、硬い野菜や肉などが食べづらくなるため、栄養の偏りやエネルギー不足を起こし、全身の健康に悪影響を及ぼすことがあり、最悪、死につながるかもしれません。最近、硬いものが食べづらくなったり、食べこぼしや滑舌の悪化などがあれば、口の周りの筋肉を鍛える運動をすると、今よりも改善できるようなので頑張って実践してみることをお勧めします。

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