川崎病ってどんな病気?症状 原因 治療法は?


熱が出て泣いてる幼児
全身の血管に炎症が起こり、高熱が出るなどの症状をもたらす川崎病が最近増えているようです。
川崎病ってどんな病気なのでしょう。症状や原因、治療法について調べてみました。

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■川崎病の症状は?

川崎病は小児科の川崎富作さんが1960年代にはじめて発表し
この名前がつきました。

川崎病は、“急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群”と言われ、
4歳以下(主に1歳前後)の乳幼児に多く、まれに、小学生になって発症することもあります。
1歳前後と、ある程度大きくなってからの川崎病を比べると、大きくなってからの川崎病は軽く済むケースが多いといわれています。

主な症状としては

1、発熱(高熱が5日~1週間以上続く)
2、両目の充血
3、唇が赤くなり舌がイチゴみたいにぶつぶつになる
4、全身に発疹が出る
5、手足が赤く腫れ、熱が下がると指先がテカテカになったり皮あがむける
6、首のリンパ節が腫れる

これらの症状が5つ揃ったら診断されます。
4つでも、心臓のエコーにて冠動脈が拡張していたり瘤が出来ていたら診断されます。
満たない場合は不完全型川崎病とされます。

その他にも不機嫌だったり、食欲がなかったり、BCGの跡が腫れたりの症状も。

発症後、心臓の冠動脈に瘤ができやすいのが特徴で
患者の2%に後遺症が出るといわれています。

瘤によって、将来的に血管が狭まったり血栓が詰まったりして
心筋梗塞や狭心症になる危険があるとされる怖い病気です。

言葉もままならない乳幼児なので、
親がしっかりと川崎病なのかどうなのかを見定める必要がありますね。

 

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■川崎病の原因は?

患者は病気の認識が広がり数が増えた70~80年代にも
一万人以上となることがありましたが、今もその数は増え続けているんだそうです。

この病気の本隊は冠状動脈を中心とした全身の中小動脈におこる血管炎と考えられていますが、
発症の原因はわからず、増加の理由も今なお不明です。

全国調査によると冬に患者数が増加し、季節ごとに変動が大きいとされ、
親子や兄弟で川崎病を経験するケースや再発もあるといいます。

調査を行っている専門家の中では
「何らかの感染が引き金となり、遺伝的に感受性の高い人が発症する可能性がある」と話されているのですが…。

原因がよくわからないというのが怖いですよね (・_・)?

 

■川崎病の治療法は?

川崎病は根本療法がなく、対処療法によって症状は次第にとれていきます。ただ、最も危険な心臓の冠動脈に瘤ができやすくなるのを防ぐのは急務です。

瘤は発症から10日以降も熱が下がらないとできやすくなるといわれているので早く炎症を止め10日目までに熱を下げるのを目標に治療が行われます。

免疫グロブリン製剤の追加、ステロイド薬の使用、インフリキシマブの使用、
血中の特定の成分を取り除く血漿交換
などがあります。

インフリキシマブは、「生物学的製剤」という種類の薬で
リウマチ治療薬などとして知られているが2015年に川崎病にも使えるようになったとされる薬だそうです。

ただステロイド薬は瘤ができてからでは悪化させる可能性があり、
血漿交換を行うには数日かかるなど、どの治療も一長一短があるといわれています。

多くの患者を治療してきた小児科医は
「免疫グロブリンを使った治療が効かない場合、その患者に有効な治療法を迅速に見極め、
10日までに熱を下げることが数十年後の患者の健康につながる。異常に気づいたら早めに受診してほしい」と訴えられています。

参考書籍:家庭の医学 / 読売新聞【医なび】

まとめ

川崎病は乳幼児に多い病気で、高熱が5日以上続いて、イチゴ舌、掌の浮腫、紅斑、指先の落屑、唇の紅潮や発疹が出ます。4つ又は5つ以上の症状が当てはまれば川崎病と診断されるようです。川崎病は放っておいても6日~7日ほどすれば自然に熱は下がるそうですが、怖いのは心臓近くにできる瘤です。自分で判断せず異常に気づいたら早めにお医者様に見てもらうと安心できると思います。

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