冬至の意味と夏野菜のかぼちゃを食べるのは何故?


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冬至には“柚子湯とかぼちゃ”って昔から母に聞いていました。子供の頃、かぼちゃが嫌いな上にお風呂の湯にぷかぷか浮いてる柚子も正直、あまり楽しくなかったんです。夏の野菜なのに、冬に食べるって変なのって不思議でした。冬至の意味とかぼちゃを食べる理由について調べてみました。

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冬至とは

日本は北半球の位置にあるのですが、

冬至は毎年12月21~22日頃にあたり、
「一年で最も昼が短く夜が長い日」と呼ばれています。

※反対に南半球では昼と夜の長さの関係が北半球と逆転するため、
南半球が日本の慣習的な意味での冬至を迎える日は、夏至に当たります。

そして、冬至の日を境に昼間の時間が徐々に伸びていきます。

植物が枯れて動物は冬眠に入っていく季節、
食べ物が少なくなってゆく冬は昔の人々にとっても不安の大きい季節だったようです。

中国の太陰暦で当時は暦の起点とされ、様々な儀式が行われてきました。
日本でも旧暦を計算する起点として大切な日とされて、色んな慣習があります。

中でも有名なのが「冬至にかぼちゃ」です!

冬至に柚子湯とかぼちゃの意味

日本では冬の折り返し地点でもある冬至には、
栄養のある野菜を食べ、邪を払うといわれる柚子湯に入るという習慣があります。

冬至の日には、柚子湯に入り、小豆粥や南京(かぼちゃ)を食べると風邪をひかないといわれています。

冬至を“湯治”にかけ、“融通が利くように”との思いで柚子湯になったという説も。

冬至には「ん」のつくものを食べるとよいとされ、
そのうちのひとつが南京(かぼちゃ)です。

夏野菜であるかぼちゃは保存性がよく
2~3ケ月保存したものが一番おいしいと言われています。

野菜が不足しがちな冬に、
夏のかぼちゃを大事にとっておいて冬至に食べていたんですね。

冬至にカボチャを食べると中風にならない、
あるいは長生きするともいわれています。

また冬至に食べるとよいとされる「ん」のつく野菜は他にもあります。

南京(かぼちゃ)、レンコン、ニンジン、銀杏、金柑、寒天、うどん、こんにゃく,ごんぼ(ゴボウ)などです。
今夜は柚子湯につかり、小豆粥とかぼちゃで夕食を楽しんでみてはいかでしょう♪

まとめ

昼が一番短くなる“冬至”には、邪を払うといわれる柚子湯に入り、小豆粥や南京(かぼちゃ)を食べると風もひかず長生きするといわれています。昔から言い伝えられてる日本の習慣は、これから厳しい冬に向けて身体を温める食物をとるなど、理に叶っていますよね。
昔の人の知恵を素直に実行することで元気に冬を乗り切ることが出来るということです。

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