若者に増えてる消費者トラブルの原因と対処 対策法!!



ネットショッピングやオンラインサービスなどで商品を購入する人が多くなりました。
それに伴って「消費者トラブル」も多様化し増加の傾向にあるといわれています。
トラブルの原因や対処法について調べてみました。

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■若者に多いトラブルと原因

未成年と比べて20代になるとトラブルも多様になってくるようです。

全国の消費生活センターなどに寄せられた相談によると
最近の若者にみられるトラブルでは
サイドビジネス」「マルチ取引」「エステティック」などが多くなっています。

20代前半の男性の特徴としては、
「フリーローンや消費者金融」「副業」などお金に絡むトラブルが多く

一方、20代前半の女性の場合は
「脱毛」「美顔」「痩身エステ」などの美容関連です。

学生といえどもほとんどアルバイトをしていて
「簡単にお金が儲かる」といった言葉に乗せられてしまうのでしょうか。

全てが悪徳サイトとは限りませんが、
ネットで「副業」と検索すると多くのサイトが出てきます。

またSNSや友人を通じてもうけ話を聞くということもありますが、
大方は、誰かを紹介することで儲けを増やすという
「マルチ商法」であることが少なくないといわれています。

一方、女性の耳に心地よい美顔や痩身エステという言葉は
いつまでも綺麗でいたい、美しくなりたいという女心につけ入り
高額商品を買わされたり、クレジット契約に至ってしまうケースが多いんだそう…

20代前半の若者は、内容をよく確認せず契約したり
「思っていた内容と違う」と感じても、解約についての知識も乏しいため
トラブルになるケースも多くなるようですね。

未成年者の場合は、親権者の同意がなければ契約を取り消すことが出来ますが
成人になるとそうはいきません。

「簡単に大金が稼げる」という言葉や
「簡単に痩せられ美しくなる」という甘い言葉に惑わされず、
冷静に判断しなくてはいけません。

よく、「簡単にやめられると思った」という被害者がいますが
安易な気持ちで契約を結ぶと大変なことになるということを理解する必要があるということです。

一度契約を結ぶと、自分の都合で簡単に契約を解除することはできなくなるのですから・・・
(注:一定期間であれば無条件に解除できるクーリングオフという制度がある)
 

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■トラブルにあわないための対処、対策法

業者からしつこく勧誘され断れない場合、
必要としない商品やサービスを購入してしまったという人も多いと思います。

業者は契約が欲しいがために、
「今がチャンスですよ」と、せかしてきます。

「お金がないから」と断れば、クレジット契約を勧めてきます。

確かに分割にすれば月々の負担は少なくなりますが、
利息を含め長期にわたりお金を払い続けなければいけません。

考える時間を十分に与えてくれない業者は、危険です。
上手い言葉でせかされてもその場ですぐに判断せず、慎重に対処しましょう。

どうしても欲しい商品なのかどうか、
借金してまで契約する必要があるのかと落ち着いて考えてみるのです。

不必要な契約であると感じたら
「きっぱりと断る」という勇気が必要だと言えますね。

ところで、全国の消費生活センターなどに寄せられた相談件数は
アダルトサイトに関するものが5年連続でトップだそうです。

インターネットのサイトにアクセスしたら、突然「登録完了」との表示が出て
料金を請求されたり、

「退会はこちら」という表示をみて業者に連絡したら
「料金を払わないなら勤務先に連絡しますよ」と脅されたりされているそうです。

私の携帯にも最近、以下のような着信がありました。

有料動画閲覧による料金未払がございます。
本日ご連絡なき場合法的手続きに移行します。
(株)DMM 0120924788

私にはまったく身に覚えがなかったので無視しましたが、
同じような内容文を不特定多数の人に送っている可能性があります。

中にはビックリして書いてある番号にかけなおす人もいるでしょう。

そしていわれるがままに、慌ててお金を振り込む人がいると
悪徳業者にとって格好の餌食となり、そういう人は何回も狙われます。

そうならないために、
サイト内のボタンを安易にクリックしないことです。

そして身に覚えのないメールが来ても、
決して業者に連絡しないことです。

不安に感じたら住んでいる自治体の
消費生活センターに相談することをおすすめします。
消費者ホットライン「188」番は近くの消費生活相談窓口に案内してくれます。



まとめ

簡単にお金が儲かるという言葉は危険です。
また高額なエステや美顔なども慎重に考えて判断しなければいけませんね。
最近はスマートフォンでのトラブルが多いとされていますが、
むやみにクリックしない!というのが基本の対策です。
そして覚えのないところからのメールが来ても連絡しないようにします。
一人で悩まず契約や解約など、業者とのトラブルは消費生活センターに相談することをおすすめします。

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