十三詣りの女の子は初めて大人の寸法(本断ち)を肩上げした晴着に帯を結び、一人前の娘として装います。大人の仲間入りをする女の子の着物って何を選んだらいいのでしょうね。
そんな方のために十三詣りにふさわしい着物の選び方などを紹介します。
目次
■十三詣りにふさわしい着物とは
数えで13歳というと、まだまだ可愛い盛り。
十三詣りに着る着物は、
肩上げした可愛らしい小紋などの振袖がふさわしいです。
肩上げというのは、まだ成人していないというしるしのようなものですが、
数えで十三歳くらいは、身長の差も結構あって
小学生みたいに小さな子もいれば、
160㎝以上もある、高身長の子もいますよね。
大人の着物をそのまま着れる子がいれば、肩縫上げが必要な子もいます。
そういうことで、肩上げは、あってもなくてもどちらでも良いそうです。
近くに神社があるんですが、
やはり、小紋柄の着物を着たお嬢さんが多いように感じます。
小紋柄というのは、こんな風に着物全体に細かい模様が入っています♪
着物は、セミフォーマルにも使えそうな小紋の袖を長く(二尺以上)仕立てれば、
ちゃんとした振袖を作るまでの礼装として使えます。
卒業式に袴に合わせたり、
結婚された場合は袖の長さを切って
普通の小紋としても着ることが出来ますよ。
レンタルでは肩上げもセットになっていたり、
もとからサイズが調節されている場合がありますので借りる前に確認してくださいね。
十三参りでは大人と同じ着物を着るので、帯も大人用のものを使用します。
十三参りでのおすすめは「文庫結び」です。
基本の文庫結びはこちらの動画でどうぞ。
こちらは文庫結びのアレンジですが、
グッと華やかになります。
文庫結びは浴衣にもつかえるので、覚えておくと便利ですね。
最後に着付けですが、なかなか家での着付けは難しいなという考えなら
着付けのできる美容室や呉服屋さんでもしてもらえます。
写真を撮って、髪結いも着付けもしてもらえるところとなると、写真館がいいでしょうね。
■着物に合う髪型は?
美容室で髪型と一緒に着付けもしてくれますし、
写真館でも着付けと一緒に髪のセットもしてもらえます。
自宅で着付けして、髪もお母様がしてさしあげる場合は、
基本は、大人と変わりません。
ポイントは、横から見て、耳の位置より高めの位置に
お団子やシニヨンを作ってあげると
13歳らしい若さと華やかさに仕上がります。
浴衣の場合も一緒です。
髪飾りなども用意してつけてあげると
かわいらしくていいですね。
こちらは、着物に合わせた色や柄のリボンを使ったり、
ポニーテールの高さを変えることにより、お好みの仕上がりになります。
ちりめん柄などの和風柄にすると素敵ですよ~♡
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●かんたん かわいい「リボンを使ったまとめ髪」 Updo
もう本当に簡単で、5分もあれば出来上がりそう・・・
おくれ毛はジェルやスプレーでまとめてあげ、ササッとできて浴衣やお正月のお出かけ、発表会でも
十分いけますね、可愛いです。
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●かんたん かわいい まとめ髪/ギブソンタック2
こちらは、髪の毛の少ない女の子がボリュームが出るようなやり方で仕上げていますね。
少し左寄りに三つ編みがくるようにして、ふるゆわの三つ編みの根元にはリボンを結んで出来上がり。
中心に来るようにアレンジもでき大人でもいけますよね。可愛いです☆
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●かんたん 夏のまとめ髪2/ Simple Summer Up-do Hairstyle 2
まとめ
子供の成長を祝う行事では七五三が有名ですが、ここ関西では十三詣りもとても人気なんです♪
子供から大人になる転換期の厄難を払い、智恵を授けていただけるように祈願する十三詣りに
可愛らしく美しく着飾って、十三詣りのステキな思い出を作ってみてください。