カラ梅雨から梅雨明け宣言が出たとたん、
梅雨の戻りで毎日シトシトの雨模様ですね。
コロナも増え熱中症にも気を付けてと
暑い中マスクをしての生活はいつまで続くのでしょうね。
さて今日は神棚の榊について、榊の本数とか決まりはあるのか気になる方も多いと思います。
榊の本数や対に飾らないとダメなのかも合わせてまとめてみました。
参考にしてみてください。
目次
神棚の榊の本数は決められてるの?
結論からいうと決められていません。
榊はお花屋さんやスーパーの中にも小さなお花コーナーとかがあって、
そこで売られていますが、形をきれいに整えて後ろの方でヒモで縛ってありますね。
後ろの方が高さがあって、前に行くほど順に短くなるように、きれいな形に整えられています。
一本一本を寄せ集めて作っている為、
バラバラになってしまわないように紐で縛られています。
せっかくきれいに縛られているので紐は切らずにそのまま飾られるといいですよ。
ところで私は神棚を購入したての頃は、
2束買って左右の榊立ての入れ物にそれぞれ一束ずつ入れていましたが、
ある日、入らないくらい大きな幹というか枝の太い榊があり、瓶に入れたら中の水が吹きこぼれてしまったので、
あまりに窮屈だろうと、紐を切って、何本か抜いて少なめに入れたりしたことがあります。
このように容器の口が小さかったり、榊の本数が多かったり枝が太かったりしたら
中の水があふれだし、容器の水量も少なくなるのですぐに枯れてしまいますよね。
お正月用の榊は、榊に松竹梅が入るので
ますます容器の中に入りきれなくなったりです(;’∀’)
それからは、1束だけ買ってそれをバラして高さをそろえて2つの容器に入れるようにしています。
反対に容器の口が広すぎる場合もあるようで、
その場合は榊がバラけてしまい見た目が見苦しくなってしまいますよね。
その時は紐で縛ってある方がバラけないのできれいだと思います。
なので、臨機応変に縛ったままで飾ったり、紐を切って榊をバラし、
余裕をもって飾ってもいいと思いますし、本数は決まっていません。
神棚の榊1本はNG?
神棚の榊の本数に関しては全国統一の決まりはないということですが
さすがに1本というのはどうでしょうか。
私はやってないですが、榊は一本だけという地方も多いみたいです。
出典:https://www.fujitv-flower.net/sakaki_exchange_f/
確かにこちらの写真では1本の榊を容器に入れていますが、
枝ぶりが大きく葉も多いので寂しくも見えません。バランスもいいですね。
九州の実家では、榊は自宅の庭に植えてる自然な形の榊を、容器に浸かる下の部分だけ葉っぱを取り、
枝ぶりを整えて束ねないで容器に何本か入れて祀っていました。
また束ねる土地もあるようで、これもその土地土地の習わしから来てると思いますので
どうしても気になる方は地元の神社や神社庁にきいてみられるとよいと思います。
榊立ての大きさにも種類があるのでそういったことから本数に決まりはなく、
榊立ての容量に応じて対応していただいていいでしょう。
とにかく何本であっても青々とした榊を飾り、手を合わせることが大切ということになります。
榊は左右一対じゃないとダメ?
一般的な榊の飾り方は、両サイドに一対で飾るということですが、
設置する場所がなくて小さな神棚を買われてる方もいらっしゃるとおもいます。
どちらか片方だけ飾ったら神様に罰が当たるかもしれない。
という疑問もあるかと思いますが、ご心配いりません。
神棚の榊の飾り方には絶対的な決まりがあるわけではないので、
ご家庭でできる範囲で飾っていただいて結構です。
神棚のスペースなどにあわせて、可能な範囲で飾るようにすれば大丈夫です♪
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まとめ
神棚の本数でお悩みの場合、特に本数に決まりはないので榊は1本でも良く、ご自分のやり方でやられたら良いと思います。
榊立ての容器の大きさに合わせて、バラして余裕を持った本数を入れたり、
容器が大きい場合は、縛ってある方が美しい形をしているので、そのままバラさず使われたら良いでしょう。
そして両サイド一対に飾りたいけど設置するスペースがない!という方も心配いりません。
神棚はとにかく清浄にすることが大事なので、青々とした榊を飾り毎日手を合わせて心を込めて祀ってください。