こんにちわ~kanauyoです^^
またまたご無沙汰してしまいました。
もう4月も終わりなのですが、今日は卯の花について
書いてみたいと思います。
4月は別名で卯月(うずき)とも言われますが
卯の花が咲く季節という事でそう呼ばれるのが一般的のようですね。
ところで、卯の花(ウツギの花)ですが、皆さんはご存じでしょうか。
お惣菜の卯の花は知ってても、卯の花(ウツギの花)は知らないという方は多いのではないでしょうか。
ここでは、4月の月名(卯月)より、卯の花(ウツギの花)の正体に迫ってみたいと思います。
目次
■卯の花(ウツギの花)って?
4月のことを卯月と呼ぶのは、卯の花(ウツギの花)が盛りになる月であることが由来ともいわれています。
ところで、卯の花というのはウツギ(空木)の花の別称。
卯の花(ウツギの花)は日本の山野にひろく自生し、
陰暦の卯月頃に花を咲かせるので、一般的に卯の花で親しまれています。
1.5~2mの花木で、北海道から九州、奄美大島まで自生地の分布域は広く、
昔は畑など耕作地の境界木としてよく植えられていて、幹は木釘に加工されて利用されます。
新しい枝は、赤褐色をしていますが、年月がたつにつれて灰褐色に変化していきます。5~7月の間に、白い花が枝を覆うように垂れ下がって咲く姿が美しく、庭木としても人気があります。
唱歌『夏は来ぬ』で歌われるように、初夏の風物詩の花といえますね。
学名:Deutzia crenata
属名:アジサイ科 ウツギ属
和名:ウツギ(空木)
別名:ウノハナ、ウノハナウツギ
原産地:日本、中国
開花時期:5月中旬~6月上旬
■卯の花(ウツギの花)の種類は?
豆腐のおからで作るお惣菜の「卯の花」という名前が
白いウツギの花にたとえて付けられたように、卯の花(ウツギの花)といえば、白い花というイメージがありますよね。
しかし、調べてみるとかなり多くの品種があり花色も花の形も様々です。
シロバナヤエウツギ
オオミウツギ(クマガワウツギ)
サラサウツギ(ヤエウツギ)
ジクゲウツギ(ケウツギ)
ムラサキウツギ(アケボノウツギ)
バイカウツギ
ノリウツギ
タニウツギ
ニシキウツギ
ツクバネウツギ
ハコネウツギ
ドクウツギ
フジウツギ
ミツバウツギ
コゴメウツギ
など。
出典:ウィキぺディア
→ 卯の花(ウツギの花)の画像はgoogleや森のぐらさんのサイトで見ることができます。
バイカウツギは白梅みたいだし、
まるで顎アジサイみたいなダルマノリウツギもあります。
タニウツギは赤い色がつつじみたいに華やかで、
ダルマノリウツギやサラサウツギは、淡いピンクが優し気。
コゴメウツギは少し黄色がかっています。
中でもウツギの代表的な品種といえば、
シロバナヤエウツギや花弁の外側がほんのりピンクのサラサウツギ、小ぶりなヒメウツギでしょうか。
■卯の花(ウツギの花)の花名の由来は?
ウツギの名前の由来は、幹が中空(中がからっぽ)であること「空木(ウツギ)」からきています。
別名のウノハナはウノハナウツギの略称ということですが、
まったく科や属の異なる種でも幹が中空な植物はウツギと呼ばれていることがあるようです。
■卯の花(ウツギの花)の花言葉は?
卯の花(ウツギの花)の花言葉は
『古風』『風情』『秘密』『乙女の香り』です。
ウツギの幹や枝は中が空洞になっているため
外面から中の状態がわからないことから、「秘密」という花言葉が付けられました。
「古風」や「風情」という花言葉は、枝に垂れ下がって咲く白い花姿に由来します。
ちなみに誕生花は4月14日 6月4日です。
まとめ
卯の花(ウツギの木)は、日本中の山野に自生するだけあって、ガーデニング初心者さんにも育てやすい花木といえます。唱歌「夏は来ぬ」を聞くと昔を思い出し懐かしいです。派手派手しさはない花木ですが、卯の花の季節になるともうすぐ夏が近いことを感じますよね。