本にも小さな白い虫や茶色の虫がつきます。
長い間密閉したところにおいていたり、結露がつく窓際の本棚とか、イザ、読もうとしたら本の中から白い小さな虫が出てきてびっくりしたことありませんか?
本につく虫はなんていうのか、退治する方法や予防法を探ってみました。
目次
■本につく虫の名前は?
本には害はないようですが、銀色の小さなゴキブリみたいで
なんとなく気持ち悪いですよね。
白い小さい虫は、コナチャタテという虫だそうで
主に和本についてカビなどを食べているそうです。
コナチャタテが多いということは
少し湿気てカビが生えかけているということなので、
乾燥した状態になればいなくなるそうです・・・・が
気を付けたいのは
キクイムシや紙魚(シミ)、シロアリなどです。
紙魚(シミ)は、古本などにいて
湿っぽいところが好きで、本、壁紙や本のノリなどを食べています。
生息地は本の他、押し入れや畳の下、
その他壁紙の隙間に潜んでいたりする事もあるそうです。
古文書などに見られる帯状の虫食いは
キクイムシによるものが多いといわれ駆除する必要があります。
■本の虫退治(駆除)のやり方は?
基本は読まない本は捨てることといわれ
虫の餌になるものは可能な限り処分した方がいいですね。
そして「虫干し」です。
字のごとく日に干して虫を殺すというやり方です。
乾燥した晴天が2日以上続いた日の
午前10時から午後2時頃までの2~3時間が虫干しに適しています。
空気が乾燥している冬にする「寒干し」がいいかもしれません。
その際、カラー本などを太陽の下に干すのは褐色するので、
日陰の風邪通しのよいところでするようにします。
また、本はめくらないと中まで虫の退治はできないので
手袋をしてパラパラとめくりながら虫干しする方が効果があります。
本の中に空気を入れるような感じですね。
他には、電子レンジに入れてチンすれば虫が死ぬという方法もあるようです。
私はしたことないのでわかりませんが、
ネットで調べたらそのようなことが書いてありましたww
ご参考までに^^
■防虫剤は何がいい?
さて、本の虫干しも終わり、本もきれいになりました。
本につく白い虫や紙ダニを防ぐには、虫干しの他に防虫剤もオススメのようです。
図書館では、古書の保存にナフタリンペーパーというものを使っているそうですよ。
ナフタリンのタンス用防虫剤を流用してもいいみたい…
本によくつく小さい虫はナフタリン・樟脳・パラジクロロベンゼンなど、
普通の防虫剤で防げるようですね。
そして本の長期保存の際は
防虫剤を密閉容器に入れて保存するといいそうです。
日頃の対策として本棚をたまに開けたり、湿気取りを棚の中に入れたりするのも
虫よけやカビ対策になるそうですよ。
大好きな本に虫が付いていたり、穴があいていたりしたら
とても残念ですよね。
小さな虫を見つけたら本の虫干しを是非やってみてください。
まとめ
湿気があると、本にもカビがはえたり虫が付いたりするので、
湿気がたまらないように風通しをよくしたほうがいいようです。
年に1回は虫干しをするとかなり良い状態を保つことができるみたいなので
天気の良い晴れた日には虫干ししてみましょう。
またナフタリン・樟脳・パラジクロロベンゼンなどの防虫剤でも防げるそうです。