クリスマスが近づくと多くの方が玄関ドアにクリスマスリースを飾ります。今ではクリスマスに欠かせないアイテムのリースですが、クリスマスにリースを飾るのはどんな意味があるのか知ってますか?クリスマスに飾るリースの由来や意味、また飾る日はいつがいいのか、いつまで飾ればいいのかについて解説します。
目次
■クリスマスリースの由来は?
リースの由来を調べてみました。
リースはローマ帝国の時代にローマ人によって祭事の際の冠としてつけられ
主に女性に使われ、男性は冠を使用したそうです。
花や枝、つる、月桂樹の葉っぱなどで作られ、
結婚式など特別な行事によく使われたとされています。
健康の女神ストレニアにちなみ、「ストレナエ」と呼ばれ、
これがクリスマスリースにつながっていったようです。
クリスマスカラーといえば、赤(キリストの血の色、愛と寛大さを)・緑(永遠の命)・白(純潔)が基本。
クリスマスリースは、常緑樹・ヒイラギの実や葉っぱをベースに、
松ぼっくりや赤いリボン結びで飾られる事が多く、クリスマスカラーである色がしっかり入っています。
■クリスマスリースの意味は?
クリスマスリースの意味ですが、「永遠の環」を意味します。
リースは円形をかたどられていますが、
これは「始まりも終わりもない」いわゆる永遠に由来してると伝えられています。
その他、ドアに飾り厄除けとするとか、
日本の門松と意味合いは同じようなものと考えたらいいでしょう。
しかし門松は毎年替えるのに、クリスマスリースは何年も使うことができます(^^)
私も毎年同じリースを10年以上も使っています。
玄関先で家族と撮った写真を見ると、
子供たちの成長とともに自分の老化も手にとるようにわかったりして…^^;
何十年も私たち家族を見守り続けてくれていたのだと思うと
何だか胸が熱くなります。
それでも、昨今は松ぼっくりの劣化が激しく、今にもポロッととれそうなので、
そろそろ新しいリースに買い替えようかなと考えたりしています。
■クリスマスリースはいつから飾る?
ツリーやリースを買っていつでもお飾り万全の体制だけど、
いつから飾ったらいいのでしょう。
ツリーは家の中なので、ご近所との兼ね合いを気にしなくてもいいのですが
玄関先のクリスマスリースは飾るタイミングが気になりますよね。
いつからがいいのかな?
早すぎるのもなんですし、早く飾りたい気もするし…
初めて経験される方は悩むと思います~
私はハロウインが終わって11月に入ったらいつでもOKだと思っていますが
ただ、11月15日の「七五三」というイベントもあり
それが過ぎた頃…
11月中旬以降からボチボチ飾られる方が多いようです。
一般的には12月1日からクリスマスまでが定説だという意見もあります。
ちなみにクリスチャンでは、アドベントからだとされていますよ。
「アドベント」とは「到来」という意味で、救い主の到来を心待ちにする時期です。
教会では、このアドベントの最初の日曜日からクリスマスの準備の時として過ごします。
この時期には、アドベント・クランツという輪の飾りに日曜日ごとに1本ずつロウソクを灯す習慣があります。
4本のロウソクに火が灯ると、いよいよクリスマスということになります。
この世にまことの光として到来された主イエスのご降誕を、こうして週毎に光を増し加えながら、心備えをして待つのです。
出典:http://fkc.life.coocan.jp/advent-1.htm
クリスチャンでは、クリスマスよりも4つ前の待降節の日曜日から飾りつけをして、
12月25日のクリスマス以降、降誕節の1月6日までずっと飾られるということになります。
それでいくと、今年は12月3日(日)から飾りつけをされるのかな?
でも、正式なクリスチャンでなかったら、あまり神経質にならなくてもいいと思いますよ~。
クリスマスのひと月ほど前からクリスマスの12月25日まで飾られるといいでしょう。
11月に入ると街ではすでにクリスマス商戦に入っていきます。
欧米でも最近ではだんだん早くなってきている傾向があるようですし
イベントとして飾るなら、できるだけ長く楽しみたいものですよね ٩(ˊᗜˋ*)و
以上!クリスマスリースの由来や意味は?飾る時期はいつからいつまで?でした。
まとめ
クリスマスリースを飾る家が多くなりましたね。
クリスマスリースの由来は古代ローマ時代に始まったといわれています。
リースは輪っかで永遠の命という意味。玄関に飾るのは魔除けだそうです。
宗教的な意味合いがありますが、日本ではクリスマスを楽しむアイテムとして飾られてる家庭が多いようですね。