ずいぶんのご無沙汰で2ケ月振りの投稿になります。
コロナコロナと気分が滅入るなか、長くて暗いトンネルの中にいるような時って、何かこうパーーーとした笑いや楽しみを見つけてみたくなるものですが、
わたしは今「たくろう」の漫才を見てゲラゲラ笑い転げてストレス解消しています。
笑えるだけまだ精神状態はマシかと・・・
「たくろう」に感謝ですw
本日は漢字からして、なんだかとてつもなく縁起が良さげな「立春大吉」についてまとめてみたいと思います。
目次
■立春大吉って?
曹洞宗のお寺に行くと、立春大吉のお札が門に貼られていますがご存じでしょうか。読み方は「りっしゅんだいきち」と読みます。
節分が2月3日で、その次の4日が立春と覚えている方は多いと思いますが、2021年は節分が2月2日になるため、今年の立春は2月3日になります。
※立春とは、冬が終わり春が始まる節目の日で二十四節季のはじまりの1つ。
2021年(令和3年)の節分…2月2日
2021年(令和3年)の立春…2月3日
「立春大吉」とはお寺の厄除けのお札になります。立春当日に、一年を無事に過ごせるように祈願して、禅寺の入り口に貼るおまじないです。
曹洞宗の開祖・道元が伝えたとされ、すべての文字が左右対称であることから、バランスや安定に通じる縁起を担いでいるといわれています。
「立春大吉」のお札を掲げた家に鬼が入り振り返ったところ、裏から見ても「立春大吉」となる札に、まだ家に入ってなかったのかと勘違いした鬼が逆戻りしていったという逸話もあるように、鬼や厄を除けてくれる縁起の良いお札とされています。
■立春大吉のお札はどこで買うの?
「立春大吉」のお札は禅寺の習慣なので、曹洞宗のお寺で作られ檀家さんに配るだけで、一般には授与しないところがほとんどです。
しかし出雲大社相模分祠だと郵送でも取り寄せることはできます。こちらでは、毎年1月1日から受け付け開始していますので、問い合わせてみてください。
初穂料800円と手数料200円がかかりますが、遠方で参拝できない方やどうしても立春大吉のお札を貼りたいという方にはおすすめです。
■立春大吉を自分で書くのはOK?
立春大吉のお札は自分で書いて作って貼っても問題ありません。書道で使用する和紙を用意し、縦に墨で「立春大吉」と書きましょう。
立春大吉を書く時間帯は、基本的にはいつでも大丈夫ですが、せっかくなら立春が開始された日時に書くのがおすすめです。
2021年(令和3年)の立春開始日時…2月3日(水)23:59
立春開始日時はその年により異なるので、事前に調べて、その時間帯に書くようにしましょう。
日付が変わった瞬間(00:00~)に書くのもいいです♪
■立春大吉のお札の貼り方
「立春大吉」のお札を用意したら次は貼ってみましょう。
立春の早朝に貼るのが一番いいとされていますが、立春の日ならいつでもいいともいわれています。基本的には、立春から雨水とよばれる2月中旬の日にちの期間内に貼るようにしましょう。
立春も雨水もその年によって日にちが違ってきます。
2021年(令和3年)の立春…2月3日(水)23:59
2021年(令和3年)の雨水…2月18日(木)19:44
そして、貼り方には次のように諸説あります。
玄関扉に貼る
玄関の外から向かって右側に貼る。という地域が多いようですが、中には玄関の内側に貼るという地域もあるようです。
神棚に飾る
家庭によっては、神棚に飾る場合もあるようです。
鬼門に貼る
家の鬼門や大黒柱に貼るなど各地域や家庭でも異なるようです。自分が今住んでる地域のルールや風習に沿って貼られるといいでしょう。
あくまでもお札として丁寧に扱うという精神が大切だと思います。
「立春大吉」のお札は一年間貼り続け、翌年の立春に貼り替えます。
まとめ
「立春大吉」とは一年を無事に過ごすための厄除けのお札。バランスや安定に通じる縁起を担いでいるといわれています。買うこともできますが自分で作ることもできます。
「立春大吉」のお札は立春の早朝に貼るのが一番いいとされていますが、立春の日ならいつでもいいともいわれています。基本的には、立春から雨水とよばれる2月中旬の日にちの期間内に貼るようにするといいです。
TVを浸ければコロナ関連ニュース。外では毎日、「不要不急の外出は止めましょう」と外出自粛要請を呼びかける役所の車がひっきりなしに通り過ぎていきます。
コロナ禍で不安な毎日が続いていますが、「立春大吉」とともに、2021年の新しいスタートが切れるといですね♪