エアープランツと呼ばれる植物を花屋やガーデンショップでよく目にするようになりました。
一見、枯れた植物のように見えるエアープランツって不思議な植物です。
今回はエアープランツの特徴と育て方についてまとめてみました。
今や園芸店だけでなく、100均や雑貨屋などでも見かけるようになった「エアプランツ」。
エアープランツは土がなくても楽しめるので
室内やショップのインテリアとしてとても人気があるようです。
土も要らず、水やりも不要などとうたわれていますが
元気に育ってる秘密はどこにあるのでしょう。
目次
■エアープランツの特徴は?
エアープランツは
パイナップルの仲間のチランジア属という植物の総称です。
暖かくて風通しのよいところが好きな植物。
根は木や岩などに着生するためのもので、
水分は空気中の霧などから吸収することから、この名前があるといわれています。
エアープランツって何?という方のために、エアープランツの画像を探してきました。
いろんな種類がありますね(;’∀’)
中には普通の植物のように緑の葉をしてるものもありますが
多くは銀色の白っぽい葉をしています。
ブラジルや中南米のジャングルの中で、
風通しのよい木の幹や岩に張りついて着生しているんですって。
エアープランツは珍しい植物で葉から水分や栄養分を吸収でき、
根は着生のためだけに使われ、
日中は乾燥し、夜に霧が発生するような環境で育つとされます。
空気中の水蒸気は、
夜間に温度が下がると凝縮して霧になりますが、
エアープランツは銀色の産毛でこの霧をキャッチして、
体内に水分や栄養分を蓄えます。
表皮が硬く枯れているように見えるのは
殻の中に水分を閉じ込めるための戦略なのだそうですよ
なかなか賢いですね(*’0’*)
■エアープランツの育て方は?
エアープランツの育て方の基本ですが霧吹きでの水やりと、
葉の根元に水を溜めないように注意し、風通しを良くするといいそうですよ。
ジャングルの中の植物だからといって、閉めきった室内に長時間おくと蒸れてしまい
腐って枯れることもあるのだとか。
エアープランツは枯れた葉っぱみたいで根も用土が必要なく
一見、ドライフラワーのように見えるため、乾燥にメチャ強いように見えますが、かなり水やりをしないといけないともいわれています。
どうやら上手に育てるコツは水のやり方にあるようですね。
<水やりのやり方>
水やりは夕方から夜にします。
週に2回くらい霧吹きでエアプランツ全体をスプレーしてたっぷりと濡らします。
たっぷりと濡らしたあとはきちんと乾かします。
内側までキチンと乾いていないと蒸れて腐って枯れる原因にもなってしまうそうなので、
ここはキッチリ乾かしたほうがいいですね。
育ててるうちに葉の先がカールしてきたり
葉の付け根に縦皺が寄って来たら水不足のサインといわれています。
その時は、夜寝る前に深めのボウルに水を張り
6時間程度沈めてソーキングしてあげるといいそうです。
その場合、
水が冷たすぎると負荷になってしまうので、常温の水道水を使用するのがポイント。
長時間の浸水は窒息してしまう恐れがあるので
朝には必ず水から出して、風通しの良いところにおいてしっかり乾かしましょう。
飾る前には、くれぐれもキチンと乾いているかを確認してから
元の場所に戻すようにするといいですね*。(・∀・)゚
また、エアープランツは着生させたほうがよく育ちます。
なので、土よりも流木やウッドチップ、バークチップ、岩石や水苔、軽石などに
着生させ育てると、自生地の環境に近いため、良いコンディションで育てられるといわれています(o^-‘)b
流木に接着してオブジェにしたり、
ミズゴケやコルクなどに接着したりして楽しんでみてくださいね~ ٩(ˊᗜˋ*)و
参考URL:LOVE GREEN
参考書籍:観葉植物の上手な育て方
まとめ
エアープランツはパイナップルの仲間のチランジア属という植物の総称。ブラジルや中南米のジャングルの中で、風通しのよい木の幹や岩に張りついて着生している植物です。エアープランツは枯れた葉っぱみたいで根も用土が必要なく一見、ドライフラワーのように見えるため、乾燥にメチャ強いように見えますが、かなり水やりをしないといけないようです。
育て方の基本は、霧吹きでの水やりと、葉の根元に水を溜めないでシッカリ乾かし風通詩を良くすること。
土よりも流木やウッドチップ、バークチップ、岩石や水苔、軽石などに着生させ育てると、自生地の環境に近いため、良いコンディションで育てられる思われます。