5月5日はこどもの日ですね。
ということで、
男の子にとって生まれて初めてのこどもの日だと“初節句”になります。
そして、初節句には鯉のぼりを飾って祝ってあげたい親は多いですよね。
屋根より高い鯉のぼりをあげてお祝いしてあげたい方のために、
鯉のぼりの値段や選び方、買い方などを詳しく調べてみました。
目次
■鯉のぼりの選び方は?
田舎の家や先代から続いてるような広い庭のある家には
節句の時期になると何匹ものこいのぼりが泳いでいるのを目にしますが
五月の空に鯉のぼりが悠々と泳いでる姿はとても情緒がありますね。
でも、ここ数年で建った家や都会の中の一軒家の場合、
隣の家との距離も近かったり、近くに電信柱とか信号のポールとかが立っているなど
大きな鯉のぼりが何匹も泳いでるというのは少ないようです。
初節句に鯉のぼりを飾ってあげたい親心で
なるべく大きい鯉のぼりをと考えていても、
ご近所の環境を考えて購入する必要があります。
鯉のぼりを買われる際は、お庭なら多少大きくてもいいような気はしますが、
鯉のぼりをあげる場所からの近所の家との距離や、
電線の位置などはよく見て確認しておいた方がいいでしょう。
それと、鯉のぼりをあげる場合、一戸建てであればお庭が基本だと思いますが、
敷地が狭い場合はマンション等と同じようにベランダになります。
■鯉のぼりの種類と大きさは?
ひと口に「鯉のぼり」と言っても、大きさも種類もいろいろ。
鯉のぼりのサイズは、最も大きい「黒鯉」の大きさで分けられています。
鯉の種類を大きい順からいうと、
「黒鯉(真鯉)」
「赤鯉(緋鯉)」
「青鯉(子鯉)」
「緑鯉(子鯉)」
「紫(橙)鯉(子鯉)」
となり、これに「吹き流し」が加わります。
鯉のぼりは、四方八方どこから風が吹いても、
しっかりと泳げるようにしておくのが基本です。
障害物にあたって傷ついたり汚れたりする恐れがあるため
最も大きい「黒鯉」の長さを「円の半径」であると考えて選んでください。
一概には言えませんが、
一戸建ての家での購入される大きさはお庭だと5mほどが平均です。
また、鯉はポールの半分位を基準にすると見栄えが良いといわれ
5mですと、ポールの長さは10mになります。
マンションやスペースの狭い戸建ての場合、
「風に流されても、お隣に入り込まない」
「風がなく、だらりとしているときに階下の家の迷惑にならない」
「周りに電信柱や信号などのポールがないかどうか」
などの条件で大きさを決められるといいでしょう。
■吹き流しに家紋は入れる?
「吹き流し」は魔除けの効果があるとされる五色の吹き流しや
家紋に加えて竜や鶴などの絵が描かれた吹き流しなどがあります。
吹き流しに家紋を入れる家は多いですね。
家紋と名前の両方入れられる方もいらっしゃいますが、
兄弟が生まれる場合を考えて、名前はなしで、家紋のみを入れられる家が多いようです。
■鯉のぼりの値段は?
こいのぼりの相場は1~10万円です。
安いものから高いものまでいろいろありますが、
値段の違いは生地や染料、形やデザインの違いなどがあげられます。
生地の違い
同じ大きさでも生地の違いにより値段も違ってきます。
現在の素材は、高い物でもポリエステルやナイロンなどの化繊が一般的です。
理由としては軽くて丈夫で耐久性に優れているためです。
ナイロンに比べると、ポリエステルは色あせも少なく、長持ちします。
ナイロンで2~3年、ポリエステルでは5~6年以上と言われています。
さらに、同じポリエステルでも、
耐候性や撥水加工の有無などによって値段が変わってきます。
機械で大量にプリントしているものと、職人が手染めを行っているものとでは
当然、価格も大きく変わります。
また、使っている染料によっては、色あせなどの耐久性も変わってきます。
鯉の形と、デザインの違い
鯉一つとっても、値段が違うようです。
少しランクが高くなると、背びれ、尾ひれがつき、
そして、鯉の絵柄にも金が入るなど、より立体的になっているようです。
以上、
これら諸々が金額の違いとなっていますので
ご購入の際の参考になさってみてください。
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まとめ
五月の空に悠々と泳ぐ鯉のぼりっていいですね。
子供のお祝いに鯉のぼりをと考えている方は多いですが、近隣の環境を考えて購入してください。
注意したほうがいいのが「鯉をつけるポールの先の、くるくる回る飾り」のたてる音。
住人から「こいのぼりの音がうるさい!」と苦情が寄せられて、すぐに終うハメになったという話も。。。
ステキな初節句でありますように。