Tweet

女優の野際陽子さんが１３日に死去したことが１５日、分かりました。８１歳でした。今のところ死因は公表されていないもようで、１５日に親族のみで葬儀を済ませたとのことです。

驚きました。
またもや美しい名女優を失ってしまいました。

野際さんはドラマ「花嫁のれん」に出演中の１４年に早期の肺がんを患っていましたが、
再発を乗り越えて仕事に復帰されていました。

テレビ朝日系「やすらぎの郷」に出演されていましたが、
５月末に体調を崩し、入院されていたそうです。

野際陽子さんの人生を振り返って

野際陽子さんのプロフィールを調べてみました。

野際陽子さん、80歳超えてらしたんですね。
お若いのでびっくりしました。

本名：野際陽子（のぎわようこ）
生年月日：1936年1月24日
没年月日：2017年6月13日（満81歳没）
出生地：石川県河北郡津幡町
国籍：日本
身長：163 cm
血液型：A型
職業：女優

野際さんは立教大学を卒業後、ＮＨＫアナウンサーとして活躍されていましたが、
1962年に人気女子アナを捨ててフリーに転身されます。

翌年に女優デビューすると、知的な雰囲気と抜群のスタイルで、
たちまち世の男性たちは魅了されたそうです。

視聴率30％を記録した大ヒットドラマ『キイハンター』に出演し、
1973年に共演した俳優・千葉真一氏と結婚。

1994年には離婚されましたが
その後はＴＢＳ系「ずっとあなたが好きだった」の姑役などで話題を呼びました。

浮名を流すことなく独身を貫かれ、大病を患った後でも
1人で自活されておられたようです。
 

野際さんを襲った肺せんがん

野際さんは昼ドラ『花嫁のれん』（フジテレビ系）に出演していた2014年に肺がんが発覚します。

肺がんは転移しやすく予後も悪いがんといわれていますが、
早期発見すれば十分に治る病気だともいわれています。

肺がんは、次の４種類に分類されます。

 
野際さんは肺腺癌ということですが、
肺腺癌は最も多く発生し女性に多いがんだそうです。

当時の野際さんの体調は思わしくなく、
昼ドラの撮影はいつも脂汗を流すほど過酷な撮影だったそうです。

早期発見ということもあり、治療は成功しましたが、
2015年の4月頃に再発し、腫瘍の摘出手術を受けられました。

術後、健康な人に比べると肺がかなり小さくなってしまったため、
“はぁ、はぁ”と息苦しそうに喋る姿は非常に痛々しく、関係者の間では“引退”の二文字が囁かれてたらしいです。

しかしその後、野際さんに合う抗がん剤が見つかり、
2015年夏、抗がん剤治療に移ると野際さんは明るい表情を取り戻されます。

「やすらぎの郷」が最後のドラマ？！

それからは、療養しながら明るい表情で撮影にドラマにと頑張られていたのですが
最近になって急に体調を崩されてしまわれたみたいですね。

『やすらぎの郷』は9月まで放映されることになっており、
7月初旬にクランクアップを迎えるとのこと。

レギュラー出演者の野際さんの死去という緊急事態が起こったわけですが
全員かなり年齢がいってる方たちが出演されてるということで
何があってもいいように台本とかも対処できるようになっているようです。

野際陽子さんに子供はいる？

野際陽子さんには、千葉真一さんとの間に一人娘の真瀬 樹里さんがいます。

1975年1月1日生まれなので、今年42歳になられますね。

TVドラマ　「愛と疑惑のサスペンス」では、
お母様である野際陽子さんとも共演されています。

野際陽子さんに似たとても美しい女優さんです。
これからはお母さまのような名女優になっていかれることでしょう。
 

本当に惜しい女優さんがまた一人去っていきました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

まとめ

手術や抗がん剤治療で精神的にも肉体的にも辛かったはずですが、
野際さんは弱音を吐くことは一切なかったといわれています。
健康おたくを自称するくらい健康には気を使っておられ、
自分で考案したり人に聞いたりした健康ドリンクを長年飲み続けられたりしていたそうですが
本当に残念です。天国で安らかに…