父の日はアメリカで生まれた記念日です。
毎日仕事で一生懸命頑張ってくれてるお父さんへ
尊敬と感謝の気持ちを伝える日とされています。
父の日が出来た由来と花や花の色ついてご紹介します。
6月の第三日曜日は「父の日」で
今年の父の日は6月19日です。
アメリカの母の日の始まりは、
「夫と子供を戦場に送らない」という女性運動と深く関係していましたよね。
では、父の日はどうでしょう。
目次
■父の日の謂れ
ワシントンに住むソノラ・スマート・ドッドという女性が
「母の日もあるなら、父の日も作ろう」と提唱してできたのが始まりといわれています。
男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、
教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に
礼拝をしてもらったことがきっかけと言われています。
彼女が幼い頃南北戦争が勃発。ソノラの父親は南北戦争に召集され、
その間、父の不在中、苦労して子育てをした彼女の母親ですが、
母親は過労が元でウィリアムの復員後まもなく亡くなってしまいました。
その後、6人の子供たちを男手一つで育て上げた父親の苦労をしのんで
父親の誕生日にちなみ、1910年の6月19日に最初の祝典をひらいたのが始まりだといわれています。
やはり、母の日や父の日には
戦争が深く係っているようですね。
■父の日の花は?
母の日にはカーネーションでしたが、
父の日には特に決まりはありません。
なのでプレゼント選びに悩んでしまいますよね。
アメリカでは、ソノラさんが父の墓前に白バラを供えたことが由来になっていて、
このことから、
父が健在の人は赤いバラ、
亡くなった方は白いバラを贈ることが定番になっているようです。
そこの辺りは、母の日のカーネーションの影響もあるように思えてしまいます。
では、日本の父の日では、
母の日にカーネーションや父の日にバラみたいな定番がないとすると
何を贈ったらいいのでしょうか。
■日本では黄色い花を
日本では、白や赤いバラではなく黄色い花を贈るのがブームになっています。
その理由となるのが日本ファーザーズ推奨の
「父の日イエローリボンキャンペーン」です。
父の日には「黄色いリボン」を贈るよう推奨しているんですね。
その理由は、古来イギリスで「黄色」は身を守るための色とされており、
この考え方がアメリカに渡り「幸福の黄色いリボン」となり
「愛する人の無事を願うもの」となったからなんです。
外国のニュースや映画のシーンにも
庭先に黄色いリボンを結んで
「無事を願う」人々の光景を見たことがあると思います。
日本映画でも「幸せの黄色いハンカチ」は有名ですよね。
黄色いリボンは幸せを呼ぶ象徴といわれ、
父の日の時期は花屋の店先に、黄色いバラやひまわりなど、黄色い花がたくさん並びます。
お父さんの歳と同じ本数の黄色いバラなんか、ステキですよね♪
また、家族を守るお父さんを象徴するかのような
サンサンと降り注ぐ太陽のようなひまわりを贈る人も多いみたいですよ。
■世界の父の日
母の日同様、父の日も世界中にあります。
>> 世界の様々な母の日がステキ過ぎて面白すぎる
どこの国にも制定された日や名前こそ違っても、
父や夫、男性に尊敬と感謝の気持ちを伝える日があるということですね^^
・オーストラリア、ニュージーランドは9月の第一日曜日
・北欧は11月の第二日曜日
・台湾は、「88」をパパと呼んで 8月8日
・スペインやポルトガル、イタリアでは3月19日
・ブラジルでは、8月第2日曜日
・ロシアでは、2月23日が父親・夫・男性に感謝する日
・ドイツでは、国の休日である昇天日(復活祭の39日後の木曜日で、早ければ4月30日、
遅ければ6月2日)が、「父の日」とされる。
以上、
父の日の謂れと黄色い花に込められた意味とはでした。
まとめ
何よりも一番の親孝行は、子供たちが健康で幸せでいることです。
黄色い花は無事を祈る花といわれ父の日には好まれますが、
黄色い花にとらわれず、お父さんの大好きなお花を贈っても良いと思います。
普段は忙しくてゆっくり離せない父親と、
いろんな話しをしたり遊んだりする触れ合いの日にしてくださいね。