江戸家猫八さんを襲った進行胃がんとは!原因 初期症状 検査 治療法について


JSK542_reikokku_TP_V

ウグイスなど動物の声帯模写の第一人者、
四代目江戸家猫八(66)さんが、進行胃がんのため
3月21日に亡くなっていたことが31日分かりました。

進行胃ガンとは、いったいどんな病気なのでしょうか。

スポンサードリンク

江戸家猫八さんってまだお若いんですね。
60代というと、まだまだ元気。

仕事がら、体調には十分に気を付けておられたと思いますが
それでも、進行性胃ガンで亡くなられてしまいました。

知らない方のために、
猫八さんのプロフィールを調べてみました。

本名:岡田八郎
出身地:東京都
生年月日:1949年(昭和24)生まれ。
血液型:A

1968年に玉川学園卒業後、父親の三代目猫八に弟子入りし、初代江戸家小猫を名乗り、
得意の声帯模写でテレビや舞台で親子共演することも多かった。
2009年に四代目猫八を襲名し、2011年3月には長男が2代目小猫を襲名。

 
祖父、父ともに声帯模写の一家だったようですね。
次は、猫八さんの長男、二代目子猫さんが五代目江戸屋猫八を襲名されると思われます。

 
2015年がん死亡数では、日本のがん患者の死因の3位が「胃ガン」だそうです。

健康診断による早期発見も増え、
昔と比べると治る確率の高い病気となっているようですが・・・

それでも毎年多くの人が発症しているんですね。

 

■胃ガンの原因は?

40代以降に患者数が増え始めるといわれ
男女別では男性の方が圧倒的に高いとされています。

原因としては、

1、ピロリ菌感染
2、喫煙
3、塩分の過剰摂取

などがあげられています。

その他にも、生活環境や習慣病、ストレスなど
いろんな原因が複雑に絡み合ってるのでしょうね。

ガンが「粘膜下層」までにとどまっているのを「早期がん」。
「筋層」にまで達しているのを「進行がん」
と呼ぶそうです。

 

スポンサードリンク

 

■胃ガンの症状は?

胃ガンの主な症状には

・体重減少
・胃もたれや食欲不振
・貧血
・吐血や下血
・黒色便

などがあげられています。

しかし、初期にはほとんど症状がないことが特徴だそうで

江戸家猫八さんは、今年のお正月あたりに軽い咳が出ていたのですが
1月26日には咳が止まらず病院で胃カメラを飲まれたとのことです。

その頃には、すでに胃ガンのステージⅣ。
余命3ヶ月と宣告され、抗がん剤治療は行わなれなかったとされています。

進行の早い進行胃ガン(スキルス胃ガン)だったようです。

ただ、一般的に咳が出る症状はあまりみられないといわれ、
人それぞれに症状は違って現れるということでしょうね。

症状の多くは、ステージⅢ以降に出ることが多いようで
また、胃炎や胃潰瘍と似たような症状(胃痛や胃もたれなど)から
検査を受けず、そのため、がんが進行する場合があるんだそうです。

 

■胃ガンの検査は?

各自治体では、40歳以上を対象に
「胃がん検診(胃ガンリスク検診)」を行っています。

我が家も毎年市民検診の通知が来ます。

検診がスタートした昔は
「胃部エックス線検査(バリウム検査)」だけでしたが

近年は、「内視鏡検査」や、
血液検査によりリスク検診もあるといわれています。

内視鏡検査

鼻から管を入れる「経鼻内視鏡」と
口から管を入れる「経口内視鏡」の2種類があります。

いずれも、カメラで胃の中を映してみることが出来、
検査に要する時間は、10~15分程度です。

診断では、がんが疑われる場所の組織の一部を採取し、
病理検査をします。

麻酔を使いますので、痛みや苦しみはほとんないといわれています。

私も一度、口から管を入れる経口内視鏡を受けましたが、
確かに痛みはなかったのですが、管を抜いた途端、オエーと吐きそうになりました。

 

■胃ガンの治療法は?

治療には、がんの進行度によって決まり、

・内視鏡治療
・手術(外科治療)
・化学療法

の3つがあるといわれています。

内視鏡治療

早期に発見され、粘膜内にとどまっており、大きさが2㎝以内、がんの性質がおとなしい場合。

ワイヤを用いて病変を切除する「EMR(内視鏡的粘膜切除術)」と
ITナイフなどを用いて病変とその周囲を広くはぎ取る「ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)」の
2つの方法があるそうです。

最近は「ESD」が主流となってきているもよう。

内視鏡治療は、開腹しないので患者さんへの体の負担が軽く、
胃の機能も保たれるとされ、
なるべく早期に発見してこの方法で治療できたらと思いますね。

手術(外科治療)

内視鏡治療が出来ない場合は、外科手術が行われます。
病変の大きさや位置、進行度によって、
どの部分をどのように切除するかが決められるといわれ

手術と組み合わせて、術前や術後に抗がん剤を内服する「化学療法」を行い、
がんを小さくしたり、再発を防止したりするそうです。

書籍:家庭の医学
 

江戸家猫八さんの葬儀・告別式は25日、近親者で執り行なわれました。
後日、お別れの会が行われる予定だということです。

ご冥福をお祈りいたします。

まとめ

どんなガンでも早期発見・早期治療がが何よりも大切なんですね。「内視鏡検査」であれば、小さな病変や出血なども確認できるようで、気になる症状があれば、この検診を利用したり、早めに医療機関を受診することが大切だということです。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください