日本にはたくさんの四季折々に花の名所がありますが、GWの時期は藤の花も見ごろを迎えます。
藤の花は、公園や庭園などにも木陰を作る場所に植えられていて
なじみのある花ですよね。それでは、藤の花が見れる関西のスポットをご紹介します。
藤の花は、マメ科フジ属で、原産地は日本。
花房は長くしだれて、20cmから80cmにも達します。
4月~5月に薄紫の花房を付けて咲き乱れ
藤色の色名はこれに由来するとされています。
ツルの巻き方は品種によって異なり、
ノダフジは、右巻き(上から見て時計回り)で、
ヤマフジは左巻き(上から見て反時計回り)となっているそうです。
また、他のマメ科植物同様、夜間は葉をすぼめ、
食用としても用いられ、花が天ぷらにして食べられています。
歴史的には藤原道長がフジを大変愛でたといいます。
フジの宴を開いたり、家紋に採用したり、娘の彰子(しょうし)には
藤壺(フジツボ)という別名をつけました。
5月21日の誕生花とされ、
花言葉は 「決して離れない」「歓迎」
「決して離れない」は、ツルが巻き付く様子から。
「歓迎」は、フジの花が垂れ下がる様子が、
頭(こうべ)を垂れて迎えられるような印象を受けることからだそう…
それでは、藤の花の名所を見てみましょう
目次
■平等院(びょうどういん)
平安時代、藤原氏の栄華の象徴として建てられた平等院は、藤の名所です。
平成24年から26年まで行われていた平成の大修理の際に樹齢250年の藤は選定されましたが、
修復完了後関係者の努力によって徐々に元の姿に戻りつつあります。
GWの見ごろ時期には入場制限がかかるほど人気なので、
開園前(8:30)には到着するように、早めに行くと混雑を避けられると思います。
藤だけではなく、平等院鳳凰堂の国宝の仏像も是非見ておきましょう。
見ごろ時期:4月下旬~5月上旬
休み:無休
イベント:ー
入園料:大人600円 中高生400円 小学生300円(庭園入園と平等院ミュージアム共通券)
開園時間:8:30~17:30(受付~17:15)
駐車場:平等院入り口前のお土産店に大規模駐車場有り。その他周辺にも多数有料パーキング有り
アクセス:「京都駅」からJR奈良線で17分(みやこ路快速)「宇治駅」下車、徒歩10分 または下記のURLから
➡ http://www.byodoin.or.jp/ja/guide.html#guide4-block
TEL:0774-21-2861
■才の神の藤(才ノ神藤公園 )
樹齢2000年という途方もない歴史を持つ才ノ神の藤は、
京都府指定天然記念物、福知山花の十景にも入っています。
この木の藤のひろがりは約450平方mあり才ノ神の神木としてあがめられています。
樹齢推定2000年の自生した「やま藤」が見頃を迎える中、
奉納子供相撲、琴の演奏や野点などが行われ、地元特産バザーや露店も出るようです。
山フジなので華やかさはありませんが、
自然のものでこのように大きい藤は非常に珍しいといわれています。
見ごろ時期:4月下旬~5月中旬
休み:無休
イベント:才の藤まつり ライトアップ
入園料:無料
開園時間:自由
駐車場:50台 無料
アクセス:京都丹後鉄道宮福線大江駅から大江駅前発着バスで約15分 南有路徒歩20分 または下記のURLから
➡ http://www.kyoto-kankou.or.jp/event/?id=8817&r=1460114673.1122
TEL:0773-56-1102(福知山観光協会大江支部)
■大歳神社(ださいじんじゃ)
西暦990年植えらえた通称「千年藤」は
樹齢1,000年以上藤棚の面積は420㎡で、県の指定文化財でもあります。
長いものは1m近くにもなるという藤の花房が境内を覆い尽くし、
神社の中一面が淡い色の色彩と藤の花の香りで満ち溢れます。
公共交通機関で行くのは少し不便な場所にありますが
行く価値は絶対ありとの口コミです。
見ごろ時期:4月下旬~5月上旬
休み:無休
イベント:ライトアップ
入園料:無料(任意で環境維持協力金)
開園時間:自由
駐車場:無料 道の駅「山崎」裏を利用
アクセス:中国自動車道山崎インターから車で5分
TEL:0790-64-0077(しそう観光協会)
■みやまの里 藤棚ロード
みやまの里は椿山ダムの近くにある森林公園です。
みやまの里森林公園の中にある藤棚ロードは日本最長の1.6キロ。
遠くから見ると山をつづらに上っていく藤の列が見事です。
みやまの里森林公園にははスポーツ広場やフィールドアスレチックもあるので、
お子様連れにもオススメな藤の名所です。
展望台まで登ると藤棚ロードを一面に見渡せ、
長い道の藤棚が一面に続いているので感動します。
登りはちょっとしんどいですが、行ってみる価値ありですね。
運動靴で歩きやすい装いの方がいいです。
実行委員会ではマイカーでの来園をオススメされてますので
交通手段はマイカーの方が便利だと思われます。
見ごろ時期:4月下旬~5月中旬
休み:開催期間無休
イベント:ふじまつり 4月23日(土)~5月5日(木)
開園時間:8:30~17:00
入園料:大人500円 小中学生200円
駐車場:あり 一般200円 バス500円
アクセス:阪和自動車道有田インターから50分
TEL:0738-57-0241 (ふじまつり実行委委員会)
■白井大井町藤公園
ここ「白井大井町藤公園」は、約7000平方メートルの敷地に
幅4m 総延長500mの藤棚がある山陰随一の藤公園です。
苗木は120本、
1.5メートル以上の藤の花房が風に揺らぐ姿はお見事。
5月上旬から中旬にかけて花が咲き乱れ、
期間中は夜になるとライトアップもされると、多くの人たちが訪れ
幻想的な雰囲気に包まれます。
5月上旬に開催される「藤まつり」では、さまざまなイベントが行われます。
公園内のペット同伴はできません。
見ごろ時期:4月下旬~5月中旬
休み:開園期間中無休
イベント:藤祭り ライトアップ
入園料:中学生以上500円
開園時間:9:00~18:00(~17:30)
駐車場:300台 無料
アクセス:JR山陰本線和田山駅よりタクシーで15分 または下記のURLから
➡ http://www.oomachi.info/#access
TEL:079-670-1636
■春日大社神苑 萬葉植物園(かすがたいしゃしんえん まんようしょくぶつえん)
昭和7年、約300種の萬葉植物を植栽する日本で最も古い萬葉植物園として開園しました。
万葉集に登場する草花を歌とともに公開しています。
約3ha(9000坪)の園内は、萬葉園、五穀の里、椿園、藤の園に大きく分けられており、
春日大社ご本社回廊の左手には、樹齢800年ともいわれる銘木「砂ずりの藤」があります。
春日大社の社紋である藤の花は20品種、約200本のフジの花が栽培されており、
白やピンク、紫のフジの花が咲き乱れています。
目の高さで咲くその優雅な姿は、毎年訪れて見る人を楽しませてくれます。
見ごろ時期:4月下旬~5月上旬
休み:3月~11月無休 12月~2月/毎週月曜(祝休日と重なった場合は翌日)
イベント:ー
入園料:大人500円 小人250円
開園時間:9:00~17:00(~16:30)
駐車場:100台 1回1000円
アクセス:JR「奈良駅」から市内循環外回りの奈良交通バス「春日大社表参道」~徒歩5分 または下記のURLから
➡ http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/01shaji/01jinja/01north_area/kasuga-manyoshokubutsuen/access/
TEL:0742-22-7788 (春日大社)
■百毫寺(びゃくごうじ)
ここ百毫寺(びゃくごうじ)の藤棚はわずか10本のフジの木で作られています。
幅9m 長さ120mの藤棚の雅な姿をご覧ください。
無数に伸びた長い房は1m以上にもなり「九尺藤」とも言われ、
春風に揺らぐ花房は夜のライトアップに幻想的な雰囲気を醸し出します。
5月5日には「九尺ふじまつり」の式典が開催されますよ。
見ごろ時期:5月下旬~5月中旬
休み:無休
イベント:藤祭り ライトアップ
入園料:大人300円
開園時間:8:00~18:00(ライトアップは21:00)
駐車場:200台 無料
アクセス:JR福知山線市島駅より4タクシーで8分 または下記のURLから
➡ http://www.byakugouji.jp/access
TEL:0795-85-0259
以上、関西の藤の花の名所をご紹介しました。
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まとめ
藤の花もいいですね。日本は自然も豊かで奇麗でとても誇りに思います。
外国の観光客が日本へ来られてますが爆買いもいいですが、日本人がこよなく愛する大好きな自然や花もいっぱい見て帰って欲しいですね。