冬の寒い時期に、庭の片隅に健気な黄色や白のスイセンを見つけると
いよいよ春が近いなって感じますよね。
花が少ない季節に梅の花と咲く時期と季節が同じスイセン。
冬の景色に色を添え春の訪れを感じさせてくれるスイセンの花を見に出かけましょう。
関西で水仙といえば、淡路島が有名ですよね^^
水仙はヒガンバナ科の多年草でおよそ30種の野生種があり、原産地は
スペイン、ポルトガルから北アフリカなどの地中海沿岸。
開花の季節は1〜3月。
球根の中心から花茎を伸ばして、その先端に
オレンジ、黄、白などの1~数輪の花を咲かせます。
たくさんの花を付けるものは「房咲き」と呼ばれ、
花びらは白で副花冠は黄色のカップ型で、小輪で房咲きです。
広い範囲で野生化しており、日本各地に群生の名所があるとされます。
水仙の花言葉は、
神秘、うぬぼれ、我欲、利己主義、自己愛、自尊心
気高さ、愛をもう一度
春を告げる花、健気に咲く水仙に似合わず、
あまり良い言葉じゃないんですね^^;
ちょっと意外でした。
それでは水仙(スイセン)の花の名所を見てみましょう。
目次
■千早赤阪村・水仙の丘(ちはやあかさかむら・すいせんのおか)
奉建塔のたもとには約5万本のニホンスイセンが咲く「スイセンの丘」が広がり、
1月~2月中旬にかけて一帯に甘い香りが漂います。
なお、桜の名所としても知られています。駐車場は道の駅ちはやあかさかを利用してください。
本数:約5万本
見頃時期:1月初旬~2月中旬
開園時間:自由散策
料金:無料
駐車場:無料(道の駅「ちはやあかさか」を利用)
アクセス:【電車】近鉄長野線「富田林駅」からバス「千早赤坂村役場」 下車徒歩5分
【車】南阪奈道路「羽曳野IC」から20分 または下記URLより
➡ https://www.kkr.mlit.go.jp/road/michi_no_eki/contents/osaka/chihayaakasaka.html
TEL:0721-72-0081(千早赤坂村役場)
■和泉リサイクル環境公園(いずみりさいくるかんきょうこうえん)
和泉市の青葉台から大野町へと続く道沿の和泉リサイクル環境公園は、
水仙と梅を同時に、時期によっては、スイセンの後に梅が楽しめるという人気の場所です。
公園の中には50万~60万本のスイセンが梅の木と一緒に植えられています。
寒い時期に見られる冬の花の共演を楽しめる隠れスポットです。
尚、天候不良等によって閉鎖する場合もありますので
来園前に電話してください。
本数:50万本
見頃時期:1月下旬~2月上旬 ※月曜休み
開園時間:8:00~17:00
料金:無料 140台
駐車場:無料
アクセス:【電車】泉北高速線「和泉中央駅」から南海バス「納花」下車徒歩約15分
【車】阪和自動車道「岸和田和泉IC」から約3km または下記URLより
➡ http://www.dinsgr.co.jp/rcpark/guide.html
TEL:0725-55-6969(大栄環境)
■灘黒岩水仙郷(なだくろいわすいせんきょう)
淡路島の最南端に位置する諭鶴羽山系から海を臨む野生のスイセンの群生が広がります。
7ヘクタールにわたる45度もある急傾斜に白花と黄色のラッパスイセンが無数に彩り
風になびくさまは圧巻です。
散策道の高低差が見ごろ撮影のポイントといわれ、
下から上を見上げると花と一緒に背後の青空がとても美しいスポットです。
本数:約500万本
見頃時期:12月下旬~2月下旬
開園時間:9:00~17:00(入園~16:30)
料金:大人500円
駐車場:無料 第1駐車場50台、臨時駐車場260台
アクセス:【電車】JR神戸線三宮駅から高速舞子経由高速バスで1時間30分なないろ館前下車すぐ
【車】神戸淡路鳴門自動車道西端三原ICから県道31・76経由で35km または下記URLより
➡ https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/site/suisenkyou/
TEL:0799-56-0720
■立川水仙郷(たてかわすいせんきょう)
淡路島南部湯楽の山間に広がる6ヘクタールの水仙畑です。
豊富な品種のため、12月初旬の早咲きから遅咲きの花まで
時期を変えて色んなスイセンが楽しめます。散策道は舗装され、
車いすやベビーカーもOK!
無数の花をまじかで鑑賞することが出来ます。
本数:約400万本
見頃時期:12月下旬~2月下旬
開園時間:9:00~17:00
料金:大人500円 小人300円
駐車場:無料 80台
アクセス:【電車】JR神戸線三宮駅から高速舞子経由高速バスで1時間「洲藻とBC」下車、タクシーで30分
【車】神戸淡路鳴門自動車道津名一宮ICからR28・県道76経由で約26km または下記URLより
➡ https://tachikawa-suisen.com/access/
TEL:0799-25-5820(洲本市観光協会)
■神鍋山すいせん畑(かんなべやますいせんばたけ)
神鍋山(かんなべやま)南斜面、アップかんなべ中央ゲレンデにスイセン畑が出現します。
冬はスキー場ですが、その雪の下ではすいせんの新芽が芽吹いています。
雪解けを待って青葉が茂り、花をつけるのは4月下旬頃。
4月の後半の日曜日にすいせん祭りが催され すいせんの株を切る事が出来ます。
本数:約7万本
見頃時期:4月上旬~4月下旬
開園時間:8:00~17:00
料金:無料
駐車場:無料
アクセス:【電車】JR山陰本線「江原駅」から全但バス「神鍋高原行」で25~35分。「神鍋温泉ゆとろぎ前」で下車すぐ
【車】播但道「和田山IC」から約40km または下記URLより
➡ http://hidaka.kannabe.info/access/
TEL:0796-45-0800(日高神鍋観光協会)
■樫野崎灯台(かしのざきとうだい)
青空と眼下の太平洋を見下ろす白亜の灯台周辺に咲く乱れるスイセンのお花畑。
潮岬の近くでありながらあまり知られていない樫野崎灯台は、
国内最初の灯台の一つとされ、レトロな真っ白い灯台と黄色と白のスイセンは
とても素敵な見どころポイントです。
本数:約10万本
見頃時期:12月中旬~2月下旬
開園時間:常時開放
料金:無料(灯台旧官舎100円)
駐車場:無料
アクセス:【電車】JRきのくに線串本駅から串本町コミュニティーバス大島・出雲線で40分「樫野灯台口」下車 徒歩8分
【車】阪和自動車道すさみ南ICからR42経由で約30km または下記URLより
➡ http://www.kankou-kushimoto.jp/miryoku/kashinotoudai.html
TEL:0735-62-3171(串本町観光協会)
以上、関西の水仙の名所をご紹介しました。
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まとめ
スイセンの花は、清楚で可憐ですね。華美な花でない分、冬の寒さの中で咲く姿に健気さを感じてしまいます。
お出かけの少ない冬の季節に、こたつで丸くなっているのもいいですが、付近一帯が甘い優しい香りに包まれる水仙の花畑へ出かけてみてください。