八坂神社のをけら(おけら)詣りとは?灯篭の火に使われるオケラとはどんな植物?!


京都八坂神社のオケラ詣りとをけら祭
大晦日から元日にかけて八坂神社で行われる“をけら詣り”というお詣りを知ってますか?大晦日~元旦の早朝にかけてお詣りし、無病息災、厄除けを祈願する行事です。
燃える炎の中に火縄を差し入れ祈願する、八坂神社のをけら詣り・白朮祭(をけらさい)は、京都の風物詩にもなっています。

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大晦日と元旦にかけて京都八坂神社では「をけら祭」が行われます。
“をけら”といわれたり“おけら”といわれたりするようで、ここでは「をけら」としています。

八坂神社の“をけら詣り”と“をけら祭”とはどんな行事なのでしょうか。
また「オケラ」という植物についても調べてみました。

年末~元旦にかけて京都観光を考えてる方は、是非体験されるといい思い出になると思います。
参考にしてみてください^^

 

■八坂神社のをけら詣り(おけらまいり)白朮祭(おけらさい)

八坂神社のをけら詣り(おけらまいり)は、大晦日~元旦の早朝にかけてお詣りし、
無病息災、厄除けを祈願する行事
です。

12月下旬になると八坂神社の本殿周辺の3ケ所に設けられた授与所にをけら灯篭が吊るされます。

をけら灯篭の火に使われるのは「オケラ」という植物の根茎なんですが、
「薬効や匂いから病をもたらす邪気を祓う」と考えられています。

・をけら詣り:12月31日 15:00~
・除夜祭:12月31日 19:00~
・白朮祭(をけらさい):1月1日 5:00~

※をけら詣りは31日の午後7時30分頃から1月1日の5時頃まで。

八坂神社のをけら詣りは京都の風物詩ともいわれ、
除夜の鐘がなる頃には八坂神社から鴨川までの四条通が多くの人出で埋まり夜はかなり賑わいます。

「をけら詣り」には、お屠蘇の一種“をけら酒”がふるまわれ、
1月1日の早朝5時からは「をけら祭」が行われます。

もともとの「をけら祭」は、削ったヒノキに砕いたオケラを混ぜて丸めて火を点け、
それを折敷(おしき)の盆にのせ神職が本殿から地面に投じ火種を取るのが習わしだったといわれています。

しかし、だんだん初詣客が増えたため、
昭和の初めから大晦日に火が用意されるようになっていったようです。

をけら灯篭の周りには火縄を手にした参拝者がぐるりと取り囲み、
吉兆縄(約1.6m)を差し入れ無病息災の祈りを込めます。

すぐに火が消えないように、吉兆縄には竹の繊維が編み込まれているそうで
露天や社務所で購入できるようになっています。

そして持ち帰った火種で雑煮を作って食べると、一年を健やかに過ごせるとされ
300年以上続く伝統行事になっていますが、その由来はあんまり知られていないようですね。

昔は火のついた縄を回しながら、バスや電車にも乗れていたんだそうです。

火縄を持ち帰り台所で使うなんて、ちょっと風変わりな行事ですが、
江戸中期にはすでに定着してたようで
「拾遺都名所図会(しゅういみやこめいしょずえ)」の文献にも登場しています。
 

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■オケラってどんな植物?

をけら灯篭の火に使われる“オケラ”とはどんな植物なのかが気になり調べてみました。

オケラの花
画像:ウィキぺディア

学名:Atractylodes japonica
和名:オケラ (朮(じゅつ))
花期:9~10月頃
生薬名:ビャクジュツ(白朮)キク科オケラ属の多年草で、近縁種とともに生薬(ビャクジュツ)として用いられる。
生薬「ビャクジュツ」は本種の根茎で、健胃、整腸、利尿、止汗などの作用がある。また若芽を山菜として食用にもする。昔はウケラと呼ばれていた。

高さは50〜100cmで葉は茎の下部では奇数羽状複葉になり、花序の下側につく苞葉も羽状。

花色は、開花初期では淡紅色で、序々に白色へと変化し、アザミに似て筒状花だけの房状の頭状花序となる。
雄しべと雌しべの両方を持つ両性の株と、雌しべだけが機能する雌株がある。

本州、四国、九州、朝鮮半島、中国東北部の明るい林の中や林縁によく生える植物で
刻んで焚くと、疫病よけになると信じられている。

引用:ウィキぺディア

私も記事を書くまでオケラを知りませんでしたが、
オケラの花はアザミみたいな花で見た目地味で素朴な感じがしますね。

普段から林の中などで見てると思うのですが
あまりに素朴すぎて…… 見過ごしているのかもしれません。

乾燥させたオケラの根茎は漢方薬にもなり燃やした煙は独特の匂いがするといわれ
この匂いが病のもととなる邪気を祓うのだと考えられています。

一年間の邪気を払い長寿を願って正月に呑む縁起物の酒、
お屠蘇にもオケラ(ビャクジュツ)は入っているそうですよ(^^♪

大晦日から元旦にかけて
「をけら詣り」や「白朮祭(をけらさい)」で八坂神社は前に進めないほどの混雑なのですが、
白朮祭(をけらさい)が終わった朝6時過ぎには、
お参りした人が帰っていく頃なので少しは混雑も緩和されてるようです。

お詣りだけゆっくりしたい方は、この時間に行かれると良いかもしれませんね。

<八坂神社へのアクセス>

京阪祇園四条駅より徒歩で約5分
阪急河原町駅より徒歩で約8分
JR京都駅より車で約15分
JR京都駅より市バス206番祇園下車すぐ

関連:八坂神社の初詣!ご利益いっぱいの見どころと混雑時間 アクセスと駐車場は?

遠方からお越しの方は、周辺のホテルや観光スポットを
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●八坂神社
住所:京都市東山区祇園町北側625番地
TEL:075-561-6155 
FAX:075-531-1126

参考URL:http://kyototravel.info/%E3%82%92%E3%81%91%E3%82%89%E8%A9%A3%E3%82%8A / ウィキぺディア

まとめ

大晦日から元日にかけて八坂神社で行われる“をけら詣り”は燃える炎の中に火縄を入れ、無病息災と厄除けを祈願する行事です。をけら灯篭の火に使われるのは「オケラ」というアザミのような素朴な白い花を咲かせる植物の根茎を使います。薬草にもなり独特の匂いがすることから“邪気を祓う”と考えられています。除夜の鐘がなる頃には八坂神社から鴨川までの四条通が多くの人出で埋まり、夜はかなりのにぎわいと混雑になるといわれています。いよいよ新しい年の始まりですね♪

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