お祝にお赤飯を食べる由来や意味を知ってる?赤飯の栄養素や作り方は?


炊きたてのお赤飯
こんにちわkanauyoです^^

日本のお祝いごとに欠かせないのがお赤飯です。
帯祝いから始まり、出産内祝い、七五三や人生の節目の日などお赤飯が出てきます。

何故、赤飯がお祝いに使われるようになったのでしょう。
今回は、その由来や意味、栄養素や作り方についてご紹介します。

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赤飯(せきはん)は、もち米にアズキやササゲを混ぜて蒸したおこわのことです。

赤飯は国民の休日や、お祝い事、誕生日や人生の節目の日によく食べられますよね。

今じゃ、お赤飯よりちらし寿司を作る家庭も多くなったように思いますが、やはりお祝いごとといえば「赤飯」です。

しかし、何故、ハレの日にお赤飯なのか!ちらし寿司ではダメなのでしょうか。

そしてその由来と理由とは…

 

■ハレの日にお赤飯を食べる由来や意味は?

それは小豆の赤い色に秘密があります。

昔は赤という色には邪気を祓う力や呪力があって、災いを避ける力があると信じられていたんです。だからなのか、昔は葬儀や病気などよくないことがあった時の厄払いとして食べていました。
 

凶事に赤飯を炊く理由は不明ですが、赤色が邪気を祓う効果がある事を期待したためという説や、いわゆる「縁起直し」という期待を込めて赤飯が炊かれたのじゃないかという説も考えられています。

 
つまり、凶事があると、赤い色の力を借りて厄を追い払い、よくないことが良い方向へ向かうと、赤飯を食べて厄が去ったということになります。

やがて「縁起直し」という期待を込めて赤飯が炊かれたということになったのではないでしょうか。

古くは凶事に赤飯を食べていたものが何らかの理由で吉事に食べるように反転したと考えられます。

 
平安中期の「枕草子」にあずき粥としてお赤飯の原形が書かれていますが、祝儀用となったのは室町時代で、江戸時代後期には一般庶民のハレの日の食卓にまで広まっていきます。

 
平安時代になる前は、女の子が初潮を迎えた時も各家庭はお赤飯でお祝いしたそうですが
今でもその風習が残っています。

由来を知ると、祝いの席には「ちらし寿司」でなく「お赤飯」の理由が理解できますね。
 

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■赤飯の栄養素は?

赤飯には、銅、炭水化物が多く含まれます。

赤飯 お茶碗約1杯(140g)で、1日の推奨量に対し、以下の割合を摂取できます。

銅 26%
炭水化物 23%
亜鉛 16%
マンガン 15%
食物繊維総量 14%
カロリー 13%
たんぱく質 11%
他の栄養素は10%未満

※推奨量は30代女性の値で計算。

出典:ウイキぺディア

 

■赤飯の作り方は?

最近はあまり家でお赤飯を焚かなくなりましたが、炊飯器でも作れるので炊き立てのお赤飯を作ってみてください。

 

蒸し器でつくるお赤飯

材料:もち米3カップ
   あずき1/2カップ(4人分)
   ごま塩 適量

1. あずきはよく洗い3~4倍の水を加えて沸騰したら2~3分静かに煮立て、ゆでこぼします。

2. 5~6倍の水を加えて沸騰したら弱火で15~20分煮ます。

3. ゆでたあずきと煮汁に分けます。あずきは乾燥しないように鍋蓋かラップをしておきます。

4. 研いで水切りしたもち米をあずきの煮汁に3時間つけます。

5. もち米をざるにあけてあずきと混ぜ合わせます。残った煮汁に塩を少々入れます。

6. あずきと混ぜ合わせたもち米をせいろまたは蒸し器で15~20分蒸します。

7. 煮汁を打ち水としてかけ、へらで底の方からさっくりと混ぜます。

8. さらに15~20分蒸して完成です。

 

炊飯器でつくるお赤飯

材料:もち米 3合
   あずき 80g
   水 800cc
   塩 小さじ1/2
   ごま塩 適量

1. もち米を洗いざるにあげ水気を切る。

2. 小豆を洗い鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れて火にかける(水につけずにすぐ茹でる。)

3. 沸騰してから2~3分煮てざるにあげる。茹で汁は捨てる。

4. もう一度水800ccを加えて火にかけ、煮立ったら弱火にし蓋をして30分程煮る。

5. 指でぎゅっとつまむとつぶれる程度まで煮たら、小豆と茹で汁に分ける(小豆は乾燥を防ぐためラップをかける)

6. 茹で汁は空気に触れさせ酸化させるため、数回おたまですくい上の方から落とす。

7. 茹で汁が冷めたら、炊飯器にもち米を入れ、茹で汁をおこわの目盛りに合わせて入れる。30分程浸水させる。

8. 塩を加え軽くかき混ぜて溶かし、小豆も入れて炊飯する。

出典:https://cookpad.com/recipe/1943493

※赤飯にはごま塩(ごま砂糖)がつきものですが、
お祝いの赤飯につけるごまは、煎ったままのごまを添えるようにします。

まとめ

昔は葬儀や病気などでも赤飯を食べていたそうで、いつの間にか転じて、今は祭りや誕生祝いなど吉事に赤飯を炊く風習が一般的になっています。私も赤飯を食べたくなったら、コンビニのおにぎりで赤飯を手に入れます(笑)
でも我が家の近くのコンビニはお昼近くで行くとすでに売り切れてしまってることも…
どうも、早朝から現場仕事に向かう人たちが買っていかれるようで、なんというか、朝からお赤飯食べて一日、安全に仕事が終わりますように という厄落としとか縁起担ぎもあるのかもしれません。

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