十六団子の由来と何故16なのか!作り方は?


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こんにちはkanauyoです^^

3月16日は「十六団子の日」といわれ、
山と里を行き来してる神様が、
山から里へ下りてくる日です。

お団子を作って神様のおもてなしをしましょう。

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■十六団子の日とは

3月16日は農神おろし(田の神おろし)と言われて
山と里とを行き来する農事の神様が、
山から種子を抱いて里に下りてくる日とされていました。

 
里で暮らす農村の人々は、
その神様をもてなすために16個の団子を用意します。

 
田の神は、臼杵の音を聞いて降りてくると言われているため、
この日に臼杵で餅をつき、16日であることから16個のお団子をつくり
枡の中に入れて神様にお供えする慣わしが各地で行われました。

 
また、11月16日(地域によっては10月16日)には
神様が山に帰る日とされているため、
この日にも同じように十六団子をお供えします。

 
神様をお迎えする役は「さおとめ(早乙女)」と呼ばれ、
お迎えの役目は女性の仕事とされてます。

 
「さおとめ(早乙女)」「さなえ(早苗)」「さつき(皐月)」
という言葉もこれに関連した言葉だと云われています。

 
山は神秘的な世界であり、
そこに神霊の存在を信じてきた農民にとって、
その代表が「山の神」であり、
毎年山と里とを行き来する農耕神だったわけです。

 
春に里へ下りてきて「田の神」となり、
秋の収穫後には再び山に帰って「山の神」となると信じられていました。
 

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■行事食にお団子はつきもの!?

日本の行事には、よくお団子が登場します。

正月20日の二十日団子、春と秋の彼岸団子、4月8日の仏生会の団子
8月15日の月見団子、葬儀の枕団子などなど。

 
古代より、お米は大変貴重な食材だったので
大事な日本の行事には、
必ずお団子が出てきますよね。

 
「十六団子の日」には、

神様が種をもって、山を下りてきてくださったー
大事なお米でついた美味しいお団子を召し上がってもらいましょう

こんな感じだったのかなって思います 笑

 

また、調べてみると、日本には色んなお団子がありました。

一般に、米を粒のまま蒸してついたものを餅、
粉をこねて丸めたものを団子というようです。

日本の色んなお団子

・月見だんご …十五夜に月に供える団子。

・花見だんご…花見のときに食べる団子。

・よもぎ団子(草団子)…草餅のように、すりつぶしたヨモギを加えてこねた団子。

・白玉団子…白玉粉で作った団子。

・みたらし団子…甘味を付けていない団子3~5個を串に刺し、
        あぶり焼きにして砂糖醤油の葛餡をかけた団子。

・吉備団子…昔話の桃太郎に出てくる団子。

・羽二重団子…羽二重のようにやわらかいことから命名された団子。

・笹団子…餡の入ったヨモギ団子を数枚のササの葉でくるみ、蒸した団子。

 

■十六団子の作り方

水の代わりに、豆腐を使うと
長く柔らかさが保てます。

 
<材料>

上新粉(白玉粉でもいい)…150g
絹ごし豆腐…150g

1、材料を、ボールに入れて、手でよく混ぜる。

2、鍋にお湯を沸騰させ、小さくにぎって丸めて入れる

3、浮いて来たら1~2分ゆで、冷水にとる。

出来上がり~♪

 

まとめ

十六団子は農事なので、都会では知らない人が多いですが、
山という自然や稲作を司る神様がいることを、
お団子を食べながら空想し感じてみるのも楽しいですね。

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