みなさんは「おにぎり」と「おむすび」の違いってわかりますか?普段から使ってる言葉なのに、おにぎりを握っていたら、ふと「おむすび」とも言うよな~て思ってしまいました。この歳まで生きてきて今まで全く疑問に思わなかったのに、いったん頭に「おにぎり」のフレーズが入るとドンドン深みにはまっていきそう…(゚A゚;)
そういうことで、精神的にもよくないのでこのさい調べることにしました。
毎日、お世話になってる炊き立てのごはん。
おいしいですよね~(*´∀`*)
炊飯器の中の炊き立てのごはんを混ぜている時に
ふと頭をよぎったのが「おむすび」というフレーズ。
私は日ごろから「おにぎり」といってますが
「おむすび」ともいいますよね。
はて「おむすび」は
「おにぎり」と何が違うのか という疑問が・・・・
さっそく調べてみることにしました。
目次
■おにぎりとおむすびの違いは何?
ウィキぺディアでしらべてみると
ということで、どちらも『握り飯(にぎりめし)』という意味で、大きな違いはないみたいですね^^;
呼び名が違うだけのようで、ヤレヤレです。
東日本では「おむすび」、
西日本では「おにぎり」と呼ばれることが多く
また三角形の握り飯を「おむすび」といい、
円形や俵型は「おにぎり」という説もあるみたいですね。
ところで、日本全国のこの呼び名に関しては、2013年に調査があり、
「おにぎり」が89%!
「おむすび」が10%!
という結果がでたそうですよ。
「おにぎり」という呼び名が約9割でダントツだということは、
「おにぎり」のほうが言いやすいし、伝わりやすいというのもあるのかなって思います。
■おにぎりの歴史や由来
知らなかったんですが、6月18日は「おにぎりの日」なんですね。
由来が気になりちょっとしらべてみましたw
1987年(昭和62年)の12月に、弥生時代後期の遺跡である杉谷チャノバタケ遺跡(石川県鹿島郡鹿西町:現在は中能登町)で、日本最古のおにぎりの化石が発見されたそうです。
おにぎりと思われる米粒の塊が炭化したものが出土し、
その炭化米を調べてみると、人間の指によって握られた痕跡が発見されたとされています。
しかしこのお米ですが、炊いたお米というより、蒸されたお米だったようで、
笹の葉にくるんだ米を茹でたようなもので、今でいう笹団子やチマキのような形だったようです。
平安時代の史料(本)には屯食(とんじき)というものが書いてあり、
飯を握ったものと説明されていまして、これがオニギリ(おむすび)だといわれています。
その後も、日本各地で次々とおにぎりの化石が発見されるようになっていきましたが、
日本最古の石川県鹿島郡鹿西町(現在は中能登町)のお米の化石の発見にちなんで
鹿島郡鹿西町の「鹿(ろく)」と、毎月18日の米食の日を組み合わせて
6月18日を「おにぎりの日」と制定されたそうです(o^-‘)b
■おにぎり1個のカロリーは?
おにぎり1個は約120gほどが平均とされ
それでいくと1個あたりのカロリーは215kcalになります。
おにぎり2個だと合計400kcalを超え、
ご飯の量が180gもある大きめのおにぎりのカロリーだと322kcal ということになりますね。
ちなみに100gだとカロリーは179Kcal。
栄養素は以下の通りです。
・糖質(39グラム)
・食物繊維(0.4グラム)
・たんぱく質(2.7グラム)
さらに、おにぎりの中には、梅干し、鮭フレーク、筋子、おかか、焼きたらこ、明太子、昆布の佃煮、塩昆布などの定番の具材が入っているので、選ぶ食材によって、栄養素も増えカロリーもかなり違ってきますよね。
梅干しや高菜だと3Kcalほどですが、鮭の塩焼きで13Kcal、焼きたらこで17Kcal、
すじこやあみの佃煮、粒うにとかになると、23~28Kcalとぐっと高くなります。
ローソンの『もっと大きなおにぎり おかかごはん(シーマヨ・鮭)』だと、
ごはんのkcalを入れると1個 437kcalにもーーヽ(*’0’*)ツ
またコンビニでも、どこのコンビニで買うかどうかで
具材無しのおにぎりでも大きさもカロリーも若干違ってきます。
・ローソン:「新潟コシヒカリ 塩にぎり」198kcal
・ファミリーマート:「新潟魚沼産コシヒカリ 塩おむすび」186kcal
出典:https://calorie.slism.jp/101111/
ちなみに、おにぎり1個 120gの「215kcal」を消費するのに必要な有酸素運動に換算すると
ウオーキングで81分、ジョギングで49分、自転車で31分 もかかるんだそうで
たかがおにぎり1個と侮れません><;
私も、時間がない時はおにぎり1個で昼食を済ませることも多々あるのですが、
なんのなんの、おにぎり1個の消費カロリーを知ると大誤算のようです( ̄□ ̄;)
■おむすびの歌と童話
おにぎりの心
おにぎりの心は、NHK教育テレビの『おかあさんといっしょ』で、
1997年1月の「今月の歌」として放送された歌です。
作詞:下山啓、作曲:越部信義。
オリジナルは当時のうたのおにいさん、うたのおねえさんだった速水けんたろう、茂森あゆみさんによって歌われました。懐かしいですね^^
出典:https://youtu.be/HoG57jvVo0M
おむすびころりん
まんが日本昔話で放送されました。
放送日:1990年04月14日(平成02年04月14日)
小学校低学年の教科書にも出てきますね。
あらすじは以下の通りです。
忘れかけてた方も懐かしく思い出してみてください。
昔昔、正直で働き者のおじいさんが、山で木を切っていました。
昼になったので、おばあさんが作ったお弁当(焼きオムスビ2つ)を食べようと包みを開けましたが、うっかりおむすびを転がしてしまい、木の下の穴に落としてしまいました。
すると、穴の中から何やら可愛らしい歌声が聞こえてきたので、おじいさんはもう一つのおむすびを穴の中に転がしました。聞こえてきた歌に夢中になっていると、おじいさんまで穴の中に転がり落ちてしまいました。
落ちた所はネズミの屋敷で、おじいさんはネズミたちの餅つき踊りで熱烈歓迎され、きなこ餅をたくさん御馳走になりました。そして帰りには、小判の詰まったお重をお土産にもらいました。
自宅でたくさんの小判を前にして、おじいさんとおばんさんが大喜びしていると、それを見ていた隣のよくばり婆さんは、自分たちも真似して小判を手に入れようと計画しました。
よくばり爺さんは、抱えきれないほどの沢山のおむすびを持って山に出かけました。穴を見つけたよくばり爺さんは、大量のおにぎりを穴に投入し、自分も無理やり穴に飛び込みました。
ネズミの屋敷に着いたよくばり爺さんは、餅つき踊りを披露されていましたが、隙を見て小判を強奪しようと猫の鳴きまねをします。しかしその作戦は失敗し、よくばり爺さんはネズミたちに痛い目にあわされ、命からがら家に逃げ帰りました。
その後は、よっぽど応えたのかあまり欲をかかなくなったそうです。
まとめ
おにぎり(御握り)は、ご飯を三角形・俵形・球状などに加圧成型した食べ物で、「おむすび」や「握り飯」とも呼ばれ、どちらも同じ意味ということ。1987年(昭和62年)の12月に、弥生時代後期の遺跡である杉谷チャノバタケ遺跡(石川県鹿島郡鹿西町:現在は中能登町)で、日本最古のおにぎりの化石が発見されたことで、「鹿(ろく)」と、毎月18日の米食の日を組み合わせて6月18日を「おにぎりの日」と制定されました。おにぎり1個は約120gで215kcal。消費する具材に何を入れるか、どこのコンビニで買うかでもカロリーが変わってくるようです。ちなみに、外国人観光客で上位に上がるのは、ツナマヨ、鮭、らしいですが、ツナマヨだとかなり高カロリーになりそうですね。みなさんの好みの具材は何でしょうかww