【母の日】カーネーションてどんな花?花名や花言葉の由来と色別花言葉を調べてみた!


赤いカーネーション
もうすぐ母の日ですね。今年は新型コロナウイルスの影響で暗いニュースが多い中、家族のために働いてくれてるお母さまに、感謝のプレゼントを贈りましょう。ここではカーネーションの豆知識、花名や花言葉の由来とカラー別花言葉についてご紹介します。

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母の日は、毎年5月の第2日曜日で、5月初旬~中旬頃にやってきますが、
2020年の母の日は5月10日(日)です。

 
母の日の前には、ゴールデンウイークがあるため何かと忙しく、ついついプレゼントを頼み忘れたり、買おうと考えてた品物がすでになかったりなど思わぬアクシデントに見舞われる場合がありますね。

 
そういうことのないように、母の日のプレゼントは、早めに準備しておくといいでしょう。
では、カーネーションとはどんな花なのか、花名や花言葉の由来とカラー別花言葉についてご紹介します。

 

■カーネーションはどんな花?

小さい頃から当たり前のように母の日にカーネーションを贈っていましたが、カーネーションとはどんな花なのかご存じでしょうか。

カーネーションはこんな花です♪

分類:ナデシコ科 半耐寒性多年草

英名:carnation

別名:オランダせきちく、アンジャベル

草丈:20~100cm

花色:赤・ピンク・黄色・白・オレンジ・紫・緑・複色

原産地:ヨーロッパ南部、西アジア

花期:4月~6月

ヨーロッパ南部が原産のカーネーションは、古代ギリシャではすでに香料として栽培されていたといわれるように非常に歴史が古い花のようです。バレリーナのチュチュのように、ギャザーのような細かいひだの花弁が幾重にも重なって、とてもキレイでかわいいですよね。

 
花色は、赤・ピンク・黄色・白・オレンジ・紫・複色など多彩で、1本の茎に小さめの花がたくさん咲くスプレー咲きと、大きめの花が一つ咲く大輪咲きがあり、細い葉がくるりとカールしたものや、くねくねと波打つものも。

 
花弁に鼻先を近づけると、ほのかに甘い匂いがして、きっと古代ローマの人々も、これと同じ香りを嗅いでいたんでしょう。

う~ん とてもドラマティック(´-`).。oO

 

■カーネーションの花名の由来は?

カーネーションという名前の由来には次のような説があるそうです。

 
1、カーネーションの赤い色がお肉の色に似ていることからラテン語で“お肉の色”を意味する『カルニス』からカーネーションになったとする説。

2、イギリスで冠を飾るお花として利用されていたことから『戴冠式』を意味する『コロネーション』がカーネーションになったとする説

 

■カーネーションの花言葉と伝説は?

お母さんありがとう~

昔は赤かピンクくらいしかなかったように記憶してますが、今や白や黄色、紫や黒っぽい赤、青など、様々です。そして、その花色によって花言葉も違ってくるので、お母さまに対する想いや好みなどに合わせて贈られてください。中には、あまりお勧めしない花言葉もあるので、贈る際は注意してくださいね。

 
さて、カーネーションの花言葉ですが、純粋な愛情に溢れた伝承があり、「愛」に満ちた花言葉がたくさんあります。

そして、その理由としては、カーネーションの花伝説から読み解くことができます。

カーネーションの伝説

キリストが処刑された時、聖母マリアの涙の跡から生えた花だと言い伝えられ、イタリアの画家ラファエロは聖母子の絵画に母性の象徴として「カーネーションの聖母」を描いています。

1907年アメリカのアンナ・ジャービスによって提唱された、母の日に赤いカーネーションを贈るのもこうした理由からといわれています。

さらに、ローマ神話でもカーネーションは出てきます。

美しい娘のソニクスは、太陽神アポロの為にカーネーションの冠を作っていました。冠はいつも祭壇に飾られていましたが、しかしそれを心良く思わない人がいました。妬まれたソニクスは殺されてしまいます。

嘆き悲しんだアポロは、彼女をカーネーションに変えたという悲しい伝説があります。

母の日が普及する以前の花言葉は「哀れな心」といわれていましたが、これらの悲しい伝説からきているのでしょうか。近年は「母への愛」という、母の日にちなんだものが使われるようになりました。

 

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カーネーション全般の花言葉

「母への愛 Love for my mother」「女性の愛」「感覚」「感動」「純粋な愛情」

 誕生花は5月10日です。

 
そして、色によっても花言葉は違ってくるようです。

赤のカーネーション

「母の愛」「愛を信じる」「熱烈な愛」「哀れみ」
  ※「哀れみ」は母の日にカーネーションを贈る習慣が出来る前の花言葉です。

 
母の日にはもってこいの愛の花言葉。綺麗で華やかなので色にこだわりが無い人は赤いカーネーションを選ぶといいでしょう。ただし、黒っぽい赤や紫や茶はネガティブな意味の花言葉になるので注意します。
 

ピンクのカーネーション

「感謝」「上品・気品」「暖かい心」「美しい仕草」

こちらも感謝の言葉として贈り物にはぴったりの花言葉ですね。
ピンクは赤と比べても優しくかわいいイメージが強く、人を明るい気持ちにする効果があるとされています。

 

淡い黄色(クリーム色)のカーネーション

「軽蔑」「美」「嫉妬」「愛情の揺らぎ」「友情」

淡い黄色のカーネーションも優しいイメージでかわいいのですが、ネガティブな花言葉が多いのでなるべく避けた方がいいのじゃないかと思いますね。しかし、贈る相手が黄色が大好きな場合は、黄色いカーネーションの方が喜ばれるという場合もありますね。その代わり、花言葉に対しての気づかいをしてさしあげるといいでしょう。

 

オレンジのカーネーション

「純粋な愛」「あなたを熱愛します」「清らかな慕情」

これも素敵な花言葉ですが、母親や義母に贈られる方は遠慮された方がいいかもですね。ご主人が奥様に贈る場合はピッタリじゃないでしょうか。

 

白いカーネーション

「尊敬」「純潔の愛」「私の愛情は生きている」「愛の拒絶」

尊敬や純潔など、素敵な花言葉ですが、白いカーネーションは亡くなった母へ贈るものとされているので、まだ元気なお母さまに贈るにはおすすめできません。それでも白が好きで好きでたまらないというお母さまには、黄色と同じシチュエーションで

 

紫のカーネーション

「誇り」「気品」

紫のカーネーションは青みがかったピンク色で、淡い色から濃い色まで様々です。花言葉もなかなか素敵なので、モダンで大人っぽいイメージのお母さまが似合いそうですよね。ありきたりの赤やピンクでなく、粋で紫が好きなお母さまやイメージに合わせて贈られると喜ばれると思います。

 

青いカーネーション

「永遠の幸福」

私はまだ見たことありませんが青いカーネーションがあるのですね。調べてみると、カーネーションには青色色素がありませんでしたが、遺伝子組み換え技術を経て誕生したムーンダストという青紫色のカーネーションとありました。また、白いカーネーションに青い液を吸わせて着色したものもあるようです。

いずれにしても、赤やピンクに飽きたら、ちょっと変わったカーネーションを贈りたくなりますが、幸福の青い鳥を探し求めるようにムーンダストには、「幸せを願う青い花」というコンセプトがあるんだそうです。紫と同じく粋でモダンで大人っぽいお母さまにピッタリですね。

 

いかがでしたか?花色によって花言葉は異なります。そして国によっても異なることはあまり知られてないようですね(;^_^A 花言葉を調べれば調べるほど奥が深いです。

まとめ

母の日といえばカーネーションといわれるほど、お馴染みですが、昔と比べ最近のカーネーションは花色がたくさん見られるようになりました。カーネーションはナデシコ科で半耐寒性多年草の花で、ギャザーのような細かいひだの花弁が幾重にも重なって、とてもかわいい花です。

悲しい伝説のあるカーネーションには、色別に花言葉も違います。あなたの送りたい色は決まりましたか?素敵なカーネーションでお母さまに感謝の気持ちを伝えてください ٩(ˊᗜˋ*)و

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