母の日と聞くと、カーネーションと答えるように、母の日には、カーネーションを贈りますよね。
母の日って昔からあったので、なんとなくそんなものだと思っていたんですが、そもそも、母の日っていつから始まったのでしょう。
そして、何故カーネーションなのでしょうね?母の日の謂れと花の関係とは・・・
目次
■2016年の母の日はいつ?
毎年5月の第二日曜日が母の日です。
2016年は 5月8日です。
母の日は毎年変動するので、
5月の第二日曜日と覚えておくといいでしょう。
母の日にお祝いすることは、
古代ギリシャの時代にもあったと言われます。
神々の母をたたえるお祭りが、母の日の起源になったという説があるとか。
また17世紀のイギリスでは、復活祭(イースター)の40日前の日曜日に、
母親と過ごすために出稼ぎ労働者を里帰りさせる習慣があり、
それが母の日に由来しているという説もあるんだそう。
■母の日の由来は?
日本の母の日は、アメリカから伝わったとされています。
アメリカの南北戦争後、
「夫や息子を決して戦場に送らない」と、ある女性グループが
「母の日宣言」という声明文を出したそうです。
この後、1908年5月10日に、
アメリカに住むアンナ・ジャービスという少女が、
平和活動家であった亡き母への想いを込めて、
教会で白いカーネーションを配りました。
これが、アメリカでの母の日のはじまりと言われています。
やがてキリスト教徒を中心に
母親にカーネーションを贈る習慣になり、全米へと広がりました。
そして1914年、ウィルソン大統領の時代に、
5月の第2日曜日を国民の祝日と定めたとされています。
皮肉にも、制定された1914年は第一次世界大戦の開戦の年です。
制定の背景には、
戦場に息子を送り出す母親を、戦後の母として感謝し、
鼓舞しようという意図もあったのではないか という人も居ます。
日本では、昭和初頭から、
当時の皇后様の誕生日の3月6日を母の日としていましたが、
第二次世界大戦での敗戦後、アメリカにならって
5月の第二日曜日に変わったといわれています。
そういうわけで、
今年の母の日は、5月8日になりますね (´∀`)
■カーネーションの花の色の意味は?
最近は、色んな色のカーネーションがありますが、
カーネーションだったらなんでもいいのでしょうか。
実は、
白は「亡くなったお母さんへの感謝」を表すものとされています。
お母さんが元気な場合は、赤やピンクを贈ってくださいね。
ちなみに、カーネーションの花の色の意味は次の通リです。
「真実の愛」「愛情」「情熱」「母の愛」
・ピンクのカーネーションの意味
「感謝」「上品・気品」「暖かい心」
・白のカーネーションの意味
「尊敬」 「純潔の愛」
白いカーネーションの「尊敬」という意味は、
いかにも母の日にふさわしい贈り物にピッタリだと思いますが、
白いカーネーションは、「亡くなったお母さん」です。
義理母にでも間違って贈ったら、大変なことになりますよ~
絶対NGです!!(`Д´ )
そんな私も、
息子夫婦から、白いカーネーションを頂いたことが、、、
さすがにね~ (´-`).。oO
(オイオイ まだ生きてるゾー) って… 笑
息子夫婦は、白いカーネーションが亡くなった母への感謝の花とは知らなかったみたいですね。
後で、そっと教えてあげたら、びっくりしてました。
そして、悪かったねって謝ってくれました。
でも息子夫婦の側からしたら、赤やピンクが多いから、
白のカーネーションが珍しくていいかなって私を思ってのことだったみたいです。
そういうことで、気持ちはしっかり伝わりました…(〃艸〃)
でも本当に花の色の意味を知らないと、
相手に不愉快な思いをさせてしまうということになるので
みなさん気を付けてくださいねー (⌒‐⌒)
まとめ
母の日というのは、平和と戦争がどこかで深くかかわっているのだと思いますね。
最近は、イベント的要素も多くなりましたが、由来を知って改めてお母さんへの感謝の気持ちを新たにすることも大切ですよね。