若い時には気が付かない!歳が行くと使いづらく危険になる収納って?



どこの家にもある押し入れや吊戸棚。普段使わないものを保管したり隠しておくためには、とても便利な空間です。
最近友人のお母さまが入院されて、友人は週に何度か実家の片付けや洗濯をしに帰っているのですが…

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そうなんです。友人のお母さまは現在71歳。まだまだ若い年齢です。

しかし、腰やひざが悪くなったあたりから、高い所やかがんで取らなければいけない場所が
とても不便になったそうなんです。

そういえば、うちの実母も、高いところや取りにくい場所から物を取り出す時は
いつも同居中の弟や弟嫁が呼び出されていました。

もし、ある日突然、膨大な老親の荷物や家の整理と処分が、自分の身に降りかかってきたら…

そう考えると今まで便利だった収納も
年齢とともに見直ししていかないといけないということが分かってきます。

 

■年齢を重ねるほど不便で危険になる収納

収納する場所があるって本当に便利です。

扉さえしめれば部屋はスッキリするし
不意の来客でも慌てないで済みます。

そんな思いから、若い頃に家を建てるときは
なるべくたくさんの収納場所を作ってもらった経験ありあませんか?

でも、やがては誰でも歳行きますよね。

年齢が行くと片付けが面倒になり、収納場所に隙間をみつけると、ついモノを押し込んでしまったり、
収納に何でも入れてイザ使うという時に、物が取り出しにくく見つけにくいということも増えてきます。

若い頃は、なかなか自分が歳を行った姿は想像できないかもしれませんが、
自分の親や、周りの高齢の方などを見ていると、収納の在り方を考えさせられますね。

一般的に、取り出しやすくしまいやすい高さは
床から70~130cmといわれています。

そして将来、収納として使えなくなる場所としては、

「背丈より高すぎる(または低すぎる)ところ」
「目が届かないところ」
「手が届かないところ」

などになります。

では、年齢を重ねる毎に危険になってくる収納場所とは何処なのかを説明します。
 

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キッチンの吊戸棚

吊り戸棚は一般的に、床から160cmぐらいの高さにつくられていますよね。

高齢になると、開けた扉に頭をぶつけたり
手を伸ばしてものを取る際に、誤って他のものを落としてしまったり…

若い時は、スイスイこなしていた家事も
高齢になると、動作も鈍くなり判断力も弱くなるため色々使いづらくなってくるようです。

 

押し入れや天袋

家を建てる際は、とにかくたくさんの収納スペースが欲しくて
私も、いろんな場所に収納スペースをつくってもらいました。

でもこれも、高齢になると、なかなか隅々まで使えなくなるようです。

私も子供たちが独立をしたら、1階しか使わなくなり、
2階、3階はお客様が来た時だけの部屋になっています。

そしてそのうちの一部屋は物置同然に…
年末も近いことだし、断捨離をと考えています。

ところで、押し入れは一番収納スペースがありますよね。

もとは布団を入れるスペースなので、
丁度布団を三つ折りにしたサイズの80cmほどの奥行につくられています。

高齢になると、布団の上げ下げはかなりキツイようで、
自然とベッド生活になり、肝心の押し入れには、普段使わないようなものを
たくさん詰め込む
ようになっていきます。

奥行もあるため、奥に入れたものに手が届かず
そのまま何年も寝むっているようなものもあったりします。

天袋も、高い所にあるため取り出すのは踏み台もいり、
押し入れ以上に大変なことになる空間といえます。

 

床下収納

キッチンに備わってる床下収納は、一見便利なようですが、
高齢者にとっては一番危険といわれています。

だいたい、床下収納は、出し入れが面倒なのであまり使わないものが入れられています。
しょうゆの瓶や鍋、ビールや漬物樽、梅酒、土鍋、大きめの中華鍋、すき焼きなべ、カセットコンロなど、
日常は使用しない大きめのものや重たいものを入れてる人が多いと思います。

狭いキッチンの床に、それら重たいものを無理な姿勢でかがんで取り出すのですから、
ケガや腰痛の原因になるのです。

少ない収納スペースを補うために考えられた床下収納ですが、
老後のことを考えるなら、百害あって一利なしという建築家の意見もあるくらいです。

 

階段下などの隙間収納

階段の下の三角のデッドスペースを我が家も収納スペースにしています。
いろんなものが入っています。

扉もついていて閉めるとスッキリ片付くので、
ついつい何でも放り投げて入れてます^^;

広さはそこそこありますが、雑多なものが多く、奥の方のものを取ろうとする場合は
前のものを取り除かないと取れません。

形が三角形で、使いづらいですが、それでも今は助かっていて
頭を打ったり腰をよがめたりして頑張っています。

もっと年齢が行くと、更に使いづらくなってくるのかなと思います。

 

屋根裏収納

若い頃は収納が多い方が何かと便利なので
屋根裏収納を考えて作られた家もおおいと思います。

しかし、屋根裏収納は急なはしごがいるため上り下りが危険です。

若い時ならこのはしごや階段を使って、まめに出し入れすることもできますが
歳をとれば不便さが先立ちます。

いちいち階段を降ろして、急な階段を登って荷物を出すという行為は、
だんだんと、面倒くさくなるため入れた物は出さなくなります。

階段は幅が狭く急なため、荷物を運ぶのには危険が伴います。

屋根裏は十分な高さがないため、作業が中腰で行わなければならず
年齢がいくと体への負担は大きいといえますね。

体力が或るうちに、屋根裏のものは整理するか、
今後も使うようなら、手すりの付いた階段を設置するなどした方がいいかと思います。

若い時は、広い部屋を目指し、玄関やリビング、キッチンなどに
たくさんの収納スペースを作られたと思いますが、

60代に入ったら将来のことを考えて、
今のうちに収納を見直す必要があるのではないでしょうか。

使っていないものは、思い切って手放したり、
多すぎるものを必要な数に絞り込むのも大事。

動ける元気な内に、使いづらい収納を整理し、収納場所の容量以上に物が増えないように気を付け
将来、気持ちよく取り出せるようにしていくことが大事だといえるでしょう。

まとめ

収納は入れるばかりで取り出せなかったら収納の意味がありません。
年齢がいったら取り出せるかどうかを考えて、高すぎたり低すぎたり、目の届かない場所などの収納は元気なうちに少しづつ見直して片付けていく必要がありますね。美観優先の片付けと違い、年齢がいっても使いやすく片付く収納が大事といえます。

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