4月29日(日)に御殿場浜海岸へ潮干狩りに行きました。
昨年同様、アサリよりもバカ貝が獲れました。
しかし昨年と比べてかなり小さい上に採れる量も少なかったです・・・
そういえば、以前ははまぐりとバカ貝の区別もわからずでした(;^_^A
バカ貝を食べるにあたり昨年から
色々調べまくりましたので少しは賢くなったと思っています^^;
今回はバカ貝の砂だし砂抜きのやり方を備忘録としてまとめてみました。
目次
バカ貝(青柳)は腐りやすい
バカ貝の砂抜きは、アサリみたいに簡単ではありません。
半分くらい隠れるほどの海水に入れて、
暗い場所に置いておけば勝手に砂を吐いてくれるだろうと思ってる人はバカ貝のことが全く分かっていませんヽ(`Д´)ノ
バカ貝は、腐りやすいのでなるべく早く採った日には処理するようにした方がいいです。
アサリのように、一晩暗い場所で砂出しをして、明日の夕食に使おうなんて考えてる人は注意した方がいいですよ(;゚д゚)
1日置いたバカ貝は、指で突っついてみて少しでも動けば食べても大丈夫ですが、
動かなかったら食べずに処分してください。
日持ちしないので、あまり欲張って採りすぎないようにしたほうがいいかもしれませんね。
バカ貝がすぐに死んでしまい日持ちしない理由は、
アサリと違い海中で生きているから。
そのため、海水が無くなると
呼吸が出来なくなり窒息死してしまうのだそうです(゚A゚;)
しかも海水に空気が供給されなければ、ダメなんですよね( ノД`)シクシク…
その点アサリは、潮が引いてしまう海岸などで生きれるし、
そのため、海水が無くなり呼吸が出来ない状態でも生きていける仕組みを持っています。
アサリと違い水中で生きているバカ貝は、かなり繊細みたいです…|)゜0゜(| ホェー
そういうことで繊細なバカ貝の砂出し砂抜きのやり方をご紹介しましょう。
バカ貝(青柳)の砂だし砂抜き方法は?
スーパーで買ったアサリも砂によく当たるように、
貝の砂出しって、かなり難しいなって思いますよね (゚A゚;)
バカ貝はアサリとはずいぶん違うようです。
一晩置こうが砂は吐き出せず、一般的にサッと茹でて剥き身にした状態でよくもんで砂を落とす方法が用いられています。
バカ貝(青柳)の砂だし砂抜きのやり方
1、貝を水をはったバケツかボールに入れて、ガラガラと回し洗いし、表面のぬめりを取ります。
2、鍋に水と少しの塩を加えて沸騰させます。
3、そこに貝を投入し、すこし混ぜるようにしながら様子を見ます。
4、半分くらい口が開いた半煮え状態で取り出しザルにあげます。
(完全に煮てしまうと砂が取れなくなる)
5、ボールに水をはり殻から身をはずします。
6、全部はずしたら、ザルに身を入れ、水をはったボールの中で手の平全体でやさしく押し当てるような感じで回し洗いします。
(回し洗いは時々反対回しもします。 バカガイ同様、シオフキも同じ要領で砂抜きする)
7、8~10回ほど水を交換しながら洗うと、だんだん底に砂が出なくなります。
(ここまでくるとほぼ完成です。あともう少し…)
8、もう一度鍋にお湯を沸かし、塩と酒を入れて身を入れ、強火で湧き上がる力を利用しながら3分ほど煮ます。
9、ザルに揚げて、ボールに少し水を張り、やさしく2~3回揉み洗いをし、その後冷水でしめます。
10、キッチンペーパーで水気を吸い取ると剥き身の完成です♪
この間、1時間以上はかかります (-_-;)
出典:https://cookpad.com/recipe/1142505
時間と根気がいる砂抜き方法です (。>ω<。)
バカ貝(青柳)を砂だし砂抜きしないで食べる方法
バカ貝は、きれいに砂を取り去るためには、かなりの時間と根気が必要だとわかりました。
時間がない方や、私のように大雑把でセッカチさんの場合、どうにかして早く調理する方法はないのかな?
すると、「バカ貝を砂抜きしないで食べる方法」という動画を発見!( ̄∇+ ̄)vキラーン
愛知県の三河湾の吉田海岸では春から初夏にかけてバカ貝(青柳)が良く取れるようで
動画のバカ貝は大きくて立派です((´∀`*))
こんな大きなバカ貝だと頑張った甲斐ありますよね(*´艸`*)
こちらでは、生のバカ貝を割って身を取り出し、
内臓の処理をして、お湯に入れてゆでています。
確かにこれなら砂だしは要らないですよね (;’∀’)
出典:https://youtu.be/-1GWi-iECgQ
これだと、本当に早い^^
酸欠に弱いバカ貝なので、ヘタに砂抜きすると弱らせる結果になってしまうのだそうで
短時間に処理するこの方法なら、新鮮なバカ貝をおいしく食べれると思います ٩(ˊᗜˋ*)و
で、我が家の今年のバカ貝の調理法ですが、
お湯で煮出して半煮え状態のバカ貝の黒い部分(ここに砂やワタがはいってる)を指で押し出す感じで除去し、軽く2回ほど水洗い。
その後、鍋に入れて砂糖、酒醤、酒、みりんで味付けしてつくだ煮にして食べました。
大雑把な私でも簡単に早くできました。
ずいぶん小さくなってしまいましたが、おいしかったですよ(^^♪
以上!バカ貝(青柳)の砂出しのやり方!メンドウな砂抜きがいらない方法も紹介!でした。
参考になれましたでしょうか^^
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まとめ
潮干狩りといえば「アサリ」だけではないですよね。いろんな貝がいます。バカ貝は青柳とも呼ばれ、高級な食材なのですが砂だしには1時間以上という根気と時間が要るようです。また砂だししないで食べる方法ですが、初心者には最もしっぱいしないやり方で腐りやすいバカ貝を新鮮に食べれる方法といえますね。バカ貝の砂抜きが上手にできない人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。