熱中症は、気温の高い場所をできるだけ避けることも重要ですが、
熱中症のリスクを高めないために、日頃から積極的に取るべきものがあります。
毎年夏の熱さは厳しくなってますが、今年は暑さに負けない体になりましょう。
ここでは熱中症に負けない体をつくるために取り入れたい7つのものを紹介します。
目次
1、乳酸菌を積極的に摂る
熱中症予防のためには腸内環境を整えることが重要なのですが、
腸内環境を整える方法は、乳酸菌をとって腸に善玉菌を増やすことです。
善玉菌は納豆や漬物、ヨーグルトなど
発酵食品に多く含まれています。
また、甘酒が熱中症を予防してくれるという報告があります。
甘酒は「飲む点滴」ともいわれるほど栄養豊富な発酵食品です。
餅米と麹を使って作った昔ながらの甘酒は
酒粕を一切使っていませんから酒臭さもありませんし、アルコール度もありません。
2、植物繊維を積極的に摂る
腸内環境を良くするためには、植物繊維も忘れてはいけません
乳酸菌と植物繊維を同時にとると腸の動きをよくして便の量を増やすので
積極的に取るようにするといいといわれてます。
毎日とるのが大切なので、
手軽に食べられて、おいしいものを選ぶようにするといいですよね。
3、水分をこまめに摂る
人は1日に1.5~2ℓの水分が必要とされていますが、
その半分は食事からとることが出来ます。
残りの半分は水をこまめに飲んで補い、
おススメは、朝起きた時にコップ1杯の水を飲むことです。
一度に大量に水分を摂よりも、1回に飲む量は200mℓ程度までにして
「喉が渇いたな」と思う前から、こまめに水分補給をするようにします。
お年寄りは喉の渇きや暑さを感じにくいですので、
3時間ごとにコップ1杯(180ml~200ml)など、定期的に水分補給するようにします。
4、塩分も忘れないで!
汗をかくと体の中の水分だけでなく塩分(ナトリウム)も同時に失われます。
なので、水分だけとっても脱水症状は改善されません。
かなり汗をかく場合、水や麦茶だけではなく、
スポーツドリンクや、果物ジュース等、ミネラルや塩分電解質の含まれる飲み物を飲むようにします。
ただ、スポーツドリンクは、そのままの濃さでがぶ飲みすると、塩分糖分の摂りすぎになる為
2倍に薄めて摂るようにした方がよいそうです。
また、熱中症で失われやすい塩分やミネラルを、最も効率よく摂取できる食べ物は、
日本人にとって最も身近な漬物のひとつ、「梅干し」です。
梅干しは塩分やミネラルを効率よく摂取でき疲労物質の発生を抑えるクエン酸も豊富な食品。
暑い時に水をたくさん飲むのは良いことですが、
水分だけでなく、塩分も忘れずにとってくださいね。
5、朝食を取る
人は1日に必要な水分の約半分を食事から吸収していますから
1日3食の食事はしっかりとりましょう。
『 食べ物=水分 』と意識してシッカリ摂りましょう。
特に朝食は重要です。
朝は、自律神経のバランスが崩れがちですが、
朝食をとることで整います。
バナナ1本でもいいので、ぜひ朝食をとるように心がけてみてください。
6、十分な睡眠を取る
睡眠不足は熱中症の大敵!
暑いと寝苦しく十分な睡眠を確保できなくなりますが
睡眠が足りないと自律神経のバランスが低下するので体力も衰えることに。
エアコンなどを上手に使って眠りの環境を整え
6~7時間は眠れるようにしましょう。
7、リラックスタイムを取る
自律神経が大きく関連している熱中症ですが、
大切なのが、副交感神経を高めることにあります。
生活の中で「気持ちいい」と感じる時間をなるべく作るようにしましょう。
お気に入りの音楽を聞いたり、好きな香りをかいだりして
心と体をリラックスさせる時間は副交感神経を高めてくれます。
また、運動の頑張りすぎややりすぎは禁物、
ジョギングよりウオーキングの方がおススメだそうですよ♪
まとめ
腸内環境と自律神経の乱れが熱中症のリスクを高めるということがわかっています。
植物繊維や乳酸菌を取って腸内環境を整え、水分は1日の半分を食事からとるためにも1日3回シッカリとるようにします。さらに、自律神経を整えるためには睡眠とリラックスタイムを上手に取り入れるように心がけると熱中症に負けない体になれると思います((´∀`))♪