今朝の関西TVでやってた紅葉特集で、奈良県上北山村の紅葉が紹介されていました。
ここはですね、今注目の秘境スポットといわれ紅葉の時期には山の中を竜がかけめぐるのだとか。
山中の細い道には夜中から多くの車が上北山村のナメゴ谷目指しているのだそうで気になります・・・
早速、奈良県上北山村の赤い竜を見に出かけましょう。
京都駅から電車を乗り継ぎ2時間。さらに車で2時間もかかるという
まさに秘境!
天川村から上北山村へ抜ける国道309号線の途中にあるナメゴ谷を目指します。
出典:http://ty19480304.exblog.jp/21276811/
道中は細く険しい山道が続き
山々を抜けると、やがて奈良県上北山村につきます。
人口547人というこの小さな村から
一風変わった絶景が見られるといいます。
はたしてその絶景とは?
目次
竜が山を駆けのぼる
“昇り竜紅葉”といって
竜が尾根を登っているような光景が見られるのだそうです。
すでに山吹色に色付いてきてるようで 行くなら今週中でしょうか。
ピークの時には、真っ赤な竜が山を登る絶景が見られるのだそうですよ。
TVでは、朝の6時半にも関わらず、すでにカメラを構える人たちの姿が・・・
遠くは岡山から3時間もかけて来てる人もいました。
でも 何故、こんなに早くから?と思ってしまいますが
おすすめが朝なんだそうです。
上北山村の観光協会の方が話されていましたが
太陽の光の方向の加減で、午後になると逆光になるため
奇麗な登り竜を見るのは朝が一番とのこと。
日が昇り辺りが明るくなってくると
切り立った崖の上から見る山の尾根に1本の線が…
そして、
そこに浮かび上がったのは、山吹色の“登り竜”
出典:朝日新聞デジタル 11月11日
そう。太陽に照らされ浮かび上がった山吹色の“登り竜”だったんですね。
山の尾根だけが色が違う不思議なこの光景
その姿は数頭の竜が尾根伝いに登っていくようです。
出典:http://deep.wakuwaku-nara.com/
ちなみに撮影スポットは、国道309号「行者還林道」と呼ばれる道沿いの
64番カーブ付近がおすすめらしいです♪
秘密は針葉樹と広葉樹の絶妙なバランス
では、なぜこのような不思議な光景になるのかといいますと
それは木の種類にあるんだそうです。
深い緑の部分はスギで、竜の部分はヤマモミジの広葉樹になっています。
山肌の多くはスギなどの針葉樹が植えられ、
尾根筋は桜やもみじなどが植えられているためなんだそう。
もともとこの地区は林業が盛んなところで
多くの杉の木が植えられています。
山火事が起きた時に広葉樹は火に強いのでスギの木が減少しないように
尾根の部分だけ広葉樹を残したんだそうですよ。
針葉樹の山の中の尾根部分だけに広葉樹があるため、
スギの濃い緑と桜や紅葉の赤や橙色のコントラストが絶妙なバランスで
素晴らしい光景ができあがったというわけなんですね。
春にはヤマザクラでピンクの竜が楽しめ
そしてこの季節!
より赤く色ずく時には、まさにうごめく大きな動物『赤い竜』と化すことに♡
朝日新聞では2016年11月11日付けで
『奈良県上北山村のナメゴ谷周辺で、紅葉が見ごろを迎えている』として伝えています。
行くなら今週中かな?
それにしても素敵な光景ですよね。
かなり長い時間の車の移動もあり、まさに秘境の地ですが
一回は見ておきたい紅葉スポットだといえます。
ここへいくには、一部国道ががけ崩れなどで通行止めの時もあるのだそうで、
事前に 下記サイトで確認されて行かれた方がいいですよ。
上北山村HP:http://vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/
●奈良上北山村 ナメゴ谷
住所:奈良県上北山村西原
まとめ
季節によって色を変える広葉樹がまさに絶景の光景を作ってくれてたんですね。
春にも秋にも楽しめる秘境の地ナメゴ谷ですが、朝日があたり始めるとうごめく登り竜は必見の価値ありますね。
紅葉が見れるのは今年もあとわずか。まだの方は来年の参考にしてみてください♪