股関節が硬いと太るってホント?原因と症状 柔らかくするにはどうすればいい?



現代人の股関節は硬い人が多いようですが、股関節が硬いと太るし全身に不調が出るといわれています。
股関節はなぜ硬くなり、太ることにつながるのか、その原因と症状、対策とは…

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私たちは日ごろから、身体が硬いとか柔らかいとかいいますが、
それは、股関節の硬さもひっくるめて体全体の関節が硬いということを指します。

身体が硬い=股関節も硬い ということになりますよね。
今回は股関節の硬さの原因と症状、柔らかくする対策について書いてみました。
 

股関節とは?

股関節(こかんせつ)は、人間が立ったり・しゃがんだり・座ったり・歩いたり・走ったりという日常の基本動作の根本を司っている重要な関節で腰よりも下の部分の関節のことをいいます。

両脚のつけ根にあり、球形の大腿骨頭とおわん形の臼蓋から成る球関節。骨頭と臼蓋の間は靭帯で連絡され、臼蓋縁全周には軟骨性の関節唇があって、骨頭と臼蓋の適合性を深めている。これらの外側を厚い線維性の関節包が取巻いている。(図1)

出典:http://www.kokansetu.or.jp/personal/hipjoint.html

 

股関節が硬くなる原因は?

股関節は私たちの基本動作には欠かせない関節です。

体の硬さ、柔らかさは先天的な要素もありますが、
もともと赤ちゃんの頃は、誰もがとても柔らかかったと思うんです。

それがいつの間にか、成長するたびに硬くなっていくのは次のような原因があるといわれています。

<股関節の周りの筋肉のコリ>

骨盤と太ももの大腿骨の連結部分が股関節で
本来は、歩く、立つ、座る、といった日常の動作がスムーズにできるようになっています。

ところが運動不足などで股関節を動かさないと
どんどん硬くなっていくのです。

股関節の周りには腸腰筋、大臀筋などの大きな複数の筋肉、
ふくらはぎや大腿の裏、お尻や背中の筋肉も関与しているため、
そのうちのどれかひとつでも硬いと股関節は硬くなるのだとか…。

大腿を外転させる筋肉や内転させる筋肉が収縮しにくくなったり、または、緩みにくい場合は
前後や左右の開脚に影響がでてきます。

長時間のデスクワークなどで同じ姿勢で過ごすことが多いと、
股関節に関与する筋肉の緊張が起こり、股関節の可動域が狭くなります。

身体を動かさないことで筋肉が固まり、
そして筋肉が動かないと、股関節もさらに硬くなる という悪循環に陥ってしまいます。

 

<加齢や姿勢による歪み>

年齢が行くと、体は硬くなっていきますね。

加齢により血管や筋肉が硬くなると、
関節の軟骨のクッションがすり減るため、柔軟性が低くなります。

また、姿勢の悪さも骨盤の歪みや骨格のバランスが悪くなるため、股関節も硬くなってくるのです。

股関節は体の中心にあり、まわりには大きな筋肉が集まっているため、
こわばると、ひざ、腰、肩甲骨など別の部分にも負担がきます。

とくに寒い冬は体がこわばり、股関節も硬くなりやすくなります。
冬になると、寒いために多くの服を着こみ、動きがますます鈍くなります。
血管も圧迫されて血流が悪くなるので冷えやむくみなどのトラブルにもつながってきます。

股関節をしっかり使えてないと腰やひざに負担がかかり、
股関節がスムーズに開かず、柔軟性がなくなったり
人より歩くスピードが遅くなったりします。

また骨盤と密接に関係しているので、
脚を組む、片脚重心になりがち などのゆがみ症状も出ることにも…。

開脚をしてみると股関節が硬い柔らかいがよくわかりますよね。

一般的には片脚45度づつ、両脚で90度開けば
股関節は十分柔らかいといえるそうです。

それ以上開脚できれば可動域が広がり
ダンスや運動をする時にスムーズに行えることになりますが、

硬い人が急に可動域を広げようと無理をするより、
90度開くことを目標にしてみるといいそうですよ。
 

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股関節が硬くなると出る症状は?

股関節が硬くなると全身に次のような症状や不調が出るといわれています。

・顔がたるんで大きくなる
・姿勢が悪くなる
・お腹が出る
・腰痛やひざ痛を起こしやすい
・お尻が大きくなる
・O脚やX脚になる
・膝が痛くなる
・下半身の血流がわるくなり脚がむくむ
・足首が硬くなる
・疲れやすくなる
・肩や首が凝る
・間違った歩き方のクセがつき体が歪む

 

股関節は硬いと骨盤が後ろに倒れて前かがみの姿勢になるため、首・腰・膝への負担がかかり
コリや痛みにつながります。

筋力が低下することで脂肪も付きやすくなるなど、体形にも影響が出てきます

さらに筋肉のこわばりで血流が滞り
冷え・むくみなどの不調にもつながってきます。

股関節を柔らかくすることで全身がスムーズに動き
不調も改善、骨盤がしっかり立って正しい姿勢になることから
おなかやお尻が引き締まり、スタイルアップ効果も期待できますよね♪

股関節って本当に大事な部位で
顔の美醜や体形にも影響するとなると思わず気も引き締まります。

 

股関節を柔らかくするには?

股関節を柔軟にするには、しっかり動かすことが大切。
普段から意識して活動することで股関節の可動域が広がるそうです。

歩く・立つ・座る・かがむ なども、背中をまっすぐ伸ばして骨盤を立て、姿勢に気を配ります。
正しい姿勢が身に着けば、股関節も動かせるようになり柔軟性もアップします。

歩くときは、腰を後ろから押されているイメージで、腰から歩くように進みます。
誰かに腰を後ろから押してもらってイメージをつかむとわかりやすいですね。

落ちたものを拾ったり、ものを持ち上げたりする場合、
意識しないと、背中も腰も丸くなりがちになります。

背中をまっすぐに伸ばした状態で体を腰から前に倒して
ひざを少し曲げ腰と膝にバランスよく重心をかけ、ものを拾ったり、持ち上げたりしましょう。

階段を上る時も、歩く時と同じです。
背筋を伸ばし、脚の付け根、腰のあたりから脚を上げるようにイメージして昇ります。

常に日常の姿勢を意識して動かすことで
姿勢が良くなり痩せやすい体質に近づけるようですね(^^♪

股関節を柔らかくする動画を見つけましたので
参考にしてみてください。

出典:https://youtu.be/1lAYB14LUCw

股関節の可動域をあげるストレッチをして
柔らかい股関節を保てるようにしましょう。

参照サイト:http://www.kokansetu.or.jp/personal/hipjoint.html

まとめ

身体の真ん中にある股関節はまわりにいろんな筋肉があり、そのうちの一つでも硬いと股関節が硬くなるそうです。股関節が硬いと身体にいろんな不調がでてくるので、とにかく股関節は柔らかいにこしたことはありません。
股関節を柔らかくするには身体をシッカリ動かすことです。歩く・立つ・座る・かがむ など普段から意識して動かすことで可動域は広がってくるといわれています。柔らかくなると血行が良くなり、多くの女性が悩んでいる脚のむくみ、冷え、ヒップの下垂の改善にも効果がでてきます。また、股関節の可動域を高めれば、新陳代謝も活発になることで日常の消費エネルギーも高くなり、痩せやすい体質にも近づきます。股関節が柔らかければ血液やリンパの流れがよくなり、ダイエットや美容への効果が期待でき、女性にとってはうれしいことだらけですね。
 

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