土用の丑の日というと、夏にウナギを食べる日だと思いますが
土用の日はそれぞれの四季にもあります。
春土用、夏土用、秋土用、冬土用
と、各季節にあることを知っていますか?
今年の春土用の日は、どうなっているのか調べてみました。
目次
■春土用はいつからいつまで?
中国の陰陽五行説では、
春=木 夏=火 秋=金 冬=水で、
残りの土を 立春 立夏 立秋 立冬の前18日間に割り当てて「土用」と呼ぶのだそうです。
では、今年の春の土用はいつからいつまでになるのでしょうか。
立夏前の18日~19日間を指しますから
4月16日(土)~5月4日(水)
までの「19日間」になります。
また、その期間の中で、
干支が丑の日が「土用の丑の日」となりますから
春の「土用の丑の日」は
4月25日(月)になります。
参考サイト:土用と土用の間日、丑の日計算 – こよみのページ
■丑の日にウナギの意味は?
うなぎといえば、今では年中スーパーで売っていますよね。
買おうと思えば、いつでも買って食べることが出来ます。
私も手巻き寿司やチラシ寿司の具材に入れたりして
お正月から何回か買っています。
そんなウナギですが、「土用の丑の日」にウナギを食べるようになったのは
いつからなのでしょう。
夏の土用の丑の日にウナギを食べる習慣ができたのは、江戸時代だそうで
ただ、精が付くからだけでなく
うなぎの“黒”が五行では冬のものなので、
あえて夏に食べることで暑気払いをしようという意図があったからなのだそうです。
土用の「丑」の日にウナギを食べるのと同様に、
各季節の土用の期間には特定の日に
次のようなものを食べると良いとされています。
夏土用の「丑」の日…“う”のつく食べ物、黒い食べ物
秋土用の「辰」の日…“た”のつく食べ物、青い(緑)食べ物
冬土用の「未」の日…“ひ”のつく食べ物、赤い食べ物
いずれにしても、
土用の期間は季節の変わり目で体調を崩しやすい時期です。
なので、その季節に呼応するものを食べて精をつけようという
先人からの知恵なんだそう。
春にも「土用の丑」が近くなると、
「土用の丑にはウナギを!」というチラシが入ります。
国産だと1000円はゆうに超えますね。
安いなと思ったら中国産だったとか。
我が家は高いので、あえて土用の丑だからといって、
春は買いません^^;
体力も、まだまだ夏と比べると余力も十分ありますから…。
やはり、ウナギは夏ですね(笑)
正確に暦を追いかけなくても、季節の変わり目に
少し体調が悪いなって感じたら
ウナギの代わりに、
春土用の「戌」の日に“い”のつく食べ物や白い物で精を補ってやるといいんです。
例えば“い”がつく食べ物でいえば、イカ 芋 イチゴ いんげん など、
白い食べ物だと、うどん 白飯 などです。
ウナギより安くて節約できますね ٩(ˊᗜˋ*)و
ウソか真か、昔からの風習と先人の知恵に感謝して
何でも楽しんで食べれば、それはそれで元気につながっていくものだとおもいます。
まとめ
土用の丑は各季節にあることを知ってる方は少ないと思いますが、
私も、おぼろげながら記憶してましたが、今回勉強になりました^^;
昔の先人の知恵を頭の片隅に入れて生活することで、体調を崩さず1年を元気に過ごせると思いますね。