睡眠不足の朝や疲れがたまった夕方、PC作業の後など、
ふと鏡にうつる自分の顔の目の下にくっきりとクマができているのにビックリしたことはありませんか?
クマって何故できるのでしょう。クマが出来た場合の対処の方法や解消法を調べてみました。
目次
■クマ(隈)って何?
目の周りの皮膚は暑さ0.6~0.7mmと薄く毛細血管が集まっていて
顔の中では繊細で刺激にも弱い部分。
その部分の目の下にできるのがクマです。
クマ(隈)とは「陰・くもり」や「色の濃い部分」という意味で、
そして、目の下にできるクマには
『青グマ』
『黒グマ』
『茶グマ』
などと呼ばれる3つのタイプがあり、
それぞれ原因や改善策が違ってきます。
それでは
『青グマ』『黒グマ』『茶グマ』の原因と改善法を紹介します。
■青グマの原因と改善法は?
青グマは睡眠不足、ストレス、眼精疲労、冷えなどが原因の
血行不良によって発生します。
酸素が不足して黒ずんだ血液が、目のまわりの皮膚を透けて青っぽく見える状態をいいます。
対処法は、
・十分な睡眠をとる、
・パソコンや携帯電話の使用時間を調節する
・入浴で血行を促進する。
・暖かいタオルの後に冷たいタオルを目の上に置く「温冷パック」をする
などが血行改善に効果的です。
クマは目を酷使するとできやすいので、
目を酷使するようなことは控えた方がいいようですね。
■茶グマの原因と改善法は?
茶色のクマは紫外線を浴びたダメージでメラニン色素が沈着し、
くすみや黒ずみが目立つようになったものです。
一方、スキンケアの際に力を入れすぎたり、
花粉症のかゆみで掻きむしったりして目の周りの皮膚に摩擦を加えると炎症を起こし
茶グマの原因になることもあります。
美白効果が期待できる化粧品の使用やビタミンCの摂取が効果的です。
また目の周りはデリケートなので、力を入れすぎずやさしくお手入れするのが鉄則になります。
■黒グマの原因と改善法は?
黒いクマは加齢が原因とされています。
目の周りの筋肉や眼球を支える靭帯が衰えて緩み
下まぶたの脂肪が前にせりだしてしまいます。
すると目の下が膨らみ、その下に影ができることが黒グマです。
顔がむくんでいると目の下のふくらみがさらに目立つことになります。
顔全体の表情筋を鍛えたり、むくみを解消したりすることで
少しは目立たなくなります。
→ 目の下のたるみ クマ 影を取って若々しくなる顔の運動とエクササイズ
若年層は青グマや茶グマで悩み、
40代以降は黒グマで悩む人が多いといわれています。
化粧の低年齢化、エアコンによる乾燥などで
クマが目立つ人が若者にも増えているのだそう。
自分のクマのタイプをしっかり見極め
適切に対処するようにしないといけませんね。
■メイクで工夫するには?
クマを隠すために、コンシーラーを使ってみましょう。
コンシーラーには、リキッド、クリーム、固形スティック、などのタイプがありますが、
目の周りには、リキッドかクリームタイプがフイットしやすいようです。
スティックタイプは厚塗りになりやすく、
まばたきなど、動きが多い目の周りにはちょっと不向きのようです。
色は、クマの色に合わせて使うようにするといいです。
色が薄いクマには自分の肌色に近いものを。
色が濃いクマにはクマの色と肌色の中間色を選ぶといいですよ。
まとめ
クマは年齢がいって見える原因になりますから、気が付いたら早めの対処が必要ですね。
クマには青グマ・茶グマ・黒グマがあり、原因と改善法はそれぞれ違います。
自分がどのクマかを見極め、早めに対処していくことが大事です。