温かくなると足がムズムズして痒くてたまらない病気の水虫は、今や日本人の5人に1人が感染しているのだそうです。寒い冬だと大丈夫なのかなとも思いますが油断はできません。
それにしても同じ環境でも水虫になる人とならない人がいるのは何故でしょう。
水虫とは?水虫になりやすい人の特徴や環境について探ってみたいと思います。
目次
水虫とは?
水虫といえば、普段からよく耳にする言葉で、
命にかかわらないということもあり、足が痒い!と聞けば
「それって水虫じゃない?」て簡単に答えてしまいます。
なので、水虫は足が痒くなる病気というのは
知ってる人も多いのではないだろうか?
水虫の正式名は足白癬(あしはくせん)といいます。
ウィキぺディアでは以下のように解説されています。
足白癬(あしはくせん)は、白癬菌(はくせんきん)が足の指や足の裏など皮膚の角質やその下の皮下組織を侵食する事によって炎症などが起きる感染症で、一般には水虫(みずむし)という通称で知られている。
また、足白癬には足の裏の角質が肥厚して硬くなる角化型白癬(かくかがたはくせん)と、水疱や皮膚剥離(薄く皮が剥ける)が発生し、発赤や痛痒感などを伴う汗疱状白癬(かんぽうじょうはくせん)の2種類が存在する。
出典:ウイキぺディア
簡単にまとめてみると、
水虫は、白癬菌というカビが足などに繁殖して起こる皮膚の感染症だということ。
水虫には、足の裏の角質が肥厚して硬くなる角化型白癬(かくかがたはくせん)と水疱や皮膚剥離(薄く皮が剥ける)ができる2種類が存在する ということになります。 (そのまま^^;)
男性に多いイメージがありますが、
働く女性が増えてる現代は女性も水虫に悩まされる人が増えているといわれています。
水虫になりやすい人や環境は?
1、家族に水虫にかかってる人がいる
水虫は白癬菌に感染することから発症します。
なので、毎日暮らす家族の中に水虫の人がいれば、白癬菌との接触確率は高くなります。
家庭内で一緒に使っているバスマットやタオル、スリッパなどを介して感染するので
必ず別々のものを用意する方がいいといわれています。
しかし、白癬菌が付着したとしても、角質層に侵入するまでには1日くらいかかるそうなので、
毎日、足だけでも洗うことは予防になるそうです。
お風呂に入らなくても、足の指の間だけは、毎日洗うようにするといいですね。
2、格闘技や水泳をやっている
子供がプールで水虫をうつされたってよく聞きますよね。
プールから上がり、水虫の人が歩いた床やマットの上を素足で歩いたりすると感染することがあります。
また、柔道や剣道、空手などの格闘技でも、皮膚同士の接触や汗をかいたりすることで
水虫ができやすい環境ができあがり、水虫を発症する確率が高くなります。
練習場やお風呂場などに白癬菌が落ちてる場合、
気を付けないと感染する恐れは十分にあるということになります。
3、長時間の革靴、長靴、ヒールを履いている
白癬菌(はくせんきん)は、温度が15度以上で湿度が70%以上になると急激に増えだします。
靴の中は体温や汗で常に蒸れています。
湿度も温度も高くなり、風邪通しも悪いので水虫ができやすい環境になります。
白癬菌が好むとされる高温多湿の状態を作ってしまう、吸水性の悪いナイロン製ストッキングは
なるべく長時間の着用を避けるようにしたり、靴をサンダル式や通気性の良いもの替えたりするなどいろいろ工夫してみてください。
また女性の方は冬でもブーツを履くために、
気温が低い冬場でも水虫になりやすい環境ができますので注意が必要です。
4、足の指と指がくっついている
足の指と指がくっついている人も水虫ができやすいそうですよ。
足の指の間は通気性が悪いため、水虫になりやすい場所だといわれています。
中でも足の指の間に隙間がなく、くっついている人は、
普通の人に比べて通気性が悪いので注意が必要です。
5本指タイプの靴下をはいたり、風通しのよい靴をはいたり、
足が高温多湿の状態にならないように工夫しましょう。
5、糖尿病である
糖尿病にかかると血管が狭く細くなることがあるため、足の感覚が低下することがあるのだそうです。
よって、痛みやかゆみなどの症状に気づかないってことも…
水虫など足の異常に気づくためにも、糖尿病の方は、足を毎日、観察することが大切ですね。
異常を感じたらそのまま放置せず、皮膚科や主治医に相談してみましょう。
6、汗かきである
手や足に汗をかきやすい人は、水虫になりやすいそうです。
なるべく綿の素材の靴下で通気性のいい靴をはくことをお勧めします。
参考文献:http://www.skincare-univ.com/
まとめ
水虫の人が歩いた床やマットの上を素足で歩いたり、長い時間同じ靴や靴下、スリッパを履き続けて汗をかいたりすることで水虫ができやすい環境ができあがり、水虫を発症する確率が高くなるようです。
特に女性の人で一年中パンプスやブーツがファッションになっているひとは気をつけたほうがいいですね。