ニラとスイセンを間違って食べたらどうなる?韮と水仙の見分け方は?


取れ立てのニラ
世の中には、毒草と思わず口にして、体調不良に陥ったりする事故がありますがニラとスイセンもそうです。間違って食べて食中毒を起こしたというニュースを毎年みたり聞いたりします。
ニラとスイセンの葉は本当に似ていて、間違って食べるととても危険なので注意が必要です。

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私は今までニラとスイセンが同じ場所に、植えられている状況に出会ってないので
何ともいえませんが、本当に大の大人が間違えるものなのかな~って不思議なんです…。

 
しかし、調べてみると、新芽が出る4~5月は
種類の見分けがなかなかつきにくいみたいなんですよね。

 
成長すれば葉に違いが出てきますが、
若い葉は同じように見えることがあるそうですよ。
 
消費者庁によると、嘔吐(おうと)や頭痛を引き起こす
スイセンの誤食が2008~17年に47件あり、そのうち1人の方が死亡されています。

 
運よく食中毒で済めばいいですが、運悪く、
そのまま亡くなられる人もいるようなのでとても危険な植物といえます。

 

すでに最近も、水仙をニラと思い込んで口にして、
体調不良に陥ったりする事故がありました。

●ニラと間違って食べ食中毒 山形の60代女性

山形県は20日、村山保健所館内の60代女性が、毒性のある植物を食べ、食中毒が起きたと発表した。女性は19日、西村山郡内の自宅庭に生えていた葉を採取、昼食にチヂミにして食べたところ、約30分後に寒気、吐き気、嘔吐の食中毒症状を呈し、医療機関を受診した。現在は回復している (2019年4月20日)
出典:https://www.sankei.com/life/news/

●スイセンをニラと誤食 秋田に帰省中の夫婦食中毒

秋田県は4日、東京都の夫婦が、同県仙北市にある夫の実家へ帰省中、家の裏手の土手に生えていたスイセンをニラと誤って食べ、食中毒症状を訴えて医療機関を受診したと発表した。現在は回復しているという。

県によると夫は30代で、妻は40代。妻が3日、土手で採った野草でニラ玉を作り、2人で味見したところ約30分後に下痢や嘔吐(おうと)の症状が出た。 (2019年5月5日)
出典:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44441740V00C19A5CR8000/

 

■ニラとスイセンを間違って食べるとどうなる?

ニラとスイセンは香りも味も全く違うのですが
それでも間違う人が後を絶ちません。

 

では、スイセンをニラと間違って調理したら、
いったいどんな症状がでるのか調べてみました。

少量の摂取(2-3g、特に球根は毒性強い)では、短い潜伏期間(30分以内)の後に悪心、嘔吐、下痢、流涎、発汗を生じる。
しかし、大量では神経麻痺の可能性があるが、ヒトでは殆どの場合、初期に嘔吐するため、消化器症状程度に止まる。
これまでに報告されたヒトでの症状の持続期間は、喇叭水仙では約3時間であった。黄水仙では症状は同じであるが24時間以上持続する可能性がある。
循環器系:頻脈、胸痛、重篤な場合は心停止。
神経系:眩暈、麻痺、脱力感、筋力低下、筋肉痛、振戦、神経炎。
消化器系:悪心、嘔吐、腹痛、下痢、流涎、粘液血性下痢、食道狭窄を起こすこともある。
その他:体液・電解質バランス異常(嘔吐や下痢が酷い場合)。結膜炎、皮膚炎。
出典:http://www.drugsinfo.jp/2008/04/07-213517

スイセンを間違って口にしても、
毒性が弱すぎるため、死に至るほどのことはないようですが
頻脈、胸痛、重篤な場合は心停止。となるとの情報から、軽く考えることは危険といえるでしょう。

 

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■ニラとスイセンの見分け方

では、ニラとスイセンってどこがどう違うのでしょう。
 

まずニラとスイセンを並べてみると、

向かって左がニラで右がスイセンです。

ニラとスイセン

確かにニラとスイセンって花が咲かない葉っぱだけの時には
本当に、よく似てますね。

うーん、私も近くに植えられていたら、間違って摘んでしまうかもしれません(;´・ω・)
 

でも食草と毒草です。
何か見分けるポイントがあるはずですよね。

調べてみると、
ニラとスイセンの違いは葉と根元を見ればわかるといわれています。
 

ニラの葉の一番の特徴は硫化アリル類が主成分の臭いです。
水仙の葉は、臭いがありません。

水仙の葉は、一見するとニラのように見えますが、
ニラと比べ葉の幅が広く肉厚です。

 
ニラは葉を切った際の切り口がV字型になるのが特徴なので、
切り口による見分け方もポイントのひとつです。

さらに、ニラと水仙では根の部分にも違いがあります。
水仙には球根があり、ニラにはひげ根だけしかありません。

先ほどのニラとスイセンの画像で確認してみてください。
向かって左がニラでひげ根だけです。右はスイセンで球根がありますよね。

 
ニラとスイセンを畑などで混在して植える際には、ニラなどに紛れないように
しっかりと囲いをしたりして区別して植えることが大事だといえます。

そして春になると、野草摘みが趣味という人もいるかと思いますが
むやみに山野草を採取したり、おすそわけをすることも、おすすめしません。

どっちかよくわからない時は、採取しない!
いただいても絶対に口にしない!のが賢明です。

まとめ

ニラは臭いがあるのでどっちかわからない場合は、匂いをかいでみることです。食用の山野草と有害の植物が一緒に生えていることが多いので慎重に採取し、自信がない場合は採取しない方が賢明でしょう。

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