ポインセチアの葉が落ちたり枯れるのは何故?冬の管理方法と長く楽しむコツは?


クリスマスの花ポインセチア
真っ赤な花があまりに綺麗なので思わず買ってしまったポインセチア。でもクリスマス迄に、葉っぱがパラパラ落ちてきて肝心のクリスマスまで持てなかったという経験ありませんか?

せっかくクリスマス用のポインセチアを買ったのに、ポインセチアは枯れたら捨てるしかないのでしょうか( ノД`)。原因と管理法・育て方を調べてみました。

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毎年11月に入る頃になると、町の園芸店の店先にポインセチアがズラッと並びますよね。

クリスマスカラーのポインセチアはクリスマスの花ともいわれてるほど…

そんなポインセチアが、クリスマス前に赤い部分がなくなったり、
葉がポロポロ落ちたりすると、ガッカリしてしまいます。

私は最初パニックになりましたよ。

立派なポインセチアで、2000円近くもしたんです!

それがね~
いつの間にか葉っぱが下の方からパラパラと落ちてきて・・・

つ・ついに枯れてしまったのです。

リベンジに翌年も挑戦しましたが、葉の赤い部分がドンドン少なくなって
いつの間にか緑だらけの葉っぱと化してしまい、

もうクリスマスもヘッタクレもありません_| ̄|○

そんな悪戦苦闘!恐怖の12月が2年続き
そして決心しました。

ポインセチアはもう買わないと…ヽ(´Д`;)ノアゥ

 

しかし、あれほど悪夢に悩まされたポインセチアでしたが、
先日大きな園芸店で、菊の日本一展覧会があるということで見に出かけたんです。

菊の展覧会その1

 
そこで、またポインセチアに遭遇してしまい
さすがに買う勇気はなかったのですが、何だか悔しくて…(`ー´;)

リベンジに向けて、ポインセチアをクリスマスまできれいな状態で保てる方法と
冬越しして長生きさせるにはどうすればいいのかを調べてみることにしました。

 

■ポインセチアの葉が落ちたり枯れる原因は?

調べてみると、葉がしおれる、
下葉がポロポロ落ちる、枯れる等の原因は次の3つが関係しているようです。

1、ポインセチアは寒さに弱い

ポインセチアを長生きさせて来年もきれいな花をつけてくれることを
願っていたのですが、不幸は2年続きました。涙

調べていくとポインセチアは寒い冬の花なのに、
意外と寒さに弱いということがわかりました。

鉢周囲の温度は10℃から18℃くらいが丁度いいようで、
室温が5℃を下回ると、葉が黄色くなり落葉するそうです。

1日の温度差もあまり大きくしない方がいいといわれています。

そういえば私は屋外の玄関前に夜遅くまで出しっぱなしでした。

あわてて室内に取り込みましたけど、昼が5℃以下と寒かったり、
暖かくても昼と夜の気温差が原因だったようです ( ..)φメモメモ

 

2、水のやりすぎ

葉がしおれる、下葉が落ちる等は水のやりすぎが原因もあるようです。

ポインセチアは乾燥を好むので、
水やりは間隔をあけて鉢土が完全に乾いてからあげるようにします。

目安は、葉が少し丸くなってきたかな~という位で水やりする位がちょうどいいみたいです。

私はポインセチアの葉が萎れたり、落ちるので水が足らないと考え
水をあふれるほどやっていました 泣

 

3、日光が足りない

ポインセチアが元気でなくなる原因の一つには、日光不足もあるようです。

暗過ぎたり日があたらない場所に置いておくと、
下葉が黄色くなったり元気がなくなって葉が丸まってしまうのだとか ( ..)φメモメモ

冬場は、日中は温かい部屋の窓辺に置いて日光をあててあげるといいみたいです。
ただし、冬の窓辺は夜間は温度が下がるので、窓辺から部屋の中央に移動させるようにします。

私の場合は昼間は外に置いてたので、日光は足りてたと思うのですが、
やはり、1と2の温度と水のやりすぎが一番の原因と思われます。
 

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■ポインセチア 冬の管理方法と育て方は?

原因がわかると、管理の仕方も段々わかってきましたね。

では、まとめてみましょう。

・冬の置き場所
冬の日中は室内の日当たりの良い場所に置き、気温が下がる夜は部屋の中央に置き換える。
ただし、暖房の風が直接当たるような場所は避けること。

・冬の水やり
冬の水やりは根が傷まないように、天気の良い日の午前中に行うこと。
冬は生育が鈍るので水やりは間隔をあけて鉢土が完全に乾いてからあげること。

とにかく控えめな水やりを意識して管理すると良さそうですね。

なお、11~3月の休眠期は根が栄養を吸収できないので、
冬の間の肥料は要らないといわれていますが、
与えるにても緩効性の固形肥料を2ヶ月に1回ほどでいいそうです。

 

ポインセチアの冬の管理方法がわかり、
何となく上手に越冬できるかもしれないという希望が見えてきましたね(・∀・)

上手に越冬できれば、4月頃まで赤く色づいた花(苞)を楽しむことができるようですよ。

長く楽しむために、花が咲き終わったら、
枯れた葉っぱはマメに摘み取るようにし、

春になり霜の心配がなくなったら、
戸外に出して日光に十分当てて育てます。

冬の間少なめだった水やりも、4月~10月の生育期間中は、
土の表面が乾いてからたっぷりと与えるようにします。

肥料も1ヶ月に1回は与えるようにして、5月頃になると、剪定して枝を整えたり
中旬頃には、ひと回り大きな鉢に植え替えるようにすると根詰まりが解消でき成長も期待できますね。

ところで、ポインセチアを長く楽しむためには、
短日処理という作業が大事なんだそうで、短日処理をしないと赤くならないといわれています。

 

■ポインセチアの短日処理とは?

【短日処理】とは

短日植物を早期開花させるために、遮光して日長を短くすること。

だそうです。

ポインセチアは短日性の植物で、1日のうちで夜のように暗い状態が13時間以上になると開花します。

ポインセチアは、クリスマスの代表的な花なので、クリスマスにターゲットをあわせるために、
短日処理をして早めの時期に色付かせる、クリスマスに間に合うように寒くなる前に色づかせるための作業をしなくちゃいけません。

開花にかかる日数は約60~70日ほど。
種類によっても違うようですが、一般的には40~60日程度で良いようです。

短日処理って何だか難しそうって思ったのですが、
やり方は、意外と簡単でした。ホッ

9月上中旬、夕方5時頃から朝7時までダンボール等で覆うだけでいいみたいですもんね p(´∇`)q
その作業を40~60日程度行っていけばいいんですもんね p(´∇`)q

この事を知らずに夜間明るい室内に置いてしまっていると、
いつまでたっても「花が咲かない」ポインセチアになってしまうといわれていますから
とても大事な作業ということになります。

忘れないように段ボールで覆って、夜のように暗い状態が13時間以上になるようにすると
翌年もまたクリスマスの頃に赤と緑のきれいなポインセチアが見れますねw

暗い状態を毎日作る作業は大変かもしれませんが、
開花した時の感動はまたひとしお。

頑張って長く楽しめるように「短日処理」してくださいね。
私も今度こそは枯らさずに越冬できるかもしれません(`・ー・´)ドヤ!

以上!ポインセチアの葉が落ちたり、枯れる理由と管理、育て方のコツでした。

まとめ

せっかくのポインセチアが葉が落ちたり枯れたりしたら悲しいですね。ポインセチアが萎れたり枯れたりする原因は3つあるといわれ、その管理が上手にできたら越冬でき、翌年もきれいなポインセチアをたのしむことができます。
ポインセチアは短日処理をしないと赤くならないなど、結構面倒な植物かもしれませんが、自分の努力が実を結びクリスマスカラーになった時は格別に嬉しいでしょうね。ポインセチアの管理でお悩みの方は参考にしてみてください。

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