寒い冬から暖かくなり気持ちも明るくなってきますが、
別れと出会いのシーズンでもあります。
お世話になった先輩、上司や同僚。
別れ辛い中にも、相手の未来や希望も見えて
悲しくもあり喜ばしくもありですね。
ここは、喜んでお祝いしてさしあげましょう。
そして今までの感謝とお礼の言葉を添えて
お花を贈ってみませんか?
今回はそんなシーンにピッタリのお花を花言葉とともにご紹介します♡
目次
ガーベラ
ガーベラは色も形も造花のようにクッキリしていて
陽気で明るい雰囲気をもつ花で、たくさんの品種があります。
葉は地際に集まって茂り、
花茎だけが長く伸びて咲くという、すっきりした草姿が特徴です。
花言葉は「希望」「前向き」「美しさ」
ピンクやオレンジといった明るい色の花を咲かせ、
陽気な雰囲気を醸し出す美しい花姿に由来するといわれます。
前向きで未来を明るく祝える意味があるガーベラは、
もちろん卒業などで離れてしまう相手に贈ることが出来ます。
花色によっても花言葉が違ってきますから
相手や自分の思いにふさわしい花色を選んでみてください。
赤いガーベラ:「神秘の愛」
ピンクのガーベラ:「崇高な愛」「思いやり」
オレンジのガーベラ:「冒険心」「我慢強さ」
黄色のガーベラ:「究極の愛」「親しみやすい」「やさしさ」
白色のガーベラ:「希望」「律儀」「純潔」
スイートピー
松田聖子さんの「赤いスイートピー」として一躍有名になったスイートピー。
つる性で香りがよく、軽やかな雰囲気が魅力的♡
春らしい赤やピンク 白や青など
明るい色彩の蝶の形をした花を咲かせる花姿は、
花が今まさに飛び立とうとする蝶を思わせます。
花言葉は「門出」「別離」「優しい思い出」
「門出」と離れてしまうという「別離」という意味もありますが、
スイートピーの切り花が豊富に流通するのは年明けから3月までと、卒業シーズンと重なることから、
卒業や就職といった人生の門出を祝う花言葉として用いられることが多いです。
ピンクのスイートピー:「繊細」
白のスイートピー:「ほのかな喜び」
黄色いスイートピー:「分別」「判断力」
紫のスイートピー:「永遠の喜び」
勿忘草(わすれなぐさ)
草丈が10~20mで花色は青やピンク、白、淡紫などロマンチックな色彩です。
ロマンチックな名前の由来ですが、
昔、美しい娘のために、この花を摘もうとした若者が川に落ちて、
娘に花を投げて「私を忘れないで」と叫びながら波間に姿を消してしまったという悲しいドイツの伝説があります。
花言葉は「私を忘れないで」「真の友情」「真の愛情」
名前も花言葉も、この伝説にちなんだものです。
勿忘草は離れてしまう相手の関係性に関わらず贈れる花といえますね。
青い勿忘草:「真実の愛」
ピンクの勿忘草:「真実の友情」
白の勿忘草:「私を忘れないで」
紫の勿忘草:「私を忘れないで」
都忘れ
都忘れは花径3~4cm、草丈30cm前後の楚々とした日本的な花。
名前の通り和の見た目を感じさせてくれる薄い紫色をしています。
花色はほかに紫紅色、濃紫色、淡青色、淡紅色、白などと
かなり豊富な色がそろっていますが、いづれも和の趣がある淡い色をしています。
花言葉は「しばしの慰め」「短い別れ」「強い意志」「また逢う日まで」
「別れ」などは場合によってはマイナスな意味ですが、
離れてしまう相手に贈るには「また逢う日まで」とあるので問題ないでしょう。
「また逢う日まで」の花言葉に寄せて、思いを伝えられなかった憧れの方や好きな方へ贈るのもいいかもです。
ストック
ストックは優しい芳香のある春の花で、
開花してる期間が長く香りも同じように続きます。
一重咲きとフリルのような八重咲きがあり、
現在は八重咲の品種が主流になっているようですね。
花色もピンク、白、オレンジ、赤紫、青紫など豊富で
穂状に咲く花はボリュームがあり、ブーケにも切り花としても人気が高い花です。
花言葉は、「愛の絆」「愛の結合」「求愛」「永遠の恋」「見つめる未来」「順風満帆」
恋人同士が駆け落ちの合図に使ったとされるストックの花。
運悪く恋人は亡くなってしまいますが、ストックの花の咲く季節には、
帽子にストックの花を挿し愛する彼女を偲んだといわれています。
このようにストックには愛に溢れた花言葉が多いので、
恋人や愛する人のプレゼントとしても喜ばれることでしょう。
お世話になったけど少し恋心も抱いていたりした先輩や同僚には、
花言葉に添えて贈ってみたい花といえます。
ピンクのストック:「ふくよかな愛情」
白のストック:「思いやり」「ひそやかな愛」
紫のストック:「おおらかな愛」
黄色のストック:「さみしい恋」
マーガレット
マーガレットは清楚な花姿と春菊のように切れ込んだ
葉の取り合わせがとても美しく、世界中で親しまれている花です。
一重の白花のほかに、ピンクや黄色、
丁子咲きや八重咲き、ポンポン咲きなど変化に富みます。
マーガレットは、花弁をちぎって、「好き、きらい、好き…」と、
心に秘めた相手の心を占う事に使われる花。
花言葉は「恋占い」
花弁は必ず奇数なので「好き」から始めると必ず「好き」でおわります♡
卒業や転勤で離れてしまう愛する人や憧れの人。
恋の行方をマーガレットに託して贈ってみてはいかがでしょう。
黄色のマーガレット:「美しい容姿」 「誠実」 「真実の愛」 「恋占い」
白のマーガレット:「誠実」 「真実の友情」 「心に秘めた愛」
ピンクのマーガレット:「真実の愛」
ニゲラ(クロタネソウ)
ニゲラは花の周囲に糸状の細かい葉や苞がつく独特なフォルムをしていて、
繊細でふわっとしたその雰囲気はとても存在感があり美しいものです。
花びらに見える部分はがく片で、本来の花びらは退化して目立たない形状です。
花言葉は「戸惑い」「夢で逢えたら」
今まで伝えたかった気持ちをせめて夢の中で逢って伝えたい… そんな切ない思いが伝わる花です。
ストレリチア(極楽鳥)
ストレリチアは花茎にとがった苞をつけ、そこからオレンジ色と紫という
エキゾチックな配色と、まるで鳥のトサカのような優雅なフォルムで豪華な印象を与える花。
まさに色鮮やかな飾り羽をもつ極楽鳥のイメージにピッタリといえます。
花言葉は「輝かしい未来」「至福の未来」
「輝かしい未来」は、鶴のように首を伸ばして期待する蘭という意で、
花姿を鶴に喩え、素晴らしい発展と成長をもたらすとされる意味や、
極楽鳥にも似ているため、明るい希望に向かって
鳥が飛び立つ姿と重ねられて付けられた花言葉といわれています。
「至福の時」は、天上の極楽に棲む美しい鳥を思わせる花の形と、エキゾチックな花姿から。
敬愛する先輩や上司、同僚などの発展をお祝いする花として華やかで豪華なストレリアを贈ってみてはいかがでしょう。
ムスカリ
ムスカリは青紫の小さな花が花茎に穂状に咲く育てやすい球根草花。
ブドウの房のように見えるユニークな形をしています。
花色は青や紫が一般的ですが、白、淡いピンク、黄などもあり、
小さな花をよく見ると、一つ一つの花はベルの形をして、とてもかわいいものです♪
花言葉は「失望」「失意」「明るい未来」「夢にかける思い」「通じ合う心」
ムスカリの花色が青や紫ということから、ヨーロッパでは
青い花を悲しみと高貴さのシンボルという捉え方をします。
一方ムスカリには「明るい未来」「夢にかける思い」「通じ合う心」など、
希望を感じる前向きな花言葉もあります。
これは、ムスカリが丈夫で誰にでも育てやすく、
控えめでどんな花にもマッチすることに由来するものと思われます。
学校や職場が変わったり、転勤や引っ越しなどで住む環境が変わっても、
どんな境遇でも生きていけるようにとの願いが伝わる花といえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。花言葉に秘めて花を選ぶのも楽しいですね。
言葉に出すよりもは自分の思いが伝わるかもしれません。
贈り物と一緒に花言葉に添えて、鉢植えや切り花などを贈ってみると良い思い出になると思います。
ちなみにどんな贈り物にしようかと迷ったら、男女問わずハンカチはどんな人へも無難な贈り物とされています。
参考にしてみてください。