クリスマスの絵本と言えば、外国のものが多いんですが、
実は日本で生まれ、長年愛され続ける絵本もあるみたいですね。
プレゼントとしてももちろん、
絵本をグリーティングカードの代わりとして使ってもおしゃれです。
小さい頃、読んだり聞いたりした大好きな本は大人になっても忘れません。
クリスマスに読んで聞かせたい 子供に贈る絵本をご紹介します。
絵本を貰った子供たちは、いつの時代もワクワクします。
そして小さい頃、読んだり聞いたりした大好きな本は一生忘れません。
子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべながら絵本を選んでいると、
こちらまで幸せな気持ちになってきますね♡
それではamazonのカスタマレビューを添えて、ご紹介しましょう。
目次
■サンタクロースっているんでしょうか?
サンタクロースって、いるんでしょうか?そんなしつもんに、ピタリと答えた人がいます。いまから90年ほど前のアメリカのニューヨーク・サンという新聞にでた社説です。この本は、その社説を訳したものです。さあ、サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?
8歳の女の子の「サンタクロースっているんでしょうか?」という質問に、
新聞社が社説として答えてくれたという100年以上前の実話。
子供だからと侮らず、真摯に答えている姿勢。信頼や想像の大切さすばらしさを語ってくれています。
美しく、気高く、輝かしい世界を見せてくれる想像力。大人にも一読の価値ある素敵な絵本です!
60歳近い新聞の論説委員が、8歳の少女の質問に真摯に暖かく答える。
本当の「大人」って、こういうことだ。
クリスマスの名文として有名になったこの文章だけれど、
筆者が明らかにされたのは死後のことだという。
1897年のこの文章が、現代にまで生きていること自体に感動した。
「そうです。サンタクロースはいるのです。」
その強い言い切りを思い出して、僕は時々、泣きそうになる。
「サンタクロースって本当にいるの?」 誰でも一度は両親に「真剣に」尋ねたのではないでしょうか。 この本は、そんな少女にある新聞記者が答えています。 「見えなくてもあるもの」の大切さを教えてくれる本です。
私の妹がまだ幼い頃、近所の子に「サンタクロールなんていないんだ!」といわれ泣いて帰ってきたときに読んであげました。妹は幼いながらも「サンタクロースはいなくてもいるんだね」とうれしそうにしていました。 結局この本はもう一冊買って妹にプレゼントしたのですが、今でも大切に持っているようです。
「サンタクロースは本当にいるの?」と子どもに尋ねられて困っている方にも、一度はサンタクロースを信じていたかつての子どもたちにもお薦めです。
■子うさぎましろのお話
主人公は北国に住む白うさぎの子です。
ましろはサンタクロースのおじいさんから、真っ先にプレゼントをもらったのに、
もっと何かほしくなりました。
そこで、からだをすみで黒く塗って別のうさぎになりすまし、
プレゼントをもらいに行きます。
サンタクロースは、ましろと承知の上で、袋の底に残っていた一粒の種をくれました。
大喜びのましろでしたが、もとの白うさぎにもどろうとすると
からだに塗ったすみがどうしても取れません。
うそをついてもらった種をお返ししようと、ましろは雪を掘り始め・・・
嘘だとわかっていても、やさしい対応をするサンタさん。
ましろの成長で心が温まる絵本です。
子供のころ母が何度も何度も読んでくれました。「花さき山、てぶくろを買いに、わにのバンボ」私の大好きな思い出の本の1冊です。ウソをついたて家に帰れない子ウサギましろの気持ちが、今でも胸にチクチク、ドキドキ、のこっていて、幼いころの、自分のついたウソや、わがままな気持ちを思い出します。
小さい子どもの心の動きがとてもわかりやすく、書かれています。
ふとしたはずみで、ちょっと悪いことをして、あとで後悔して・・・
でもまた、新たな気持ちでやり直せる、大丈夫なのよと
後押ししてくれる、暖かい本です。
■クリスマス・イヴ
20世紀のアメリカを代表する絵本作家でありながら、42才の若さでこの世を去ったマーガレット・ワイズ・ブラウン。彼女の遺作に、イタリアの舞台美術家出身のベニ・モントレソールが絵をつけた、静かで美しいクリスマスの絵本です。
みんなが眠りについた静かな夜。降りしきる雪の中、気持ちが高ぶって眠れない4人の子どもたちは、
そっとベッドを抜け出して、小さな冒険に出かけます。
クリスマスツリーに触れて願い事をしようというのです。
足音を忍ばせ階下へ降りた子どもたちは、そこに美しく輝くクリスマスツリーを見つけました。
子どもたちの胸の高鳴り、まだ暖かさの残る暖炉、もみの木の香、
そして大人たちの歌うクリスマス・キャロル
五感の全てに訴えるような文章と独特で思いがけない色使いの絵からは、
古きよき時代のアメリカの厳かな聖夜の様子が伝わってきます。
クリスマスはプレゼントをもらえる日だと勘違いしている日本の子どもたちに、ぜひ贈りたい絵本です。
3歳の子どものために買いました。カラーはほとんどオレンジと白黒のみですが、子どもは大好きで何度も読んでと言ってきます。クリスマスを待つ子どもの楽しみな気持ちを表している本です。
日本ではお馴染みの赤や緑や金色は一切使われていない。
オレンジ色をベースに淡々と描かれたイラストが、
静かでおごそかな夜を一層引き立てているように思える。
♪Silent Night♪の歌声が本当に聞こえてきそうだ。
■もりのおくのおちゃかいへ
雪の朝、おばあちゃんの家へケーキを届けに出かけたキッコちゃんは、
転んでケーキをつぶしてしまいます。
お父さんの姿を見失い、あわてて追いかけた森の中で不思議な館を見つけます。
ひつじの子に誘われ、案内された館ではたくさんの動物たちがお茶会を開いていました。
楽しい時間を過ごすうちに、つぶれてしまったケーキを思い出して悲しい気持ちに。すると……
木炭によるモノクロームの画面は、デビュー作「たいふうがくる」と同じですが、
今回はより積極的に色が使われていますね。例えば、おばあちゃんの家へ向かう
女の子の帽子と手袋は赤。んっ、途中オオカミに後をつけられるんじゃ・・・
なんて心配は無用でした。途中で出会ったのは親切な動物たちで、みんなから
女の子に送られたものには、おおおっ となりました。
ここでも色が劇的な演出となっています。確かな描写によるリアリティと
相まって、本当に夢をみたかのような読後感を味わえました。
モノクロームの中に浮かび上がる効果的な色彩。女の子や動物たちのかわいらしさ。
とにかく絵が素晴らしい一冊です。
しかし、動物たちのお茶会のページの可愛らしさ!
アングルなども非常に凝っていて素敵です。
とくにまん丸な眼でこちらを見つめるうさぎのシーンはため息ものの可愛らしさ!
ケーキを取り分けるシーンは、つやつやとしていて本当に美味しそう。
■ぶたたぬききつねねこ
子供の大好きなしりとりの絵本です。
子供たちが集まるクリスマス会などで読んであげれば、盛り上がる事まちがいありません。
「おひさま まど どあ、あほうどり、りんご、ごりら、らっぱ…」
と続いていく言葉に合わせ、漫画家の著者による達者な絵が、
次々に描かれていきます。
ストーリーはないのですが、「次はなに?次は?」とワクワクしながらページをめくっていくと
思いがけない展開に場面がつながっていき、子供たちも大喜!
最後は、ぶた たぬき きつね ねこの4人組にしろくまも加わり・・・
「ことばあそび」のはじまりです。言葉が少ないので、赤ちゃんの頃から読んであげられ、2・3歳ですっかり覚えて、「しりとり」がお風呂の定番になりました。しばらくは、本棚の隅のほうにあるのですが、字を覚えた頃また開いて「自分で読めるョ!」と自慢げに読んで見せてくれたりしました。はやりすたりのない、おすすめの一冊です。
息子が「こぶたぬきつねこ」の歌を歌ってあげると喜ぶので、生後7か月のころに買いました。
しりとり遊びの本なのですが、ゆる~い絵とともにくすっと笑えます。
息子のお気に入りで、寝る前に「ぶぅ、ぶぅ」と言って読んでくれとよくせがまれました。
ある日、車で息子と二人で実家に帰るときの事。
高速道路走行中に泣き出してしまったので私が運転しながらこの本のしりとりを最初から暗唱したら、なんと泣きやんで寝ていました・・・
しりとり遊びの本ながらストーリー性があるので、赤ちゃんなりに頭の中にストーリーが浮かんだのかもしれません。
そんな本です。
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まとめ
本離れが加速してる昨今、世界の子供たちに愛されてる人気の本を、日本の子供たちにもぜひ読んでいただきたい!ピュアだった遠い子供の頃の記憶がよみがえり、レビューを見てるだけで感動する大人でも泣けるクリスマス本… 静かにクリスマスに読み聞かせてあげてください。