今年話題の食材「チアシード」。チアシードは多くの豊富な栄養素が含まれているスーパーフードと言われています。チアシードの効果や取り方について、さらには副作用についても調べてみました。
目次
■チアシードって?
チアシードはゴマの形に似てますが、
ミントの一種で「サルビア・イスパニカ」という植物の種です。
アルゼンチンやボリビア、オーストラリアなどで栽培されています。
大きさは一粒わずか2mmほどで、黒と白のチアシードがあります。
成分はほとんど変わらないようですが、
吸水率や耐熱率などで、多少の違いはあるようです。
チアシードはそのまま食べることもできますが、
水につけると、種の周りをグルコマンナンという
ジェル状の植物繊維が覆って約10倍に膨らみます。
豊富な栄養素が取れるうえ、満腹感も得られるということで
美容やダイエット、老化予防にもいいと言われています。
■チアシードの効果は?
チアシードには、植物繊維やオメガ3脂肪酸を含む脂質、
カルシウム、カリウム、マグネシウム、必須アミノ酸などが豊富に含まれています。
チアシード大さじ1杯に含まれる植物繊維は、
小さめのレタス1玉分にも相当し、
これだけで、1日の植物繊維の3分の1を取ることができます。
また、健康を維持するためには、オメガ3脂肪酸を1日約2g取るのがいいとされていますが、
チアシードを大さじ1杯とることで摂取可能。
オメガ3脂肪酸には、肌の保湿に欠かせない“セラミド”を作る効果もあり、
ミネラルも多く、しかも、大さじ1杯で、カロリーはたった50キロカロリーです。
チアシードが女性に愛される理由がここにあります。
乾燥しがちなこれからの季節、
美容と健康にチアシードはうってつけの食材といえるでしょう。
■チアシードの副作用は?
チアシードの副作用についても調べてみました。
チアシードは天然食材なので、
ほとんど副作用はないと言われています。
しかし、蕎麦、卵、果物、大豆 など、
多種にわたりアレルギーはありますよね。
やはり、チアシードでも
下痢になったり、
おならが異常に出たり…
反対にお通じを期待してたのに、
それほどの効果を感じなかった方など。
アレルギーがあったり、体質的に合わないなど、
チアシードが向いてないという人は確かにいらっしゃいました。
試してみて、少しでも不安や不調がある場合などは、
量を加減したり、しばらく様子を見たり中止するなど、ご自分の判断が必要になってきます。
ただ、心臓病や脳梗塞の危険性を減らすための「抗凝血剤」や
高血圧症などの治療のための「血圧降下剤」など、
一緒に服用すべきでない薬もあります。
お薬を飲まれてる方は、
事前にかかりつけのお医者さんや栄養士さんに相談することをお勧めします。
■チアシードのふやかし方は?
ふやかし方ですが、大さじ1杯に対して、水100mlに20分~30分漬けておきます。
多めにふやかしたチアシードは、
瓶などの密閉容器に入れて保存しておくといいでしょう。
冷蔵庫で3日間は保存できます。
一日の摂取量は大さじ1杯(約12g)が目安です。
■チアシードの簡単レシピ
チアシードは無味無臭でプチプチした食感が楽しめます。
ドレッシングに混ぜたり、スープに入れたりするだけで
栄養満点な料理になります。
マグロのユッケ風
<材料 2人分>
マグロの刺身…150g
大葉…2枚
ミョウガ…1個
<調味料A>
みりん…小さじ1
ハチミツ…小さじ2分の1
コチュジャン…小さじ2分の1
こしょう…少々
白ごま…小さじ1
ふやかしたチアシード…大さじ1強
<作り方>
1、マグロの刺身は一口サイズに、大葉とミョウガは千切りにする
2、ボウルにAの調味料と白ごまを合わせ、マグロの刺身、チアシードを合わせる
3、器に盛りつけ、大葉とミョウガをトッピングでのせる。
カット苺のサワージュース
<材料 1人分>
イチゴ…2個
炭酸水…160ml
ざくろ酢…40ml
ふやかしたチアシード…大さじ1強
<作り方>
1、イチゴを縦に4つに切る
2、炭酸水とザクロ酢を合わせて混ぜる
3、2にチアシードを加えてグラスに注ぎ、イチゴを加える
いかがでしたか?
チアシードは一度ふやかしておくと、簡単に調理できるようで
美容と健康にもチアシード、なかなかいいようです。
まとめ
チアシードは、簡単な上に腹持ちがいいので、ダイエットにも効果があるみたいですね。
忙しい朝も、野菜ジュースに入れたり、ヨーグルトに入れたりと大活躍の食材です。
生命維持には、チアシードと水があれば足りる!とまで例えられるんだとか…興味があるかたは一度お試しあれ♪