キスは、アレルギー症状の改善に有効であることが証明され、科学研究などに贈られる「イグ・ノーベル賞」が大阪府の開業医・木俣肇院長に授与されました。キスによって分泌が促される脳内物質「オキシトシン」の様々な効果が明らかになり、毎日のキス活で、寿命も収入もアップするんだとか。キスの効果効能についてまとめてみました。
目次
■脳内物質オキシトシンとは?
オキシトシンとは、母乳分泌や子宮を収縮させ、分娩を施すホルモンです。
最近では、愛情や信頼関係を高める効果もあることが分かっています。
キスをすることで、人間関係がうまくいくようになり、
ストレスを和らげリラックスさせるのに効果的と言われています。
■キスの効果
キスは美容にイイ
キスやハグをすると、オキシトシンと一緒に、βエンドルフィン、エストロゲンといったホルモンが
多く分泌されます。
βエンドルフィンは、脳をリラックスさせて、イライラを鎮める作用があります。
エストロゲンは女性ホルモンの代表格ともいえ、美肌や美髪を保ってくれます。
また、オキシトシンの増加にはダイエット効果もあり
体脂肪の燃焼も促進され、過剰な食欲も抑制されるようです。
キスによって、分泌されるホルモンのおかげで、
若々しさを維持できちゃうんです。
凄いですね~オキシトシン
キスは健康にイイ
アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎の患者数十人に、
恋人や配偶者と30分キスをしてもらった結果、
ダニやスギ花粉に対する皮膚のアレルギー反応が、
キスをする前に比べ、減弱することがわかりましたよ。
この研究を行ったのが、
「イグ・ノーベル賞」を受賞された、アレルギー科の木俣肇院長です。
「行ってらっしゃい」のキスをしてから、出勤するカップルの方が
そうでないカップルに比べて、
欠勤率、交通事故にあう確率も低いということ!
更には、収入も25%も高く、
寿命も平均5年長くなるんだそうな。。。
唾液を通じて菌が交換され、
免疫力がアップするためだと言われていますが、
毎日のキス活で、
寿命も収入もアップ、しかも美容にもいいなんて~~
キス活バンザーイ ٩(ˊᗜˋ*)و
■オキシトシンと自閉症
オキシトシンは人と人との関係性に深くかかわるホルモンだということがわかりました。
一方、人と人との関係性の障害で問題になるのが自閉症ですよね。
「自閉症スペクトラム障害」は、人口の100人に1人以上の割合で起きる発達障害で、
表情や声色から相手の気持ちを汲み取るなどが困難なため、
円滑な対人コミュニケーションを取ることができません。
オキシトシンが自閉症を改善するという可能性について
東京大学の研究チームが発表しています。
研究では、東京大学医学部附属病院の40名の自閉症スペクトラム障害の成年男性に対して、
オキシトシンをスプレーで鼻に噴霧して対人反応を検証し、
表情や声色を活用して相手の友好性を判断する行動が増える結果になったそうです。
オキシトシンは、夫婦間や母子間の絆を深めるホルモンとして知られていましたが、
新たに、医療の分野では、
対人コミュニケーション障害の改善に役立てる研究が進められているんだそうです。
希望の光、オキシトシン。
ぜひ成功してほしいですね。
参考サイト:http://www.jst.go.jp/pr/announce/20131219/
まとめ
日本人はキスが苦手のようで、1年以上夫婦でキスしてない人が43%もいるんだそうです。キスには美容と健康、そして収入もアップの良い効果があるということが分かりましたね。今日から皆さんキス活しましょう ((o(´∀`)o))