カードローンとは?銀行系 消費者金融系 信販系の金利の比較と注意点


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年末年始は何かと物入りな時期です。
まとまった出費や生活費の補てんをカードローンで補う人が増えるといわれています。
あまりに簡単にATMでお金を引き出せるため、翌月の請求明細書を見て
驚く方も多いんじゃないでしょうか。

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クレジットカードとかカードローンとか、似たような名前が多く
よくわからない人も多いと思います。

その違いや使い方など、簡単ですがご紹介しますね。
 

■カードローンとは

カードローンは基本的に、使い道が自由な個人向け融資です。
大きく分けて、3種類あります。

1)大手銀行やネット銀行などが提携する銀行系
2)アコム、プロミス などの消費者金融系
3)クレジット会社が扱う信販系

〔銀行系〕

  • 融資会社…大手銀行、地銀、ネット銀行など
  • 特徴…総量規制の対象外。融資限度額が高め。審査が比較的厳しい
  • 金利(例)…年4.0%~14.5% (三井住友銀行)
  • 融資額(例)…最高800万円(同上)

 

〔消費者金融系〕

  • 融資会社…アコム、プロミス、アイフルなど貸金業者
  • 特徴…総量規制の対象(融資は年収の3分の1が限度)
  • 金利(例)…年4.5%~17.5% (プロミス)
  • 融資額(例)…最高500万円(同上)

 

〔信販系〕

  • 融資会社…オリコ、クレディセゾンなど信販会社
  • 特徴…総量規制の対象(融資は年収の3分の1が限度) 実店舗がない
  • 金利(例)…年4.5%~18.0% (オリコ)
  • 融資額(例)…最高500万円(同上)

 
クレジットカードとカードローンの違いは、
ショッピング機能があるかないか です。

クレジットカードは、ショッピング機能がありますが、利率が高いです。
楽天カードやOMCカード、ファミマTカードなど、
物を購入した時などに、クレジットカードを持っていれば、
商品代金を現金で支払わなくてもカードで支払うことが出来ます。

クレジットカードは、現金を借りるためのカードではなく、
商品の購入代金をカードで支払う為のカードということになります。

しかし、今では現金も借りれる範囲で利用できるというような
キャッシング機能付きのクレジットカードが大半となっています。

カードローンはお金を借りることが目的なんで、
ショッピング機能はなく、利率もクレジットカードより低いです。

住宅ローンとか車のローン、教育ローンなどがこれに当たります。

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■カードを作るには

社会人になったら、一枚は欲しいのがカードですよね。

カードは、不意の出費やお買い物で現金が足らない時など、
やはり、一枚あると便利ですよね。

カードを作ってない人は、
一枚は持っていた方が何かと役に立つと思います。

カードの選び方や作り方、賢い使い方については、
以下の記事が参考になるかと思います。

 → ネットショッピングで月1万円節約できる訳!!

 
申し込み方法は、ほとんどどこも変わりません。

職業や年収を申告し、必要な書類をそろえて申し込みします。
必要な書類は、本人を確認する為の証明書です。

・運転免許証
・住民票
・パスポート
・印鑑証明書
・各種健康保険証
・各種年金手帳
・各種福祉手帳
・外国人登録原票記載事項証明証

上記の各種証明証により申し込みをされた方の名前、住所、生年月日、
全ての情報が確認できる最新の状態のものを用意します。

ただし、申し込みの金額や用途目的によって、
給料明細や源泉徴収票・所得証明、資金使途の証明できる書類が必要になる場合があります。

返済能力があるかなど、所定の審査に通れば、カードが発行されます。

ATMでお金を引き出したり、
インターネット取引で、指定口座に入金して利用するものが一般的です。

担保や保証人は原則不要で、
主婦や学生でも借りられるものもあります。

なるべく、ショッピング機能付きのクレジットカード
使いやすく、一般サラリーマン、主婦やOLにはいかもしれませんね。

 

■銀行系カードローンの甘い罠

銀行系カードローンは総量規制対象外です。
「総量規制」とは、改正貸金業法で、
個人が消費者金融などの貸金業者から借りられる上限を年収の3分の1に定めた「枠」のこと。

多くの貸金業者から身の丈以上の借金をし、
返済に窮するものが多く出た為の多重債務問題を受けた措置です。

銀行系カードローンは総量規制対象外なので、
限度額800万円~1000万円など、高額なローンを提供しているところもあります。

大手メガバンクといえども、貸金業です。

法人向けの貸し出しが伸び悩む中、
個人向け融資を伸ばすための戦略商品というわけです。
カードローン販売には積極的に係ってきます。

銀行系カードだからと安心してはいけませんよ。

 

■カードローンの注意点

カードローンは手軽なだけに注意が必要です。

例えば、50万円を金利年14%で借り、毎月1万円の返済の場合、
完済までには76ヵ月かかります。約6年半です。

支払総額は約75万円。
利息は約25万円もつき、恐ろしくなります。

繰り返し借りれば、利息は膨らみ、元金はなかなか減りません。
家計を圧迫し、返済のために又、カードローンを借りるという自転車操業に陥ります。

安易にカードローンを借りて返済に行き詰まらないように
計画的に利用することが求められます。

銀行やコンビニのATMで手軽に借りれるカードローン!、
借りるのも、返すのも ラクラク簡単 便利 のうたい文句に気をつけましょう。

まとめ

なんだか、カードは一枚は持ってた方がいいですよ~とか、カードは怖いですよ~とか 一体どっちなの?って迷いますよね。
カードは、社会人なら一枚はもっていたい便利なツール。ショッピングで主に使うのであればクレジットカードで、その代わりまとまったお金が必要なら、カードローンで と目的に合ったカードを選び、計画性をもって、借りすぎに注意するといいと思います。賢い使い方で楽しく生活に生かせるようにしたいものですね。

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