家具は材質や素材でずいぶん違って見えますが、一つ一つのお手入れの方法も、素材によって異なります。
普段から、家にあるものでチョコチョコお掃除しておくと、いつまでもきれいな姿で使えます。今回はその小技を紹介します。
目次
■革張り家具のお手入れ
皮製品は、高級感があっていいですが、
お手入れしないでいると、革の色あせや ヒビ割れで劣化してしまいます。
また、皮製品は水気を嫌いますから、水やジュース、お茶などをこぼしたら、
皮の中にしみこむ前に、速やかにふき取ってください。
ソファー
革張りのソファの汚れやシミは、食パンの適度な水分で取れます。
食パンの耳以外、柔らかい白い部分で優しくこすります。
ゴシゴシ強くこすらないのがポイントです。
次は、バナナの皮でツヤを出しましょう。
バナナの皮には、本川のツヤのもととなるタンニンが含まれています。
掃除機で優しく隅々のホコリを取ったあとに、バナナの皮の裏側で全体を乾拭きします。
■木製家具のお手入れ
材質によっては色落ちや変色する場合もありますので、
目立たない部分で試してから全体をお掃除してください。
白木
塗装してある白木の家具は薄めた洗剤で拭き、その後水拭きして乾拭きします。
塗装なしは乾拭きのみです。
デコラ
基本は水拭きと乾拭きです。
目立つ汚れは漂白剤とクレンザーを水で薄めて拭きます。
籐
網目のほこりを掃除機で吸い取って、
水拭きして、その後乾拭きします。
■テーブルの輪じみの取り方
うっかり付けてしまったテーブルの輪じみ。嫌ですよね~。
輪ジミがきれいに取れる方法をご紹介します。
材質によっては色落ちや変色する場合もありますので、
目立たない部分で試してから全体をお掃除してください。
大理石テーブル
布にレモン汁と塩を付けて輪ジミ部分を磨きます。
漆塗りテーブル
布にアルコールをたっぷりしみこませて、
輪ジミの外から内側に向かって拭きます。消えます。
ニス塗りテーブル
柔らかい布にマヨネーズをしみこませて優しく拭きます。
輪ジミがみるみる消えてゆきます。
ラッカー塗りテーブル
水を湿らせた布にたばこの灰をつけて、シミの部分をこすります。
仕上げに固く絞った布で拭きとれば、塗料のラッカーがはがれることなく、
輪ジミ跡がきれいに取れます。
■家電製品のお手入れ
電化製品に、直接スプレーすると故障の原因になりますから、
布につけて軽くふき取る程度にするといいでしょう
ピアノ
鍵盤の黄ばみは水とアルコールを1:1で混ぜ、
ガーゼにつけて拭きます。
電話
筆(布でもいい)にエタノールをしみこませてサッと拭きます。
リモコン
輪ゴムを結んでリモコンの表面を転がすだけで
汚れが取れます。
テレビ
TVはよくホコリがつきますね。ホコリが付く原因は静電気です。
柔軟剤は静電気を防いでくれます。
柔軟剤で絞った布で拭いて水拭きしてください。
その後、乾拭きします。
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まとめ
家具のお手入れは素材によってお手入れの方法も違ってきます。材質によっては色落ちや変色する場合もありますので、目立たない部分で試してから全体をお掃除してくださいね。電化製品に、直接スプレーすると故障の原因になりますから、布につけて軽くふき取る程度にするといいでしょう。家にある食材や道具で簡単にお手入れできますので、やってみてください。