身体のあちこちに、ポッコリついた脂肪。
どうしても40代以降になると代謝が落ちて体が丸くなってくるようです。
しかも女性は男性の内臓脂肪と違って皮下脂肪が中心。
今回のテーマは皮下脂肪とは!なぜ皮下脂肪は増えていくのか、そしてその対策についてです。
目次
■皮下脂肪って何?
皮下脂肪は体の上からつまめるお肉のこと。
分かりやすいのは、お腹をつまんだときにあるのがコレです。
皮下脂肪は、食べすぎたり運動不足になるとエネルギー(糖)が体内で余ることになり
使われずに行先の無くなったエネルギー(糖)は脂肪にすり替わり、
着々と皮下脂肪として溜まっていくことになります。
内臓の周りに付く内臓脂肪はメタボ体系の男性に多いのに対し、
女性は皮下脂肪が付きやすく洋ナシ型に。
皮下脂肪は目に見える割にリスクは少ないようですが
内臓脂肪は隠れ肥満として結構リスクがあるみたい。
男性に多いとされる内臓脂肪ですが
女性も閉経後は皮下脂肪から内臓脂肪へと変わるので注意が必要です。
それにしても、油断すると皮下脂肪ってドンドン増えちゃう (*/□\*)
人間の体には必要な脂肪だけれど、
こうも簡単に増えちゃうと、やっぱり悪者に見えたりします。
内臓脂肪や皮下脂肪など、身体に付いた脂肪は、
本来エネルギーとして使うための蓄電池といわれています。
内臓脂肪は食事からできるだけ多くエネルギーを溜め込み、
次に食事を摂るまでエネルギーが切れないようにします。
皮下脂肪は常に一定量の脂肪を溜め込んでおくことで寒さをしのぎ、
女性では出産時に備えておく役割を果たします。
必要な時に素早く使えるように体の中心に溜まりやすくため、
お腹やお尻につきやすいんです。
そういうことで体の脂肪には
それぞれキチンと役割があるということのようです。
ただ、使われずに余ってしまった脂肪が
内臓脂肪や皮下脂肪になって身体に溜まっていくのが問題なのです。
しかも、落ちやすい内臓脂肪に対し、
皮下脂肪は一度付いたら落ちにくいといわれてます。
■女性が皮下脂肪が増えるわけは?
女性らしさを作る女性ホルモンの「エストロゲン」の影響で
女性は男性より皮下脂肪が増えやすくなっています。
若い時は代謝がいいので、脂肪はちゃんとエネルギーとして使われていますが
30~40代で代謝が低下してくると、一気に脂肪が増え体が丸くなっていきます。
特に主婦は、自分よりも夫や子供のメニューが優先になり、
夫が食べたい肉のおかず、子供が食べたいハンバーグやオムライスと
食事は高脂肪で高カロリーになり、肥満スパイラルに陥っていくことに……
更に、子供の食べ残しを「もったいない」といって
食べて片付けるという行為も、皮下脂肪を増やす原因になっています (^_^;)
このように代謝のダウンと毎日の生活習慣の中で、
どうしても脂肪が増えやすく落ちにくい体になっていくわけなのです。
女性に多い皮下脂肪。
皮下脂肪は女性ホルモンが減る50代からは、内臓脂肪へと変わっていくので
早い段階で対処する必要があります。
■皮下脂肪を落とすにはどうすればいい?
これから紹介するテクニックで皮下脂肪を集中して落とすように
チャレンジしてみてください。
1、脂肪の素を作らない
ごはんや麺、パンなどの炭水化物の摂取が多すぎると
糖が余ってそのまま脂肪になります。
完全に抜くとエネルギー不足になるので、
今より少し少なめに食べることを心がけて行くようにします。
2、筋力をつける
何もしないとドンドン筋力が低下します。
エスカレーターをやめて階段を使うなど、
日常で体を動かすことを意識して生活するようにします。
特に脚やお腹の大きな筋力をキープすると
基礎代謝が上がり脂肪が付きにくくなるといわれています。
3、タンパク質を多めに摂る
ダイエットに大切な筋肉を減らさないために、
魚や肉、卵などのタンパク質を含んだ料理を毎日食べましょう。
良質なタンパク質をチャージすれば、脂肪を溜めにくく付いても燃える体質になります。
4、家じゅうの鏡でチェック!脂肪刺激で痩せやすい体に
内臓脂肪と違い、皮下脂肪は指でつかめる脂肪です。
手でつかんで常に鏡で体型をチェックをするようにするといいですよ。
芸能人は、家の中にたくさんの鏡を置いて
常に自分の姿を映すことで、美を保っているといいます。
自分の全身を目で見て脳にすり込むことで痩せる意識もアップしますよね٩(ˊᗜˋ*)و
また、マッサージなどで脂肪を刺激するのも効果的です。
以上!皮下脂肪って何!増える理由と溜まった脂肪を落とす方法は?でした。
まとめ
皮下脂肪は、体の上から指でつまめるお肉のこと。常に一定量の脂肪を溜め込んでおくことで寒さをしのぎ、女性では出産時に備えておく役割を果たします。脂肪はイザというときの予備燃料。なくてはならない脂肪もたまりすぎると命に係わる内臓脂肪へと移行します。早めに対処しておいた方がいいですね (=゜ω゜)